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UMAJIN.net編集部

2024/04/02 17:30

【桜花賞(GI)攻略データコラム】近年はイン先行有利に変遷 注目は体重!

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桜花賞(GI) 3歳牝馬 定量 阪神芝1600m

※2014年以降の過去10年分のレースデータを基に分析する。

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■人気
・1番人気/【2.3.1.4】
 勝率20.0% 複勝率60.0%
・2番人気/【4.2.0.4】
 勝率40.0% 複勝率60.0%
・3番人気/【1.2.2.5】
 勝率10.0% 複勝率50.0%
・4-6番人気/【1.1.4.21】
 勝率3.3% 複勝率20.0%
・7-9番人気/【2.2.3.23】
 勝率6.7% 複勝率23.3%
・10番人気以下/【0.0.0.88】
 勝率0.0% 複勝率0.0%

意外にも1番人気は2勝、複勝率60.0%と、成績は今ひとつ。ならば複勝率が同じ60.0%で4勝を挙げている2番人気のほうがいい。1番人気よりはオッズがつく分、回収率は単勝151%、複勝107%とプラス収支になっている。

4番人気はここ10年、【0.0.0.10】と一頭も馬券になっていない。偶然とは思うものの、結果として“死に枠”になっている。

5番人気から8番人気はよく馬券に絡んでおり、その合算成績は【3.3.6.28】勝率7.5%、複勝率30.0%、単勝回収率163%、複勝回収率133%。穴を狙うなら、この中穴あたりがよさそうだ。

9番人気は【0.0.1.9】と3着1回だけで、10番人気以下からは好走馬は出ていない。例年多頭数で行なわれるレースであるが、人気薄の大駆けはほとんど期待できない。

なお、前走の人気を見ると、前走1番人気が【8.3.4.26】勝率19.5%、複勝率36.6%、単勝回収率180%、複勝回収率101%と、今走1番人気をはるかに上回る好成績。人気を見るなら、今走より前走かも。

■騎手・厩舎所属別
◎厩舎
・美浦/【3.1.5.54】
 勝率4.8% 複勝率14.3%
・栗東/【7.9.5.94】
 勝率6.1% 複勝率18.3%

◎騎手
・美浦/【1.2.2.46】
 勝率2.0% 複勝率9.8%
・栗東/【9.8.8.101】
 勝率7.1% 複勝率19.8%

関西圏の牝馬GIなので関西が大きくリードしているかと思いきや、厩舎については関東はそこまで負けていない。近5年においては、関東【2.1.3.29】勝率5.7%、複勝率17.1%、関西【3.4.2.46】勝率5.5%、複勝率16.4%と、わずかながら関東がリードしているほどだ。

関東厩舎の好走馬の内訳を見てみると、2020年3着のスマイルカナ以外は、すべて社台グループの生産馬だった。関東厩舎の健闘は厩舎自身の頑張りもあるのだろうが、やはり社台グループの力によるところが大きそうだ。

一方、騎手については関西勢の圧勝。しかも2021年のソダシで優勝した吉田隼人騎手は、書類上の所属は関東ながら、当時はすでに関西を拠点にする“実質関西所属”。したがって、関東を拠点とするジョッキーはここ10年ひとつも勝てていないことになる。

関東馬が健闘しているにもかかかわらず関西騎手が圧倒しているのは、関東馬に関西騎手が跨るケースが多いから。一昨年優勝のスターズオンアース(美浦・高柳瑞)の鞍上は川田騎手だったし、ルメール騎手にいたっては【2.1.2.4】の好走5回中、4回が関東馬で、2勝も関東馬によるものだった。

これらの好走もすべて社台グループの馬だったので、東西というよりは社台グループか否かを考慮したほうがよさそうだ。

■キャリア
・2戦/【1.0.1.8】
 勝率10.0% 複勝率20.0%
・3戦/【4.6.2.21】
 勝率12.1% 複勝率36.4%
・4戦/【2.2.5.35】
 勝率4.5% 複勝率20.5%
・5戦/【2.2.1.42】
 勝率4.3% 複勝率10.6%
・6戦/【1.0.1.23】
 勝率4.0% 複勝率8.0%
・7戦以上/【0.0.0.18】
 勝率0.0% 複勝率0.0%

好走数ならびに好走率トップはキャリア3戦。次点がキャリア4戦となっている。

そこからキャリアが増えるごとに好走率は低下し、7戦以上は好走ゼロ。キャリア3-4戦が狙い目である。

■枠別
・1枠/【0.1.3.15】
 勝率0.0% 複勝率21.1%
・2枠/【2.0.2.15】
 勝率10.5% 複勝率21.1%
・3枠/【1.2.0.17】
 勝率5.0% 複勝率15.0%
・4枠/【2.1.0.17】
 勝率10.0% 複勝率15.0%
・5枠/【2.1.3.14】
 勝率10.0% 複勝率30.0%
・6枠/【0.2.0.18】
 勝率0.0% 複勝率10.0%
・7枠/【2.0.2.26】
 勝率6.7% 複勝率13.3%
・8枠/【1.3.0.26】
 勝率3.3% 複勝率13.3%

