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お宝DATAハンター リーダー・ハットリ

2024/04/20 18:30

マイラーズカップ2024 最終結論【DATA予想】ソウルラッシュが1番人気!? それでも勝率100%データに合致!【重賞深掘りPROJECT】

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2024年4月「競馬をより深く楽しんでいただく」ため新たなPROJECTがスタート!
その名も【重賞深掘りPROJECT】
重賞のことなら「ここを見れば完璧!」と言っていただける『重賞コーナー』に育てていくことを目指します!

===新PROJECT発足のご挨拶===
このPROJECTのプロモーター「ブッシー」からのご挨拶です。

【重賞深掘りプロジェクト】始動のご挨拶
https://uma-jin.net/new/salon/salon_detail/17517/0/109

☆マイラーズカップのYouTube動画を公開中です!

【2024マイラーズカップをデータで的中!】桜花賞に続き皐月賞も◎ジャスティンミラノで的中! アンタレスSも◎ミッキーヌチバナ1着! アーリントンCは◎チャンネルトンネル3着!




こんばんは。そして、お初の方は、はじめまして。お宝DATAハンターのリーダー・ハットリです。

土曜日・福島牝馬Sで本命に推したエリカヴィータは11番人気で5着。直線詰まったので、スムーズなら…それでも4着止まりだったでしょうか。

それとは別に、吉田隼人騎手と木幡初也騎手の落馬事故は本当に心配です。京都では松山騎手の落馬負傷もありましたし…。

悲しい出来事があったばかり。みな、無事でありますように…。

それでは気持ちを切り替えて、京都のメイン・マイラーズカップ(GII、京都芝外1600m)に参ります。

■ここも“出走間隔”を重視!

今年のマイラーズCのメンバーを見渡すと、セリフォスとソウルラッシュの2頭が実績的に抜けています。前日オッズを見ても、この両馬が1、2番人気。トランキリテが思いのほか売れていて、個人的にちょっと驚いていますが、基本的に“もう1席探し”のレースと見ています。

マイラーズCで注目すべきデータは「出走間隔」。以下は過去10年(文中データの集計期間は断りがない限り以下同)の出走間隔別のデータです。

■マイラーズC 過去10年
 出走間隔別成績

・中4週以下/【1.1.2.58】
 勝率1.6% 複勝率6.5%
 単勝回収率12% 複勝回収率23%
・中5週以上/【9.9.8.52】
 勝率11.5% 複勝率33.3%
 単勝回収率75% 複勝回収率75%


中4週以下と間隔が詰まったローテは成績が冴えないのに対し、中5週以上と間隔をあけたローテからはほとんどの好走馬が出ています。

毎回同じことを述べていて、もはや“耳タコ状態”で聞き飽きた方もいるかもしれませんが(汗)、現在の芝重賞は出走間隔をあけたほうが好走しやすい傾向にあります。しかもマイラーズCは馬場状態のいい開幕週に行なわれるので、よりスピードが求められる。スピードは間隔をあけたほうが高い威力を発揮しやすいという側面もあります。

今年はダービー卿CTから2頭、六甲Sから4頭の臨戦馬がエントリー。この2レースは前者が中2週、後者が中3週とローテが詰まっていて、出走間隔別データからは手が出しにくい。実際過去を振り返っても、ダービー卿CT組は【0.0.1.19】、六甲S組は【0.1.1.21】と、どちらもサッパリの成績。

狙うのはもちろん、出走間隔があいた馬になります。

そしてもうひとつ、注目したいデータを紹介します。それは「距離変更別データ」。以下は京都で開催された過去8年分の集計結果です。

■マイラーズC 京都開催過去8年分
 距離変更別別成績

・距離延長/【2.3.0.12】
 勝率11.8% 複勝率29.4%
・同距離/【1.3.8.60】
 勝率1.4% 複勝率16.7%

・距離短縮/【5.2.0.14】
 勝率23.8% 複勝率33.3%


意外にも前走同じ1600mを走った馬の成績がいまひとつで、距離延長組と距離短縮組の成績が高く出ています。同距離組の成績が悪いのは先ほどのダービー卿CTと六甲Sが足を引っ張っている面もあるのですが、この2レースを除外しても同距離組は【1.2.7.28】勝率2.6%、複勝率26.3%と、それでも好走率は最下位です。

