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競馬サロン

覆面馬主7号

2023/11/04 17:20

ブリーダーズC4競走の予想

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サンタアニタ競馬場。
ダート1周1600m
芝1周1400m
直線は270mといったところで、周回コースは基本平坦。

芝コースの1周1400mというのは、函館、札幌、福島のような小回りでも1600m程度あることを考えると、めちゃくちゃ小回りだよなということになる。
ただ見た目にそれほど分からないんだけど、コーナーには1.2コーナーに6.6%、3.4コーナーに5%のバンクが付いているので、極端に言えば競輪場のような感じで、コーナーでも外に振られ難く加速はしやすい競馬場。レースを見ててもそれほど膨らむ馬がいないのはそのせいだろう。

で、芝2000mと2400mは周回コースからのスタートではなく、3コーナーの奥の方に伸びる引きヒルサイドと呼ばれる込み線のようなところからスタート。
4コーナーに合流する前まで下りが続くらしいがどれくらいの下りなのかは俺の調査能力では「緩い下り」という程度までしか調べられなかった。
んで、合流手前で「ダートを横切る」という変則コース。
シンボリルドルフがこのダートコースの継ぎ目の所で負傷し引退の引き金になったというのは有名な話。

とまぁ、ざっくり言えば芝のレースはかなり小回りで、2400m、2000mは下りから始まり、マイルはスタンド前発走でこの狭いコースを1周することになり、最後の直線は共に270m程度ということ。

ということで各レースの予想に行く。

■4R フィリー&メアターフ
発走時刻4時10分(日本時間)

前日オッズでウインマリリンが単勝1人気に推されているが、これは応援馬券なんだろう。
3連単では「ウォームハート」と「インスパイラル」の2頭が人気で、そこにインイタリアンが続くという構図。
ウインマリリンがオッズを吸収してくれるので、外国馬の単勝は日本で買うのがめちゃくちゃ美味しそう。

レーティングは以下の通り。
118:インスパイラル
117:インイタリアン
115:ウォームハート
114:ウインマリリン
113:フェヴローバー
113:マキューリック
112:ルミエールロック
112:ディディア
他は全て111

ここはこの馬から入る。
◎6インスパイラル!

勿論大好きなウインマリリンの応援馬券はこっそり買う。
そんなことは書かずとも分かってくれてると思うが、それとは別にドライな予想をすると本命はこうなる。
デビューから全てマイル以下の成績だけど、スタートから下りが続き、狭いコースでの2000mなら、2000mの経験はなくともこの馬のスピードで押し切れると見る。
小回りで外の馬も膨れないとなるとあまりイン過ぎると「ドン詰まり」というケースもあるだろうから、真ん中あたりの枠も良い。
ニューマーケットで59.5キロを背負って、海外の計測方法で1分35秒65のサンチャリオットSの時計は立派だし、ジャックルマロワ賞の連覇も素晴らしい。
ちなみにJC7着、凱旋門賞3着のオネストはこのジャックルマロワ賞では4着。
引退撤回したデットーリ&ゴステンのゴールデンコンビが「サンタアニタなら2000でも行ける」と踏んでの出走なら、ここを狙いたい。

結論
◎6インスパイラル
〇2ウォームハート
▲8フェヴローバー
☆1インイタリアン
△9ディディア
△7リンディー
△5ウインマリリン

買い方

【単勝】6(1点)
【馬連】6=2.8.1.9.7.5(6点)
【3複】6=2.8.1=2.8.1.9.7.5(12点)
【3単】6→2.8.1→2.8.1.9.7.5(15点)

■6R BCマイル
発走時刻5時30分(日本時間)

コーナー4つの超小回りマイル。
レーティングのトップは「マスターオブザシーズ」の120。
ソングラインは牝馬の117だから牡馬119相当で、メンバー中2位。
続いてモージが118で続き、カサクリード、シャールズスパイトが116で続く。

周回コースでのマイルって聞いてもほぼイメージがつかない。
福島や小倉の1800mよりさらに忙しいイメージだよな。
日米ともにソングラインが1人気に推されているが東京専用機という気がしないでもない訳で、さてどうするか。