・1-4枠/【5.4.5.64】
 勝率6.4% 複勝率17.9%
 単勝回収率42% 複勝回収率59%
・5-8枠/【5.6.5.84】
 勝率5.0% 複勝率16.0%
 単勝回収率55% 複勝回収率42%

2006年に外回りコースに変わって以降、桜花賞は圧倒的に外枠有利なレースだった。しかし、この10年の成績を見る限りは、内外に大きな差はない。

そこで近5年について調べると、1-4枠が【4.1.4.31】勝率10.0%、複勝率22.5%、5-8枠が【1.4.1.44】勝率2.0%、複勝率12.0%と、内枠が大きくリードしていた。その前の5年の外枠有利が相殺されて、過去10年データでは内外に差がない結果になっているわけだ。

これは以前ほどハイペースに流れなくなったことに加えて、阪神の馬場が近年より内有利な馬場になっていることが大きく影響しているものと思われる。今年ここまでの阪神芝もイン先行がかなり有利に映るので、近年の傾向通り、内枠有利に働くかもしれない。

なお、馬番ベースで調べると、奇数馬番が【4.4.4.77】複勝率13.5%に対して、偶数馬番が【6.6.6.71】複勝率20.2%と、好成績になっている。メンタルが繊細な3歳牝馬であるだけに、後入れの偶数馬番のほうが有利になるのだろう。

■馬体重
・439キロ以下/【0.3.4.48】
 勝率0.0% 複勝率12.7%
・440-459キロ/【0.2.1.47】
 勝率0.0% 複勝率6.0%
・460-479キロ/【9.2.2.37】
 勝率18.0% 複勝率26.0%
・480-499キロ/【1.3.3.10】
 勝率5.9% 複勝率41.2%
・500キロ以上/【0.0.0.6】
 勝率0.0% 複勝率0.0%

ある程度の馬格の大きさが必要なレースで、459キロ以下からは勝ち馬は出ていない。同コースの阪神JFも同じ傾向があり、例年多頭数で行なわれる牝馬のレースなので、揉まれ弱い小型馬は不利になる一方、体が大きいほうが長い直線での競り合いに有利に働くのだと推測される。

460キロ以上がひとつの大きなボーダーラインとなり、460-479キロのゾーンから勝ち馬が9頭も出ている。ここがスイートスポットだ、

■当日体重増減
・体重減/【6.6.7.90】
 勝率5.5% 複勝率17.4%
・同体重/【2.2.3.15】
 勝率9.1% 複勝率31.8%
・体重増/【2.2.0.43】
 勝率4.3% 複勝率8.5%

当日体重が増えている馬の成績が良くない。もっとも好走率が高いのが前走と同体重、好走数が多いのが前走から馬体減となっている。

ここまでの牝馬路線は当日馬体増のほうが成績が良かった。しかし桜花賞は3歳牝馬の最大目標であるためか、当日余裕のある馬体だったり、あるいは体重を戻してきたような馬だと、厳しい戦いに勝ち抜くのは難しいものと思われる。

■脚質
・逃げ/【1.0.1.8】
 勝率10.0% 複勝率20.0%
・先行/【3.4.2.30】
 勝率7.7% 複勝率23.1%
・差し/【2.3.7.67】
 勝率2.5% 複勝率15.2%
・追込/【4.3.0.43】
 勝率8.0% 複勝率14.0%

逃げ切りは2015年のレッツゴードンキの1回だけ。この年は前半3F通過が37秒1という超スローペースで特殊なケースだった。それ以外では3着1回のみなので、逃げは基本的に不利な様子。

目を引くのは追い込みの好走数の多さ。追い込みは決まりにくいものなので、4勝2着3回という数字はなかなかお目にかかれない。

しかしこの好走7回のうち、3勝2着2回は2018年以前のもの。近5年に限ると、追い込みは【1.1.0.23】勝率4.0%、複勝率8.0%と成績が大幅に下落。しかも馬券になった2頭はいずれも1番人気馬で、唯一の1勝は他馬と大きな実力差があった昨年のリバティアイランドだった。

枠の項でも述べたように、近年の阪神は馬場状態がよく、イン先行が有利になっている。その傾向は脚質面にも明らかに表れているようだ。

そして近5年においては、先行が【2.3.2.13】勝率10.0%、複勝率35.0%で、好走率は他を大きくリードしている。全体成績でも複勝率はトップであるし、ここは先行馬を狙うのが賢明と思われる。

