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競馬サロン

調教ライター 西村武輝

2024/05/16 15:35

平安ステークス2024 【調教】全16頭調教診断レポート【重賞深掘りPROJECT】

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2024年4月「競馬をより深く楽しんでいただく」ため新たなPROJECTがスタート!
その名も「重賞深掘りPROJECT」。

重賞のことなら「ここを見れば完璧!」と言っていただける『重賞コーナー』に育てていくことを目指します!
『重賞深掘りPROJECT』では血統、DATA、馬体、追い切り、情報の5大ファクターを中心にその道のプロが各重賞の最終結論まで導き出していきます。

『重賞深掘りPROJECT』深掘り隊の今後の活躍にどうぞご期待ください!

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【競馬サロン】読者の皆さん、こんにちは。

調教ライター・西村武輝です。

今週土曜は京都で古馬ダートの重賞「平安S」が行われます。

ダートである程度距離がある重賞ですから、見た目の単純な速さより揉まれて怯まない気持ちの強さ、そして追ってバテないスタミナ面を稽古でしっかり底上げして欲しい。そういう傾向のある一戦だと思います。

まずはシンプルに調整過程と動きの部分での気配評価、採点を行った以下のレポートをご確認ください。

週末には「調教診断」を軸として調教ライター・西村武輝の「印・見解・買い目」を公開する重賞の最終結論コラムもお届けいたします。こちらもどうぞご期待ください。

それでは「平安S」全頭追い切り診断となります。


●5月18日 平安S(GIII、京都、ダ1900m)

■ヴィクティファルス 池添師騎乗 栗東坂路単走 前向きな雰囲気で登坂し、ラストは機敏に手前を替えてもうひと伸びした。1週前のCW追いではいい折り合いから鋭く伸びていたし、案外だった前走からの変わり身は十分ありそう。【7】

■オーロイプラータ 鮫島駿騎手騎乗 栗東CW単走 どうにもズブくラストは鞍上がグイグイ仕掛けてなんとか伸びるといった感じ。それでも単走とすればまずまず気持ちは乗っていた。まだ良化の余地は感じるが、ひとまず走れる状態。【6】

■カフジオクタゴン 助手騎乗 栗東坂路単走 中1週なので確認程度の調整。まだ手前の変換にモタつくなどの場面はあったが、ラストは力強い踏み込みから加速ラップで締めくくれていた。脚元不安からの長期休養明けを1回使われ、着実に前進。【6】

■クリノドラゴン 田口騎手騎乗 栗東CW単走 終い重点で鞍上が反応を確かめる程度の内容。一定の素軽さはあるが、体の躍動感がいまひとつで手応えほど伸び切れなかった。なにかしら精神的に引っ掛かる部分を抱えているのかも。変わり身は強調しづらい。【5】

■グロリアムンディ 幸騎手騎乗 栗東CW併せ馬 2頭を追走する併せ馬。最内に潜り込んで手応え圧倒で併走。軽快に加速し1頭と併入、1頭には遅れたがオーバーワークを避けたもので懸念視は不要だろう。中間の攻めは意欲的で体調面はすこぶる良好か。好仕上がり。【7】

■サンデーファンデー 助手騎乗 栗東坂路併せ馬 古馬1勝クラスと併走。手応えは完全に劣勢だったが、そこまで稽古駆けしない馬なので問題ないだろう。中1週でもしっかり負荷を掛けたこと自体は評価していい。大型馬が休み明けを使われ順当に良化。【6】

■スレイマン 助手騎乗 栗東坂路単走 終い重点の内容。やや左トモが流れ気味ながら、一定の力強さを保って駆け抜けた。前走の反動は少なからずありそうだが、極端なデキ落ちはなくこの馬なりに順調。【6】

■ゼットリアン 助手騎乗 栗東坂路単走 中1週を考慮し、坂路で流す程度の内容。終いは失速ラップも極端に止まってはおらず、素軽さも維持できていた。2か月半ぶりを使われた分の上積みは見込める。【6】

■テンカハル 助手騎乗 栗東CW併せ馬 3歳1勝クラスを先導する内容。ややテンションが高く、ラストもギアが上がり切らずにあっさり抜かれての遅れ入線に終わっている。それでも一定の素軽さはあったし、いかにも急仕上げだった前走よりはいい状態か。【6】

■ハギノアレグリアス 岩田望騎手騎乗 栗東坂路単走 先週併せ馬で強い負荷を掛けたのが実質の最終追い。今週は鞍上との意思疎通を深めることに専念したような内容だった。まとまりのあるフォームから、力強い脚捌きを見せ登坂。ジワッとではあるが加速ラップで駆け抜けた。本数は申し分なく、高いレベルで安定。【7】

■バハルダール 水口騎手騎乗 栗東坂路単走 前向きさにあふれた雰囲気で登坂。走りのバランスも上々で、ラストは仕掛けに応えて2Fを24秒9(強め)でまとめた。4F全体51秒7は自己ベストを大幅に更新する数字。テンション面でどうかも、体調は絶好の域にあるのでは。【8】

■ハピ 菱田騎手騎乗 栗東CW単走 1週前にある程度の負荷を掛けており、今週はリラックスして走らせることに主眼を置いたような内容だった。時計は平凡ながら、ラストは首をリズミカルに使い柔軟な脚捌きを披露。天皇賞・春で競走を中止した影響はほとんど感じさせず、持てる力をフルに出せそうだ。【7】

■ミッキーヌチバナ 太宰騎手騎乗 栗東ポリ併せ馬 いつも通り、ポリで外目をリラックスして走らせる最終調整。併走した3歳1勝馬に合わせるように併入とした。ギアチェンジはスムーズで、いかにも精神面で充実していそうな雰囲気。高いレベルで安定している。【7】

■ミトノオー 木幡巧騎手騎乗 美浦ウッド併せ馬 2頭を追走し、直線では最内へ進路を取る。仕掛けられての反応にやや鈍さはあったが、ギアが入ってからは力強く伸びてそれぞれと併入とした。輸送を考慮してかそこまで攻め込んでいないあたりがどうかも、悪くない状態。【6】

■メイショウフンジン 酒井騎手騎乗 栗東坂路併せ馬 “西園軍団”を周囲に置き、ピタッと体は並べないまでも終始気持ちを維持させる内容。稽古駆けしない馬なりにラストで切れ負けはしたが、4F52秒7(一杯)は自己ベスト更新の数字だ。前走時のいい状態を引き続きキープ。【7】

■メイプルリッジ 助手騎乗 美浦坂路併せ馬 メイSに出走するレインフロムヘヴンと最終スパーリング。ラストは芝馬との切れ味の違いで半馬身遅れをとったものの、手応えは若干優勢で気持ちを切らさずしっかり食らいつけていた。約半年ぶりの前走で快勝した反動は感じられず、高値で安定。【7】


<追い切り評価>は最終追いを含めた中間の調整全体の総合評価となり、10段階評価(10が最高、1が最低)です。

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