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2023/11/28 17:30

【チャンピオンズC(GI)攻略データコラム】前走地方出走馬が中心 8枠は鬼門

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チャンピオンズC(GI) 3歳上 定量 中京ダ1800m

※過去10年のレースデータを基に分析するが、2013年はジャパンカップダートの名称で阪神ダート1800mで施行された。したがってコースに依拠する項目は、チャンピオンズCに改称し、中京ダート1800mで行なわれるようになった2014年以降の9年分のデータを参照する。

■人気
・1番人気/【2.3.1.4】
 勝率20.0% 複勝率60.0%
・2番人気/【2.0.0.8】
 勝率20.0% 複勝率20.0%
・3番人気/【2.3.3.2】
 勝率20.0% 複勝率80.0%
・4-6番人気/【2.2.2.24】
 勝率6.7% 複勝率20.0%
・7-9番人気/【1.2.1.26】
 勝率3.3% 複勝率13.3%
・10番人気以下/【1.0.3.63】
 勝率1.5% 複勝率6.0%

1番人気は過去10年で2勝。複勝率も60.0%で、信頼度はあまり高くない。

1番人気が信用しにくいのは、オッズ面にも表れている。というのも、単勝オッズが2倍以上の1番人気は【1.3.0.2】複勝率66.7%であるのに対し、1倍台のときは【1.0.1.2】複勝率50.0%と、好走率が下がってしまうから。

単勝オッズ1倍台の1番人気といえば、一般的に鉄板級の1番人気とファンからは思われる。それが4頭走って1頭しか勝てず、2頭が着外に敗れているのだから、とても信用できるものではない。昨年も単勝オッズ1.5倍に支持されたテーオーケインズが4着に敗れて波乱を引き起こした。

ただし今年は混戦模様なので、1番人気が1倍台のオッズを示すことはなさそう。ということは、データ的には例年よりは信頼できる…かもしれない。

2番人気は過去10年で2勝のみ、2、3着はないので複勝率は20.0%という体たらく。一方、3番人気も2勝ながら、2、3着が多く複勝率は80.0%のハイアベレージ。たまたまの可能性はあるものの、力量上位かつプレッシャーの少ないこの人気はのびのび走れるのかもしれない。

4番人気以降は人気なりの成績で、人気が下がるのに比例して好走率も落ちていく感じ。10番人気以下は当然確率は低いものの、それでも2015年12番人気1着のサンビスタを筆頭に、1勝3着3回とフタ桁人気の大駆けも見られる。

したがって、人気にはあまりとらわれず、自分がいいと思った馬、買いたい馬を積極的に買っていったほうがいいだろう。3連単の配当が過去10年で7回も5万円以上つけているので、ハマれば高額払い戻しも大いにあるはずだ。

■年齢
・3歳/【2.2.1.13】
 勝率11.1% 複勝率27.8%
・4歳/【2.0.2.32】
 勝率5.6% 複勝率11.1%
・5歳/【4.2.3.27】
 勝率11.1% 複勝率25.0%
・6歳/【2.4.2.26】
 勝率5.9% 複勝率23.5%
・7歳/【0.2.2.18】
 勝率0.0% 複勝率18.2%
・8歳以上/【0.0.0.11】
 勝率0.0% 複勝率0.0%

4歳の成績が若干低調なこと以外は、3歳から6歳まで満遍なく勝ち馬が出ており、好走率も大きな差はない。

また7歳も1着馬は出せていないものの、2、3着には複数来ている。ただし8歳以上になると、さすがに好走例は見当たらない。

もっとも今年は7歳以上の登録はない。よって、年齢については気にする必要はないだろう。

■性別
・牡・セン/【9.10.10.122】
 勝率6.0% 複勝率19.2%
・牝/【1.0.0.5】
 勝率16.7% 複勝率16.7%

チャンピオンズCの牝馬というと、鋭い追い込みを決めた2015年の優勝馬・サンビスタを思い出す人も少なくないかもしれない。

ただし、本レースは牝馬の出走がひじょうに少なく、出走数は過去10年で6頭のみ。そのうち好走したのは、2015年のサンビスタ一頭だけである。

もっとも、その6頭のうち着順が人気を下回ったのは、初ダートでの参戦だった2021年のソダシだけ(2番人気12着)。

サンビスタは優勝前年の2014年も4着に走っており、2018年のアンジュデジールは9番人気の低評価ながら4着に善戦していた。これらを見ると、牝馬も牡馬と同様に扱っていいのではないか。

