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競馬サロン

馬体アナリスト 伊藤

2024/05/10 19:41

京王杯スプリングカップ2024 最終結論【馬体】四拍子揃った◎が本命【重賞深掘りPROJECT】

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2024年4月「競馬をより深く楽しんでいただく」ため新たなPROJECTがスタート!
その名も「重賞深掘りPROJECT」。
重賞のことなら「ここを見れば完璧!」と言っていただける『重賞コーナー』に育てていくことを目指します!

=新PROJECT発足のご挨拶=
このPROJECTのプロモーター「ブッシー」からのご挨拶です。

【重賞深掘りプロジェクト】始動のご挨拶
https://uma-jin.net/new/salon/salon_detail/17517/0/109

《馬体アナリスト 伊藤のプロフィール》
競馬業界歴は20年。競馬専門紙を経て「重賞深掘りプロジェクト」重賞深掘り隊の第一期メンバーに選抜された馬体アナリスト 伊藤です。馬の馬体に惚れ込み馬体重視の予想を展開。現在は南関東の重賞開催日を中心にプレスとして出入りしています。

《馬体アナリスト 伊藤の最新動画》
【ヴィクトリアマイル 2024|馬体診断】デキ調子とも◎な8番人気馬を「穴馬」の1頭に指名! 馬体アナリストが馬体から導き出した馬体注目馬とは!?


《京王杯SCの馬柱》


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競馬サロン読者の皆さん、こんばんは。
「重賞深掘りプロジェクト」重賞深掘り隊の第一期メンバー・馬体アナリストの伊藤です。

先週の競馬開催は土日とも大暴れすることができました。

完全に軌道に乗れたと自負していますが、皆さんへ誤解のないように申し上げると私は毎回高配当を狙うホームランバッターではありません。

馬体というファクターを重視し、基本はコツコツ当てたいタイプです。そのコツコツの中に高配当があれば最高ですね。

それでは土曜重賞・京王杯SCの予想を進めていきます。

ここまでの予想コラムで述べた内容と重なり恐縮ですが、私の重賞の予想方法は

(1)過去好走馬の馬体分析
(2)馬体以外で重視すべきファクターの選定
(3)出走有力馬の馬体分析
(4)総合的に判断した印と想定人気を考慮した買い目並びに点数の決定


以上です。

まず過去好走馬の馬体分析ですが、本重賞は過去好走馬の馬体に偏りが見られるレースと考えていいでしょう。

2017年 1着 レッドファルクス
2019年 1着 タワーオブロンドン
2023年 1着 レッドモンレーヴ

上記3頭が分かりやすい例ですが

・マイルより短い距離が向くフォルム
・腹袋が大きいパワーに優れる馬体


という特徴が見られました。

距離適性は馬体バランス、クビの長さ、胴の長さ、四肢の長さから推測することが可能です。

参考までに典型的な短距離馬の馬体写真を掲載します。



とりわけ胴の長さ以上に重視すべきなのが「四肢の長さ」ですね。

胴が長くても四肢が短いと距離はもちません。

一昔前のサウスヴィグラス産駒が分かりやすい例で、胴長で四肢の短いフォルムが産駒の特徴でした。

大きな腹袋はパワーに優れる馬に見られる特徴で、最近の活躍馬だとタイトルホルダーやディープボンドが分かりやすい例です。

京王杯SCの過去好走馬に話を戻すと、マイラーという見た目より1400mまで対応可能な短距離馬の好走が目立ちます。

レースそのものの位置付けは安田記念の前哨戦ですが、多くの好走馬が高松宮記念を経ての参戦だったように、高松宮記念の延長戦というのがレースの本質でしょう。


続いて「馬体」以外に重視すべきファクターですが「1400m実績」と「脚質」とします。

世代限定戦を除く芝1400m重賞の特色は1400m戦巧者の台頭です。京王杯SCはその傾向が薄めとは言え、芝1400m戦で顕著な成績を残せていることはプラスに考えたいです。

続いて脚質ですが、今年のメンバーは確固たる逃げ馬が不在で、逃げる競馬もできるメイショウチタンの単騎逃げが濃厚です。ただし、鞍上は大ベテランで落ち着いた騎乗が持ち味の柴田善臣騎手ですから、ガンガンに飛ばすことは考えづらく、1400m重賞としては流れが落ち着きそうです。

東京競馬は今週からBコース替わりで先週より速い時計がまず出ることでしょう。位置取りが後ろ過ぎると東京でも届かない可能性は考えたいですね。そのため前めの競馬ができる馬もプラスに考えたいですね。


さらに出走馬の馬体分析です。

出走有力馬7頭については表にまとめています。



チェックポイントは

・距離適性
・腹袋の大きさ


の2点。

過去好走馬と共通する1400m対応可能な短距離向きの馬体でかつパワーに富む馬が狙いとなり、上記2点を満たすのが

ウインマーベル
ダディーズビビッド
トウシンマカオ
レッドモンレーヴ

の4頭です。

本競走は最終的にウインマーベルとトウシンマカオの一騎打ちムードになりそうですが、今回は1400m重賞実績で勝る前者を上に考えます。

先の4頭のうちレッドモンレーヴは昨年の覇者ですが、追い込み一辺倒の脚質がどうしてもネックですね。

他にも先週まで東京の馬場状態・時計の出方、Bコース替わりでの時計予測、調教、枠順などを考慮した最終結論は次の通りです

《京王杯SCの最終結論》
◎15ウインマーベル
○1トウシンマカオ
▲2リュミエールノワル
☆4レッドモンレーヴ
△3ソーヴァリアント
△11スズハローム
△13ダディーズビビッド

本命は昨年の2着馬で芝1400m重賞2勝の巧者ウインマーベル。8枠15番は気になりますが、内枠でゴチャつくよりはいいでしょう。

高松宮記念の競馬ぶりから渋った馬場ではどうしてもノメッてしまうことがあるようで良馬場でこそのタイプですね。

昨年は4角5番手からジリジリと脚を伸ばし最後は2着へと浮上。昨年とほぼ変わらないメンバーで好位さえ確保できれば何とかなるはずです。

対抗評価は高松宮記念で6着だったトウシンマカオ。本馬は先のウインマーベルと比べてビッグアーサー産駒らしい詰まった馬体をしています。戦績通り1400mも対応可能ですが、1400m適性は少し落ちると判断。それでも距離ロスなく回れる1枠1番はプラスでこれより下の評価には落とせません。

単穴評価はリュミエールノワル。父ロードカナロア、母父ディープインパクトという配合からシャープに出ても不思議はないですが、本馬はガチッとしたパワーマイラーという見た目ですね。ただし、マイル以上の距離では甘くなるため現状は1400mがベスト。前走・湘南Sの時計から即通用可能と見ています。

☆評価はレッドモンレーヴ。芝1400m戦に替われば一変しそうですが、今回は展開面が微妙かもしれません。差し届かずの場面は考えておきたいですね。

馬券は人気が二分しそうなことからウインマーベルの単勝が本線。
馬連、3連複も買いますが、ウインマーベルとトウシンマカオの馬連は配分を厚めにします。

《京王杯SCの買い目》
◎15ウインマーベル
○1トウシンマカオ
▲2リュミエールノワル
☆4レッドモンレーヴ
△3ソーヴァリアント
△11スズハローム
△13ダディーズビビッド

【単勝】15(1点)
【馬連】15=1,2,4,3,11,13(6点)
【3連複/フォーメ】15=1,2,4=1,2,4,3,11,13(12点)

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