競馬サロン
2023/05/28 01:19
日本ダービーの予想
どうも!覆面馬主1号です!
さあ、ダービーの予想だ。
と腕まくりをして、出走馬の過去のレースを見て、調教映像を見て、ジョッキーの調子を見て、としてきて、ムムムム・・・と迷宮に迷い込んでしまった。
なんじゃこりゃ!
今年のダービーは、謎だらけだからである。
順にその謎を書いていく。
謎その1 青葉賞出走馬のスキルヴィングが2番人気という謎
2番人気って単勝が2番人気だよ。つまり勝つ可能性に賭けてる人が沢山いる訳だ。
まあ、データや常識は壊されるためにあるものだけど、過去のデータが頼りになることもある。
青葉賞の出走馬(1994年以降)・・・【0、6,5,67】
つまりね、78頭ダービーに出走してさ、1頭も勝ち馬が出ていない訳だ。
この中には、シンボリクリスエスとか、フェノーメノとか、アドミラブルとか強い仔いっぱいいたけど、ダービーの勝利は遠かった。
だからね、このスキルヴィングの単勝前売り2番人気には驚いているんだよね。
謎その2 皐月賞2,3着馬の騎手乗り替わりの謎!
ダービーは、前走から乗り替わりで勝ったのは、2021年のシャフリヤールのみ。
福永騎手ね。あの年のシャフリヤールの毎日杯の時計は異常だったから、本命打とうかとも思ったが、乗り替わりだったから、やめた経緯がある。しかもだ、福永騎手は純粋なテン乗りではではなく、新馬戦から乗っていた馬ということだった。
ダービーで純粋なテン乗りで出走した馬で勝った馬は、68年間で1頭もいない。
今回、純粋な騎手テン乗り馬は、以下。
タスティエーラ、ドゥラエレーデ、ファントムシーフ、フリームファクシ、ベラジオオペラ、ホウオウビスケッツ。おいおい、皐月賞の上位馬、どういうことじゃ???
謎その3 この10年、ディープインパクト産駒、ハーツクライ産駒、キングカメハメハ産駒この3頭の父の仔以外、勝っていないが、え!今年って該当馬は、1頭???
まあ、そうなんだよね。ハーツコンチェルトだけハーツクライ産駒で、ディープインパクト産駒はゼロ、キングカメハメハ産駒もゼロ。
この10年のトレンドは、確実に今年から変わるんだろうけど、それにしては、ちょっとメンバーが微妙な感じが・・・。
謎その4 脚の遅そうな仔が出走馬に多く散見されていて、これ面白いレースになるんかいな?
という謎というか疑問。
そもそも、ロードカナロア産駒も東京2400mのダービーはダメで、シルバーステート産駒も、みんな切れ負けて、ハービンジャー産駒は、これまたダービー壊滅で、ルーラーシップ産駒もモーリス産駒も勝つまではな・・・・??って感じなんだよね。
という謎ばかりが頭の中で浮上し困ってしまった訳なのだ。
で、これらの謎に向き合っていくと、もう、今年のダービーは、1強どころの騒ぎではないくらい、ソールオリエンスが、ぶっちぎって勝つに違いないという結論に至った。
もともと皐月賞終了時点で、ファントムシーフが、落鉄してたって話を聞き、中山はどうにも苦手だという話を聞き、この仔、ハービンジャー産駒だけど、ダービー頑張れるかも!って思ってたんだが、ルメールが、スキルヴィングに乗ることに。
で、こっちに武豊騎手。確かに、ダービーを6勝もしているレジェンドだから、ここで7勝目、しかも連覇!みたいな事もないとは言えないが、テン乗りってそんなに甘くないと思うんだよね。
と思ってたら、皐月賞2着で、外差し有利な馬場で唯一先行して強い競馬をしたタスティエーラ。
この仔も、乗り替わりでレーン騎手。しかもレーン騎手は、距離延長苦手なんだよね。
となるとだな、もう、この仔以外に本命打てる仔は、いないんだよ。
◎5 ソールオリエンス
ダービーの歴史を振り返ると、2019年、12番人気で勝ったロジャーバローズは1枠1番から先行し強気の早仕掛けだった。この年あたりまで、ダービーは意外と先行抜け出しで勝つパターンが多かった。
が、2021年くらいから明らかに、外有利、差し有利に変わってきている。
エフフォーリアとシャフリヤールの叩き合いもそうだし、イクイノックスとドゥデュースの追い比べもそうだ。
ここ最近の東京競馬場芝コースはグリップが良い路盤で軽めの馬場コンディション、つまり良馬場だと逃げ先行のパフォーマンスが著しく悪く、差し追い込みの数字がとても良い。
末脚をきっちり使える馬でないと上位に来ることが出来ない馬場ってことだ。
今年のダービーもそのトレンドに変わりはないと思う。