今年はアイコンテーラーとアーテルアストレアの牝馬2頭が登録。どちらも牡馬相手にオープンを勝っており、牝馬だからと不当に評価を下げる必要はなさそうだ。

■前走・レース別成績
・JBCクラシック/【4.4.3.31】
 勝率9.5% 複勝率26.2%
・南部杯/【2.2.1.6】
 勝率18.2% 複勝率45.5%
・武蔵野S/【1.2.0.24】
 勝率3.7% 複勝率11.1%
・JBCレディスクラシック/【1.0.0.3】
 勝率25.0% 複勝率25.0%
・シリウスS/【1.0.0.6】
 勝率14.3% 複勝率14.3%
・日本テレビ盃/【1.0.0.2】
 勝率33.3% 複勝率33.3%
・みやこS/【0.2.4.33】
 勝率0.0% 複勝率15.4%

好走馬をもっとも多く輩出しているのは、JBCクラシック。同組の取捨は明快で、「前走の着順」。前走5着以下から馬券になった馬は皆無なのに対し、前走4着以内に走っていると【4.4.3.18】で、複勝率は37.9%と優秀な成績になっている。

また、この中で興味深いのは、JBCクラシックで連対していた馬は【0.3.2.11】複勝率31.3%と勝ち馬を出せていないのに対し、3、4着馬は【4.1.1.7】複勝率46.2%と、同組の優勝馬はここにすべて含まれ、好走率も前走連対馬よりも高くなっている。

このようにJBCクラシック4着内の中で、前走と今走の着順が“反比例”の関係にあるのは、レース間隔が短いため、連続で勝ち負けするのは難しいため。両レースを連勝した馬はチャンピオンズCではまだ出てきておらず、前身のジャパンCダート時代でも2007年のヴァーミリアン1頭しかいないことが、その困難さを物語っている。

さらに陣営もそのことを承知しているのか、どちらかに重点を置いて調整をするからだと推測できる。今年は勝ち馬のキングズソードは登録せず、2-4着馬が出走予定。データ的には2着のノットゥルノ以上に、3着のテーオーケインズと4着のメイショウハリオがより狙いが立つ。

主要ステップでもっとも好走率が高いのは南部杯。南部杯組の取捨は、前走の着順ではなく前走の人気。前走で3番人気以内だと【2.2.0.3】勝率28.6%、複勝率57.1%と、JBCクラシックの買い条件以上に、高い好走率を叩き出している。今年南部杯で1番人気だったレモンポップには嬉しいデータである。

一方、武蔵野SとみやこSのJRAトライアル組は旗色が悪い。勝ち馬は武蔵野Sから1頭出ているのみで、しかもそれは阪神で開催されていたジャパンCダート時代で、10年前の2013年の話。チャンピオンズCになってからは両トライアルから勝ち馬は出ていない。

これはダートのチャンピオンクラスが同時期のJBCクラシックと南部杯に出走してしまうため、両トライアルのレースレベルが高くならないためだと思われる。

一応、両レースの狙い目を述べると、武蔵野Sは好走馬3頭すべて前走は3番人気以内に支持されていた。みやこSは前走大敗からの巻き返しも複数見られ、取捨に使うなら前走人気のほうがベター。好走馬6頭のうち5頭までが、前走4番人気以内に推されていたのだ。例外の1頭・2021年3着のアナザートゥルースは前走10番人気ながら3着に好走していた。

注意したいのはJBCレディスクラシック。出走数が少ないなか、2015年1着のサンビスタを輩出。また同馬は前年も勝ち馬からは0秒4差、3着馬からは0秒2差の4着に15番人気の超人気薄で走っていたし、2018年も9番人気のアンジュデジールが3着に0秒2差の4着に健闘している。

残る一頭、2013年メーディアも13番人気10着に走っており、すべて人気以上の着順を得ていた。今年はJBCレディスクラシックからアイコンテーラーとアーテルアストレアの2頭が参戦予定。前項でも述べたが、牝馬だからといってバカにすると痛い目に遭うかもしれない。

シリウスSはハンデ戦でもあり、それまで同組はまったく通用しなかったが、昨年ジュンライトボルトが見事に優勝を果たした。チャンピオンズCになってから前走JRAのレースで優勝馬を出したのは、このシリウスSだけ。潮目が変わった可能性もあるので軽視は禁物だ。

最後に、前走リステッド以下から挑んで馬券になった馬は一頭もいない。また、韓国のコリアCからの臨戦は過去1例しかなく(2017年7番人気15着ロンドンタウン)、データは参考にならないだろう。

