日曜日は、函館で函館SS、東京でエプソムCという2鞍がスタンバイ。将来のGIレースの攻略にもつながる重要な1戦となるでしょう。

函館SSには、京阪杯覇者のトウシンマカオが参戦。一方、エプソムCでは、悲願の重賞制覇を狙うジャスティンカフェや、ダービー卿CTに続く重賞連勝に期待のインダストリアなどが出走予定。混戦模様の両重賞、どのような戦いを繰り広げるのか非常に楽しみですね。

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では函館SSの予想からまいりましょう！



直線の短いローカル競馬場で行われる函館SSですが、比較的WINDEXが好相性を示しています。

2018年には10番人気2着のヒルノデイバローに、昨年は13番人気のタイセイアベニールにそれぞれ総合点5位の評価を与えていました。

また、5年連続で基礎能力値3位以内の馬が3着以内に好走しております。

今年の基礎能力値1位は56ptのトウシンマカオ、同2位は55ptのキミワクイーン、同3位はジャスパークローネとなっています。

ここで、過去5年の基礎能力値3位以内で好走した7頭を分析していると下記の共通点があることがわかりました。

■前走1200m以上の芝レースに出走し、4角7番手以内を通過していた

過去5年の基礎能力値3位以内で好走した7頭は下記の通り。カッコ内はそれぞれ前走距離、4角位置を示します。

≪2018≫
1着　セイウンコウセイ（1400m、4角3番手）
3着　ナックビーナス（1200m、4角6番手）

≪2019≫
3着　タワーオブロンドン（1400m、4角6番手）

≪2020≫
1着　ダイアトニック（1200m、4角4番手）

≪2021≫
2着　カレンモエ（1200m、4角2番手）
3着　ミッキーブリランテ（1400m、4角5番手）

≪2022≫
2着　ジュビリーヘッド（1200m、4角4番手）

ご覧のように前走1200m以上のレースに出走した先行馬が馬券に絡んでおります。この傾向からも、直線の短い小回りコースの函館芝1200mでは、先行馬が能力を発揮しやすい可能性が高いと言えますね。

したがって先行馬の評価を上げる形で馬券を組み立てるのが善手でしょう！

今年の函館SSに出走する基礎能力値3位以内の3頭のうち、この条件に該当するのはキミワクイーンのみ。前走の春雷Sでは、最内をロスなく進み、4角を2番手で通過すると、直線でもスピードを持続させてバテることなくクビ差2着に好走しており、調子は良さそうですね。

今回はこの馬に本命を託すのが手筋でしょう！

≪結論≫
▼函館11R　函館SS
https://uma-jin.net/pc/race/daily_program.do?rcId=13637&bmId=1562&year=2023

◎15キミワクイーン
○11ジャスパークローネ
▲1トウシンマカオ
△6ウォーターナビレラ
△5ヴィズサクセス
△14ヴァトレニ
△16カルネアサーダ
△7ジュビリーヘッド

【馬連】15-11.1.6.5.14.16.7（7点）
【三連複F】15-11.1-11.1.6.5.14.16.7（11点）

◎15キミワクイーンから総合点上位に馬連と三連複で流します！

過去5年の3着以内に入った15頭のうち14頭が総合点8位以内で占められていましたが、今年の総合点の分布を見ると以下の通りに。

1位ジャスパークローネ（88pt）
2位トウシンマカオ（86pt）
3位キミワクイーン（85pt）
4位ウォーターナビレラ（70pt）
5位ヴィズサクセス（68pt）
6位ヴァトレニ（67pt）
7位カルネアサーダ（66pt）
8位ジュビリーヘッド（65pt）

3位と4位の差は15ptもあるように、総合点上位3頭は抜けていると判断し、3連複の2列目には○11ジャスパークローネと▲1トウシンマカオを抜擢しました。

このサマースプリントシリーズ第1戦をバッチリ的中させて弾みをつけることにいたしましょう！