かといってもう一頭の実力馬のマスターオブザシーズは大外枠。
ドバイターフの時はまずまずのスタートを切ってたけど、前走は出負け気味。
この小回りコースの大外ってのはやはりおもいきり狙うという気にはならんのだよね。

さて穴から入るか!
まずここはモージが先行するイメージで、そこにウインカーネリアンあたりも絡んでいくと思うんだよね。
モージの英1000ギニーでのタヒーラとの叩き合いはどの騎手にも印象に残ってるだろうし、前走の逃げ切りも頭にあって、そして直線の短いサンタアニタとなればどの騎手も早め早めに動かざるを得ないのかなと。
となると前傾気味のLAPになるとみて、2年連続の「インでの死んだふり」がハマると見る。

◎1シャールズスパイト!

昨年のBCマイルの2着馬で、ドバイターフの4着馬で、フェブラリーSにも来たこの馬。
なんだか全然人気無いよね。
日本人からしてみれば、フェブラリーSやドバイターフの印象で大したことないと思われ、米国では去年のBCマイルは13人気からのフロックのように扱われ、どちらからもあまり好かれていない感じがするね。笑
ただ、去年のBCマイルを見ても、ドバイターフを見ても、「内枠からのレースが上手」に見えるんだよね。
脚を溜めて、直線で外に出せば伸びてくるっていうイメージで、ドバイではセリフォスにもしぶとく先着したしね。
衰えがあるかと思ったけど、前走も6頭立て且つ離されてはいるけどマスターオブザシーズの2着だし、稍重だったことを思えば今回の良の方が切れは増すのかなと。

で、対抗〇は「えー速くなんねーの?」という時のパターンでモージを。
3単はこの◎〇のマルチでねらう。

結論
◎1シャールズスパイト
〇6モージ
▲10ソングライン
☆14マスターオブザシーズ
注3カサクリード
注2ジーナロマンティカ
△11ケリナ
△4ウインカーネリアン

買い方
【単勝】1(1点)
【ワイド】1=6.10.14.3.2(5点)
【馬連】1=6.10.14.3.2(5点)
【3複】1=14.10.6=14.10.6.3.2.11.4(15点)
【3単2頭軸マルチ】1.6=10.14.3.2.11.4(36点)

■8R BCターフ
発走時刻6時50分(日本時間)

レーティングは圧倒的にモスターダフで128。
その後にオーギュストロダン124、キングオブスティール122、シャフリヤールとアップトゥザマークが121と続き、あとは大きく離れてブルーム116、ウォーライクゴッデスが115と続く。
3歳勢を買うか、それとも海外古馬勢を買うか、それともシャフリヤールを買うか。
ちなみに札幌記念直後にノド鳴りの手術をしたシャフリヤールだけど、効果はあるみたいな話が入ってきている。
ダービー以降の不振がノドによるものなのか、それとも厩務員が変わったことによるものなのかで言えば後者だと思うわけだが、もしも常に息苦しい感じがあった中でそこそこの成績をのこしてたのであれば、今回の手術が好転のきっかけになるかもしれないとは思うわけだが、さてどうするか。

ここは今一度シャフリヤールを応援させてもらいたい。
ダービーこそ勝ってはいるけど、アルアインの弟。
上手い事脚が溜まった事で直線の爆発力が出はしたけど、本質的にはキレ勝負の馬ではなく持続型の馬なんじゃないかと仮説を立ててきた。
C.デムーロにしてもJCの2着での決め手の足りなさと、シーマクラシックであのペースで「キレなかった」こと、を頭に置いていればこの枠だし、ある程度のポジションを取ってレースに臨むことも考えられるんじゃないかと思う。
最内2番手とかでレースを運べれば、一瞬の脚で抜け出しあとは惰性でなだれ込む競馬。
そんな競馬が出来ないだろうか、という期待をもって応援する。

◎1シャフリヤール
〇9モスターダフ
▲11キングオブスティール
☆5オーギュストロダン
注8アップトゥザマーク
△13ウォーライクゴッデス


買い方
【単勝】1(1点)
【馬連】1=9.11.5.8.13(5点)
【3複】1=9.11.5=9.11.5.8.13(9点)
【3単】1→9.11.5.8→9.11.5.8.13(16点)

