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編集部員 平石

2023/09/17 18:36

【阪神&中山12R】謙虚なマジックマンが馬券的中を連れてくる…!?の巻

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お世話になっております。編集部員の平石です。

海の向こうでまた日本産馬がやってくれました。パカパカファーム生産のハーツクライ産駒・コンティニュアスがイギリス版菊花賞・英セントレジャーを制しました。

父ハーツクライは菊花賞で1番人気に支持されながら7着だったことを考えると、ある意味息子がリベンジした形でしょうか。

陣営は凱旋門賞参戦を示唆しているそうで、またひとつ楽しみが増えそうです。

しかし「イギリスのダービーとセントレジャーを同じ年に違う日本の種牡馬の産駒が勝つよ」と20年前の自分に言ってもきっと信じてくれないと思います。ちょうど競馬を始めた頃に活躍していた馬でもあり、なんだか感慨深いですね。

さてさて月曜・敬老の日の中央競馬。平石は阪神と中山の最終レースに挑戦します。まずは阪神から。

■阪神12R・3歳上1勝クラス(ダ1200m)
◎9 サンガネーブ
○1 ヒビキ
▲10グランデフィオーレ
☆6 ザウリ
△3 ビリーズバウンス
△8 アスターチェンチ
△13タイガークリスエス
△16ハイインザスカイ

【3連複/流し】
9-1,10,6,3,8,13,16(21点)


最内枠に入ったヒビキが人気しそうですが、この馬が昇級戦でハナを取り切れるかが最大のポイント

前走は同じ阪神ダ1200mを逃げ切っているのですが、そのレースの前半600mは36秒1。さすがに1勝クラスだとこのテンの入りは遅過ぎる気がします。

全姉スカリーワグもハナを切れないと二束三文という成績でしたし、ヒビキもそのパターンである危険性はありそう。

ということで別の切り口を考えていたのですが、このレースはどの馬も一長一短な感じ。安定志向なら2戦連続2着のグランデフィオーレなんでしょうが、この馬は休み明けにあまり良績がないのがちょっと気がかり。

人気を考えるとグランデも積極的には買いづらい局面です。

ということでこちらも休み明けですが◎サンガネーブに着地。

前走はスタートで体勢を崩して揉まれ込んだのが敗因。ハナを切れたときは2走前のように最後まで渋太く粘れるタイプです。

今回はこの馬とヒビキ以外に「ハナ絶対」というタイプは少なく、主張してしまえば意外とアッサリ隊列が決まりそうな感じも

ヒビキとサンガネーブはいずれも阪神ダ1200mを逃げ切って初勝利を挙げていますが、その時の前半600mはヒビキが36秒1に対して、サンガネーブは35秒1。

そのうえヒビキが昇級初戦であるのに対し、サンガネーブは1勝クラス戦を1回走っており、クラス慣れの利も見込めます。

万が一、ヒビキが内から主張してきた場合も、新馬戦のように外の2番手であればサンガネーブは我慢が利きます。競馬の幅がヒビキより広そうなのも好感です。

あとはタイガークリスエスが外3で妥協してくれるかどうかでしょう。田口騎手が減量を武器にしてヒビキ、サンガネーブに競りかけてくるようだと、間に挟まれる中枠のサンガネーブにとっては辛い展開になるかも。

確かに心配な展開は頭に浮かびますが、そのリスクはオッズで相殺してもらうということで。

ヒビキ、▲グランデフィオーレはともにドゥラメンテ産駒の上位人気想定。いずれも先行できる脚質であり、このメンバーであればそれだけで評価の対象です。

ザウリをピックアップした根拠は「デカいから」という一点突破。

というのも、日曜日の阪神ダートを見ていると、馬体重が500キロ以上の馬の好走が多かった気がするんですよね。

パワー寄りの馬場になっているのでは? という仮説のもと、前走馬体重が500キロを超えていたザウリを4番手に評価した次第です。

もちろんもう1頭の前走500キロ超・アスターチェンチも押さえておきます。

続いては中山の最終レース。

■中山12R・3歳上1勝クラス(ダ1200m)
◎7 ケンキョ
○16レディアス
▲9 スティルディマーレ
☆15ラッキーミーティア
△3 カサブランカキッド
△5 エコロレジーナ
△6 サリーチャン
△12トリオーレ

【3連複/流し】
7-16,9,15,3,5,6,12(21点)


このレースのキモはスティルディマーレがダートの番手で我慢できるのかという点に集約されるのではなかろうかと。

新潟ダートを逃げて勝った同馬が、内のキリシマタウン&エコロレジーナ、外のエスパダアスールからのアタックにどうやって対処するかというレースになりそうです。

ここは揉まれたスティルディマーレが直線で微妙に伸びあぐねて、差し馬勢が台頭する流れを想定。◎はケンキョとします。

その名前とは裏腹に、豪快である意味不遜なくらいの末脚が武器のこの馬。未勝利戦の勝ちっぷりはなかなかのインパクトがありました。

OP特別時代のオーシャンSを連覇したシルキーラグーンや福島で重賞2勝のゼーヴィントなどが出るシーヴィーナス牝系の出身で、半兄にはカペラS3着のシセイオウジの名前が。

これまでのケンキョのレースを見るかぎり、急坂をものともしないパワーや、小回りに向いたギアチェンジ能力に優れたファミリーの特徴をしっかりと受け継いでいるように見えます。

今回は得意の良馬場ダートで走れそうですし、鞍上にはまさかの“マジックマン”モレイラ騎手。陣営からもコメントが出ているように、モレイラ騎手がクセの強いケンキョをどのように操るかというのは、馬券を抜きにしてもただただ楽しみです。

これで3番手とかで競馬をしてたらどうしよう……。それはそれでマジックマンっぽくていいのかもしれませんが。

レディアスも差し想定。突き抜けそうなところからピタっと伸びが止まってしまった前走のレースを見ると、休み明けが影響した感じもありました。叩いて調子は上がっていそうなのでその点に期待して。

スティルディマーレは想定1番人気。

色々と粗を探してはみましたが素質は間違いない1頭。この馬がスンナリとハナに立つようなら何もなく前残り決着になりそうです。

ラッキーミーティアはスズカコーズウェイの産駒。母父サウスヴィグラスなのでグランド牧場感ある配合です。

前走は門別の交流競走でしたが、1200mでの走りが案外悪くなかったんですよね。中央替わりでどうなのかという懸念はありますが、この距離での続戦は面白いと思います。

あっという間に3日間開催は最終日。敬老の日の中央競馬にも全力で挑戦しようと思います!

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