■馬体重
・440-459キロ/【0.1.0.7】
 勝率0.0% 複勝率12.5%
・460-479キロ/【2.0.2.10】
 勝率14.3% 複勝率28.6%
・480-499キロ/【4.3.1.31】
 勝率10.3% 複勝率20.5%
・500-519キロ/【1.2.3.21】
 勝率3.7% 複勝率22.2%
・520-539キロ/【1.3.2.33】
 勝率2.6% 複勝率15.4%
・540キロ以上/【1.0.1.12】
 勝率7.1% 複勝率14.3%

ここからは、コースに依拠するデータになるため、チャンピオンズCと改称され中京ダート1800mで施行されるようになった2014年以降の9年分のデータを基に分析を進める。

まず体重別だが、ダートの頂上戦ということで大型馬の成績がいいと思いきや、500キロ以上は勝率3.8%、複勝率17.5%と、なんと平均値(勝率6.4%、複勝率19.1%)を下回っている。

一方、もっとも好走率が高いのは460-479キロのゾーンで、好走数が多いのは480-499キロのゾーン。中型馬からやや大型の馬の好走が目立つのだ。

これは同じダートGIであるフェブラリーSとは対照的な傾向。近10年のフェブラリーSを調べると、500キロ以上に好走が集中し、520-539キロの巨漢といえるゾーンが【5.3.3.25】勝率13.9%、複勝率30.6%と好走率トップになっていた。

これは両レースの大きな違いであるとともに、特徴でもある。チャンピオンズCで中型からやや大型馬が活躍するのは、ある程度の器用さと最後のキレが求められるから。対してフェブラリーSで巨漢が活躍するのは、スピードと馬力が求められるからだろう。

なお、当日の馬体重の増減にも傾向がある。前走から体重が増えた馬が【8.6.3.69】と好走馬の大半を占め、同体重の馬も【1.1.2.14】で複勝率はトップの22.2%を記録していたのに対し、前走から体重を減らしていた馬は【0.2.4.29】と勝ち馬ゼロで好走率も低くなっていたのだ。

もともと冬場に体重を減らして出てくる馬は狙いづらいもの。まして馬力や持久力が求められるダートの大舞台においては、体を減らして出てくる馬は好走が望みにくいのだろう。

■枠番
・1枠/【0.2.2.12】
 勝率0.0% 複勝率25.0%
・2枠/【2.2.2.12】
 勝率11.1% 複勝率33.3%
・3枠/【3.0.1.14】
 勝率16.7% 複勝率22.2%
・4枠/【1.0.0.17】
 勝率5.6% 複勝率5.6%
・5枠/【2.1.1.14】
 勝率11.1% 複勝率22.2%
・6枠/【1.1.2.14】
 勝率5.6% 複勝率22.2%
・7枠/【0.3.1.14】
 勝率0.0% 複勝率22.2%
・8枠/【0.0.0.17】
 勝率0.0% 複勝率0.0%

まず目を引くのは、8枠がまったく馬券になっていないこと。人気薄の馬が多かったとはいえ、2020年、単勝オッズ1.4倍の圧倒的1番人気だったクリソベリルが4着に敗れたことは見逃せない。

また7枠も2、3着はあるが、1着はない。馬番で見ると12番から外は1着馬が出ておらず、14番から外は好走馬はゼロ。外枠は明らかに不利なのだ。

中京ダート1800m自体は決して外枠不利ではなく、直近3年では8枠の複勝率がトップだったくらい。この外枠不利の傾向はチャンピオンズC特有のものと思われる。

6枠以内になると、そこまで差はない。したがって7、8枠に入った馬は一枚評価を落とす、といった対応でいいのではないか。

■脚質
・逃げ/【0.0.3.7】
 勝率0.0% 複勝率30.0%
・先行/【4.4.4.22】
 勝率11.8% 複勝率35.3%
・差し/【3.2.1.44】
 勝率6.0% 複勝率12.0%
・追込/【2.3.1.41】
 勝率4.3% 複勝率12.8%

逃げは連対がないものの、3着3回は10人気、3人気、9人気と人気薄が多く、ヒモとしては妙味がある。

もっとも好走率が高いのは先行。ダート戦としては当然ともいえる。

ただし連対数を見れば、差しと追い込みが5勝2着5回と、逃げ先行を少しではあるが上回っている。

このように、逃げの成績がひと息である以外は、脚質には大きな偏りは認められない。これは体重別の成績でも述べたように、チャンピオンズCでは先行でも差しでもレースの流れに対応できる器用さが求められるのではないか。

一方、上がり順位別のデータを見ると、上がり1位・2位の馬が【7.5.2.8】と連対馬の大半を占めている。どんな流れ、展開でも、相応の決め手も求められるといえる。

(text:hattori)
 

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