■9R BCクラシック
発走時刻7時40分(日本時間)

BCクラシックの勝ち馬は馬券発売が無い頃から著名な馬ばかりだし、まだ俺が若いころに見た「超前傾LAP」が当たり前のアメリカダートの猛者たちの勝ちっぷりとその時計には本当に毎度驚かされる。

ただ今年のBCには、去年のフライトラインのようないわゆる「バケモノ」的な米国馬が居ないんだよね。
しかもその中で恐らくは1人気確定的だった「アルカンジェロ」が回避してしまった。

ウシュバテソーロがレーティングトップっていうのも嬉しいことなのか、逆に悲しいことなのか、なんとも言えない感じがするし、BCクラシックはある意味では「凱旋門賞以上に厳しい山」としてそびえ立っていて欲しいと思ってたりもするんだよな。

まぁそんなレースだからか、血気盛んでゴリゴリの成長中といった3歳馬の活躍が目立つレースで、主役不在ならばこの馬が今年はあっと驚かせてくれる可能性にかけてみようと思った。

◎5デルマソトガケ!

UAEダービーの時計はまず優秀だよね。
父マインドユアビスケッツのスピードの持続性がしっかりと遺伝してる感じで馬鹿に出来ないんじゃないかと思う。
そのマインドユアビスケッツはBCターフでは惨敗しちまったが一気の距離延長で仕方なかったと思う。

とはいえ、母父ネオユニ、母母父トニービンっていう芝でのタフなスピードに、マインドユアビスケッツのダートの絶対的なスピードが加わって、日本の芝ではなく、土のダートがドンピシャな仔が生まれたんじゃないかとも思えるわけだ。

で、デルマソトガケはケンタッキーダービーにしても17番枠から出負けしてもみくちゃにされながらそれでも前へ前へという姿勢でしっかり走っていたし、あれだけ終始外を回されながら6着に食い込んだのは力がある証拠だと見る。

むしろあの競馬が出来た事で、ゴリゴリの先行争いに加わらなくても一歩引いたポジションからのレースも出来ることが分かっただろうし、チャレンジャーの立場で競馬はしやすいんじゃないかと思うわけだ。

おそらくは「まさか、まだ無理でしょ」という評価がソトガケへの評価だと思うし、俺自身もホワイトアバリオの前走の強さを見る限りここから入るか、前走しぶとく逃げ粘ったアレイビアンナイトから入れば取れるんじゃないかと思ってたりするんだけど、今回のBC挑戦組の中で日本馬を応援するなら「一番応援しがいがある」と思ってるのが、この馬だったりする。

全員が半信半疑。
負けて元々。
KYダービーとBCクラシックは連動しない。
UAEダービーの勝ち馬は大成しない。

まぁそうだよね、今までは。

しかし今年は「バケモノ不在」。
バケモノ候補だったアルカンジェロの回避。
そういう状況だからアメリカ勢にしたって勝ちに行く競馬をする筈。
テンの早いアレイビアンナイトにホワイトアバリオが早めに仕掛けていくのを見ながら、その後ろで脚を溜めてれば「斤量減での55.5キロも活きて食い込みがあってもいい」んじゃないかなと。

まぁ、ただの妄想ばかりだったかもしれないけど、発馬さえ決まってくれれば見どころくらいは作ってくれるんじゃないかなと。

結論
◎5デルマソトガケ
〇3ホワイトアバリオ
▲12アレイビアンナイト
☆2ゼンダン
☆8ウシュバテソーロ
△11ブライトフューチャー
△6サウジクラウン
△13プロクシー

買い方
【単勝】5(1点)
【ワイド】5=3.12(2点)
【馬連】5=3.12.2.8.11.6.13(7点)
【3複】5=3.12=3.12.2.8.11.6.13(11点)
【3単】3.12→5→3.12.2.8.11.6.13(12点)
【3単】3.12→3.12.2.8.11.6.13→5(12点)
※1着なら単勝で儲けようと思うから3単は2.3着にソトガケを据える。

ブリーダーズCは以上!
ただ、この4鞍以上に「メイケイエール」のフィリー&メアスプリント(日本時間4時50分)を応援したい!笑

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