そして、2000年以降、上がり最速で皐月賞を勝ってきた馬は【4、1、0、2】
負けたのは、エアシャカール、ゴールドシップ、サートゥルナーリアだ。
で、そういうダービーで彼らを負かしたのは、基本前の馬、先行馬だ。ゴールドシップは、ディープブリランテに負け、サートゥルナーリアは、ロジャーバローズに負けた。
でも、そういう馬場の時代は終わっている。つまりだ、皐月賞で上がり3ハロン最速で勝った馬は、先行が有利なトラックバイアスが起きない限り、負けない気がしている。
ソールオリエンスの皐月賞の上がり3ハロン35秒5は2位の馬と比べて、コンマ9秒上回っていた。
過去20年、皐月賞で上がり2位の馬との差をみると、コントレイルがコンマ5秒、ドゥラメンテがコンマ6秒の差をつけていて、昨年までは、2位との上がりタイムの差はドゥラメンテが1番だった。
それを、ソールオリエンスは、更に上回りコンマ9秒も放した。
この数字が何を意味するか、といえば、2位以下の仔が弱かった、もしくは重馬場で能力が発揮できなかった。ってことだろう。
もともと、皐月賞は、上がり最速で勝つレースではない。3ハロン上り最速の脚を使っても届かず、先行している馬が勝つケースも多い。
そんな中山の舞台で、あの勝ちっぷりは素直に能力の凄さを認めるべきかと思う。
それに、この仔、中山では重賞2勝しているけど、陣営によれば、右回りも重馬場も得意ではないそうだ。そして、コーナーがきついコースも苦手だと。
そんな舞台であれだけのパフォーマンスを発揮できるという時点で、広い東京競馬場の良馬場で、負ける理由が見当たらない。
そして、今回3度めの騎乗になる横山武史騎手。連続騎乗で、万全の態勢だ。
他の仔たちが乗り替わり激しい中、武史騎手は、このソールオリエンスの末脚の破壊力を十分知っている。どのタイミングで、どこから仕掛けたら差し切れるか、迷うこともないはず。
まあ、人気だけど、ここは能力差が歴然だと思うね。
◎5 ソールオリエンス
〇10シャザーン
▲12タスティエーラ
☆14ファントムシーフ
☆2 スキルヴィング
△4 トップナイフ
△6 ショウナンバシット
△11ハーツコンチェルト
△8 メタルスピード
という順番にした。
対抗が、シャザーン。ロードカナロア産駒で、母がクイーンズリング。金子さんの馬。
皐月賞のレースをみる限り、どう考えても、東京競馬場の方が向くし、友道先生が、狙いすましてダービーに出走させている感じがある。
まだ4戦しか経験していない点もよく、疲れよりも上積みが相当ありそうな気がする。
▲が、タスティエーラ。サトノクラウン産駒で、この仔もまだ4戦。皐月賞は、前が総崩れの中、先行して2着に粘り込む競馬。強い競馬をした。鞍上が、レーン騎手になる点がどうにも嫌なんだけど、馬の能力はかなり高いので、この印に。
☆が、ファントムシーフ。武豊騎手がどういう乗り方をするか興味深いが、この仔は、明らかに中山が苦手。東京競馬場の共同通信杯勝ちがあり、広い競馬場の方が、能力全開できる。
しかも、前走は落鉄があったらしく、今回は、全て上向く可能性あり。
調教に3週続けて、武豊騎手が乗ったと、栗東では話題になっているらしい。武さんが3週続けて乗るなんて、過去あったかよ???みたいな感じ。
とにかく、不気味な感じがある。
もう一頭の☆が、スキルヴィング。叩いて叩いて強くなるキタサンブラック産駒。もしかして、キタサンブラック産駒なら、青葉賞の勝てないジンクスをぶっ壊してくれるのかも、というファンの願いもあるのかな。この人気は、ほんと謎だ。
でもまあ、3連勝中だし、ここ2戦も楽勝なので、上位に食い込める可能性はあるかもしれないが、ソールオリエンスには勝てないだろうな。
おそらく、明日のダービー勝ち時計は、2分22秒切るくらいになると思う。
スキルヴィングは、青葉賞から、時計をあと2つ詰めなくてはいけないはず。
あと、個人的には、トップナイフとショウナンバシット、メタルスピードあたりが、好走しそうな気がする。
それと、唯一のハーツクライ産駒、ハーツコンチェルトね。
馬券は、単勝、馬連は、〇▲☆☆へ、あと馬単。
三連系の馬券は、以下のフォーメーションで。
1着・・・◎
2着・・・〇▲☆☆
3着・・・〇▲☆☆△△△△
これで、三連複、三連単を買いたい!
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