このように同距離組はちょっと狙いにくい。そして出走馬を見ると、今年は距離延長馬は不在。ゆえに、距離短縮馬に目が行かざるを得ません。

この距離短縮データに、先ほどの出走間隔別データを掛け合わせると、中5週以上の成績は【5.2.0.9】勝率31.3%、複勝率43.8%、単勝回収率130%、複勝回収率94%というひじょうに優秀な数字になりました(※コースが関連するデータなので、京都開催8年分の集計)。これはまさに“お宝データ”といえますね。

今年のこの条件に合致する馬は、アリストテレス、エアロロノア、スパイダーゴールド、ソーヴァリアント、ニホンピロキーフの5頭。

このうちアリストテレスとスパイダーゴールドは近走成績から手が出しにくいうえに、前者は高齢の7歳、後者は不振の関東馬と、それぞれ本レースのマイナスデータに引っかかります。

ソーヴァリアントは実績自体は上位ながら、いつ走るかわからないムラ駆けタイプなので、ヒモに押さえることはできても軸にはできない。6歳の関東馬という点もデータ的に減点材料です。エアロロノアは個人的にかなり気があるのですが、7歳という高齢から、こちらも本命には推せません。

■ニホンピロキーフは魅力たっぷりなのだが…!?

一方、残ったニホンピロキーフは買い要素が満載。年齢別データで5歳の次に成績がいい4歳馬。また関西馬優勢なレースでもあるので、栗東の大橋厩舎所属は安心材料になります。

同馬の前走・関門橋Sは2000m戦なので「一気の2ハロン短縮は大丈夫?」と心配な向きもあるかもしれません。けれども、この2000mからの距離短縮は、京都開催では【3.0.0.7】と3頭の勝ち馬を出しており、むしろ前向きにとらえることができます。ちなみに勝ち馬3頭とも中5週以上での出走でした。

その関門橋Sでは、3勝クラスとはいえ2着馬に0秒4もの着差をつける強い勝ち方を披露しました。軽ハンデでもなく、58キロの斤量で勝ち切った点も高い評価ができます。

小倉芝2000mの準OP以上で2着に0秒4以上の差をつけた馬は、近10年でたった4頭。ニホンピロキーフ以外の3頭はすべて重賞の小倉記念で記録したもので、その名を見れば、トリオンフ(重賞3勝)、マリアエレーナ(GI天皇賞・秋や大阪杯でも健闘)、エヒト(GII・AJCCも優勝で現役中)と、いずれも活躍馬ばかりです。

今回の京都外回りの1600mは、2勝クラスの条件戦ではあるものの、過去に勝ち鞍があります。そのとき3着に下したディオは、その後3連勝でリステッドの東風Sを優勝。これを見ても、コース適性はあるのではないでしょうか。

…と、ここまで買い材料を並べれば、本命はニホンピロキーフで決まりか…と思われそうです。確かに私も本命にする気マンマンで週末を迎えたのですが、いざ前売りで馬券が発売されると、なんと5番人気…。週中に有名YouTuberたちが高評価していたので、ちょっと心配していたのですが、明らかに過剰人気。

「これはもしや“罠馬”では?」という穴党としての嗅覚が働きました。同馬への評価はもちろん高いものの、心中するのは馬券的に危険と思い、ここは本命に近い対抗とさせていただきます。

そして本命は、セリフォス(牡5、栗東・中内田)にいたします。

■複勝率100%データが出現しなくても!

YouTube動画では「5歳馬が1番人気に推されたときは【2.1.1.0】で複勝率100%!」というデータを、セリフォスの推し材料として紹介しました。ところが前日段階ではソウルラッシュが1番人気になっていて、現段階ではこの“100%データ”は出現していません。

しかしセリフォスはほかでも、買いデータに複数該当します。まず5歳馬は【5.1.6.19】と最多の5勝を挙げ、複勝率38.7%は抜けたトップ。ライバルのソウルラッシュは6歳で、6歳は【1.1.1.25】複勝率10.7%と、好走率は5歳の4分の1程度しかありません。ちなみに6歳馬が1番人気に推されたときは、【0.0.1.0】という成績です。

それ以外にも、安心の関西所属ですし、出走間隔も中18週とたっぷり。また京都開催のマイラーズCはやはり内が有利で、7番枠以内は【5.6.6.39】複勝率30.4%と好成績なのに対し、12番から外は【1.0.2.21】複勝率12.5%と苦戦傾向にあります。セリフォスは3番枠で、ソウルラッシュは14番枠です。

そして決定打は、コチラ! 過去に芝GI勝ちがある馬は、【4.1.0.3】勝率50.0%、複勝率62.5%という高成績。さらに当日2番人気以内に推されていれば4戦4勝という“勝率100%データ”が出現するのです。