■前走レース
・チューリップ賞/【3.8.6.30】
 勝率6.4% 複勝率36.2%
・阪神JF/【2.2.0.5】
 勝率22.2% 複勝率44.4%
・フィリーズR/【1.0.2.43】
 勝率2.2% 複勝率6.5%
・クイーンC/【1.0.1.18】
 勝率5.0% 複勝率10.0%
・エルフィンS/【1.0.0.3】
 勝率0.0% 複勝率25.0%
・フェアリーS/【0.0.1.4】
 勝率0.0% 複勝率20.0%
・アネモネS/【0.0.0.22】
 勝率0.0% 複勝率0.0%
・1勝クラス/【0.0.0.3】
 勝率0.0% 複勝率0.0%

もっとも多くの好走馬を送り出しているのはチューリップ賞。出走数が多いにもかかわらず、複勝率36.2%は立派な数字だ。回収率も複勝は111%とプラス収支を記録している。

ただし、勝ち馬は2016年のジュエラーを最後に途絶えている。これは後述するが、近年はゆとりのあるローテが好まれるようになり、有力馬がチューリップ賞を避ける傾向にあるためだ。

チューリップ賞組は当日の人気や前走着順などに好走傾向は見当たらず、前走11着から2着に巻き返した2015年のクリミナルがいるなど、大きく負けた馬からも好走馬が出ている。強いて挙げれば、前走1、2番人気だと【3.5.3.7】勝率16.7%、複勝率61.1%、複勝回収率143%と、成績が大幅にアップする。これはひとつの目安になるかもしれない。

勝率・複勝率トップは阪神JF。近年の芝の大レースは出走間隔の詰まったトライアルを使わずに、ゆとりのあるローテーションでの好走が目立つ。その傾向は特に牝馬に強く、牝馬三冠路線も、オークスは桜花賞直行組、秋華賞はオークス直行組の成績がそれぞれいい。

桜花賞も同様で、2018年以降、6年連続で勝ち馬は前走が2月以前の非トライアル組。その中でもっとも狙いが立つのが、GIである阪神JF組、というわけだ。

阪神JF組の取捨の目安は単純明快で、好走した4頭はすべて連対していた馬。そして1着馬は【2.1.0.0】とパーフェクト連対。昨年の勝ち馬・アスコリピチェーノは馬券から外せないだろう。

チューリップ賞よりローテのキツいフィリーズR組は2017年のレーヌミノル以降、勝ち馬が出ておらず、またそれ以降で馬券になったのも、2022年3着のナムラクレアだけ。ナムラクレアはその後古馬の混合GIでも何度も好走したほどの馬で、相当の能力がないと好走は厳しそう。

それなら、好走数は少ないものの、ローテに余裕がある、クイーンCやエルフィンSのほうがいいかもしれない。

アネモネS組はかなりの出走数がありながら、この10年、掲示板にすら載れていない。また1勝クラス組も全滅だ。

■種牡馬系統
・サンデーサイレンス系/【4.10.5.86】
 勝率3.8% 複勝率18.1%
・キングマンボ系/【4.0.2.19】
 勝率16.0% 複勝率24.0%
・ノーザンダンサー系/【1.0.1.18】
(ストームキャット系を除く)
 勝率5.0% 複勝率10.0%
・ロベルト系/【1.0.1.9】
 勝率9.1% 複勝率18.2%
・ナスルーラ系/【0.0.1.3】
 勝率0.0% 複勝率25.0%
・ミスタープロスペクター系/【0.0.0.7】
(キングマンボ系を除く)
 勝率0.0% 複勝率0.0%
・ストームキャット系/【0.0.0.2】
 勝率0.0% 複勝率0.0%
・ボールドルーラー系/【0.0.0.2】
 勝率0.0% 複勝率0.0%

出走馬の大半を占めるサンデーサイレンス系がやはり好走数も圧倒。好走率自体は平均レベルながら、2着馬がすべてサンデー系というのは見逃せない。

サンデーサイレンス系の中では、【2.3.2.28】のディープインパクトが好走数最多だが、もう産駒はいない。次に好走数が多いのはダイワメジャーで、【1.2.0.8】複勝率27.3%は優秀な部類。今年の同産駒はアスコリピチェーノとボンドガールの2頭。

注目はキングマンボ系で、出走数は少ないものの、勝ち星はサンデー系と同じ4勝。勝率16.0%は頭ひとつ抜けている。ただし今年は該当馬がハワイアンティアレ1頭しかいない。

あとはロベルト系とノーザンダンサー系からも好走馬は出ている。ただしサンプル数が少なく、好走条件は特に見当たらない。

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(Text:hattori)

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