今年のマイラーズCでGI勝ちがあるのは、セリフォス1頭だけ。しかも限定GIではなく、同じ芝マイルの古馬混合GI・マイルCSの勝ち馬なのです。さすがに2番人気は外さないと思うので、この“勝率100%データ”にピタリ該当。人気でもこれを軸にしないわけにはいきません。

そもそもマイラーズCは別定のGIIで実績馬が強いレースです。正直、この枠を引いてセリフォスが1番人気にならないのは不思議でなりません。

これはおそらく、近2走いずれもソウルラッシュに先着を許していることと、陣営のコメントが弱気だからだと思われます。

しかし8着に敗退したマイルCSは、明らかに早仕掛けが敗因。追い込み勝利したナミュールを筆頭に上位馬が軒並み差し追い込み馬だったことも、それを証明してくれます。

また香港マイルの7着ですが、実は中内田厩舎って、海外遠征で結果を残していないんですよね。牝馬三冠リバティアイランドを筆頭に、数多くの活躍馬を輩出しながら、いまだ海外の重賞に未勝利なのです。同厩舎は以前、東京がイマイチと言われていましたが、もしかしたら長距離輸送が不向きな厩舎なのかもしれません。

ここは地元の京都ですし、得意の休み明けローテ。確かに厩舎コメントは“泣き”ですが、同じように香港帰りで泣いていたプログノーシスは金鯱賞をぶっちぎりましたからね。

それで人気を落としているのであれば、穴党としてはむしろ好都合。ここはセリフォスから勝負します。

〈2024年・マイラーズカップ予想〉
◎3 セリフォス
○9 ニホンピロキーフ
▲14 ソウルラッシュ
☆5 エアロロノア
注1 トゥードジボン
注13 セッション
△12 ソーヴァリアント
△8 トランキリテ
△10 コレペティトール
△15 フリームファクシ

買い目
【馬単/マルチ】3⇔9,14,5,1,13,12,8,10,15(18点)
【3連複/フォーメ】3=9,14,5,1,13=9,14,5,1,13,12,8,10,15(30点)
【単勝】9(1点)
【馬連】9=14,5,1,13,12,8(6点)


〇ニホンピロキーフは先ほど説明した通り。後述しますが、この馬からの馬券も少々押さえます。

▲ソウルラッシュは、純粋に能力を評価して。普通に考えれば、セリフォスとソウルラッシュの一騎打ちだと思いますので。

☆エアロロノアは買いデータ「中5週以上の距離短縮」に合致。今回去勢明け初戦が不安視されていますが、近年、社台グループの関連馬に限っては、初戦からでも好走するケースを見かけます。能力自体は重賞級なので、去勢効果が前向きに出れば激走の可能性も。

馬券は本命セリフォスを軸に馬単マルチと3連複フォーメーションが本線。押さえにニホンピロキーフの単勝と▲ソウルラッシュから△トランキリテまで上位6頭の馬連も購入します。

ニホンピロキーフの“罠馬疑惑”が杞憂に終わり、セリフォスとのワンツーで決まりますように!

■プロフィール
かつて「重賞攻略データ」班のチームリーダーを担当していたことから“リーダー・ハットリ”と名乗る。数あるデータの中から馬券に有効なデータを看破し、期待値の高い馬をピックアップ。高配当GETに全精力を傾ける! 無類の穴馬券好きで、これまで数々の高配当をプライベートで獲得。100万馬券は3回的中経験アリ!

■最近のスマッシュヒット
【2024年皐月賞】
ジャスティンミラノ本命で馬単5570円的中!
https://uma-jin.net/new/salon/salon_detail/17571/0/113

【2024年スプリングS】
シックスペンス本命で3連単5万3380円&3連複9100円を的中!
https://uma-jin.net/new/salon/salon_detail/17215/0/107

【2024年アンタレスS】
5人気ミッキーヌチバナ本命で馬単5530円&3連複2390円的中!
https://uma-jin.net/new/salon/salon_detail/17562/0/113

【2024年きさらぎ賞】
本命ウォーターリヒトが10番人気で2着に激走!
https://uma-jin.net/new/salon/salon_detail/16610/0/107

=重賞深掘りPROJECT関連動画=

【血統診断・マイラーズC】血統サイエンティスト・ドクトル井上


【馬体診断・マイラーズC】馬体アナリスト・伊藤


【調教診断・マイラーズC】調教ライター・西村武輝

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