競馬サロン

アシタカ
282

競馬サロン読者の皆さん、こんばんは!
アシタカです。
全競馬ファン、全ホースマンにとって本当に特別なレースである日本ダービーの発走が明日に迫った。
土曜競馬は「うーん・・・」という内容だったが、ダービーデーの日曜は改めて頑張りたい。
なお、日曜の京都競馬は曇りだが、東京競馬は終日晴れの見込み。絶好の競馬日和のなか日本ダービーを迎えられそうなのは何よりだ。
過去のダービーから今年のダービーへと思いを馳せ、さらに自身の予想や馬券も絡めてしまうと終わりが見えなくなってしまうので、今年は極シンプルに考えていくことにする。
今年の日本ダービー、出走有力馬の馬体診断結果は次の通り。
【馬体診断】葵S&日本ダービー&目黒記念
https://uma-jin.net/new/salon/salon_detail/12566/0/81
馬体注目馬は2番スキルヴィング、5番ソールオリエンス、12番タスティエーラ、18番サトノグランツの4頭だ。
----------------
■スキルヴィング(牡3、美浦・木村)
ここまで語ってきた内容と重なるが、同厩のイクイノックスを彷彿とさせる好馬体。完成度や前躯の膨らみはさすがに負けるものの、イクイノックスに迫れるだけの馬だと思う。隙のない仕上がりで仕上がりも文句なし。【8.5点/10点満点中】
■ソールオリエンス(牡3、美浦・手塚)
皐月賞出走時も馬体が輝いて見えたが、今回はさらに輝いて見える。筋肉の質感も素晴らしい。2冠を獲得できるだけの馬体と仕上がりだ。【8.5点/10点満点中】
■タスティエーラ(牡3、美浦・堀)
距離延長を考慮してか皐月賞出走時以上に馬体が締まり、ハリツヤもグンと良化。前走以上と考えていいだろう。【8.5点/10点満点中】
■サトノグランツ(牡3、栗東・友道)
基本的なアウトラインはディープ系の産駒らしくシャープ。サトノダイヤモンド産駒はシャープな馬が走ると見ている。今回の注目ポイントは本馬の抜群のハリツヤ。筋肉の質感も素晴らしく勝負仕上げだ。【8.5点/10点満点中】
----------------
その4頭のうち「縦の変化」が大きいのがソールオリエンスとサトノグランツの2頭だ。馬体だけならこの4強と考えている。
あとは個人的な注目ポイントとあわせて結論を出す。
個人的な注目ポイントは以下の通り。
・超高速馬場の東京芝に対応できそうな馬は?
・上がり3Fが加速ラップになった今年の皐月賞馬の評価は?
まず1点目の高速馬場適性について。
出走馬の主なステップは皐月賞、青葉賞、毎日杯の3レース。皐月賞、青葉賞は水準級の時計で、毎日杯は時計的に遅かった。
さらにその前に行われたホープフルS、弥生賞、若葉S、スプリングSは時計的に強調できる材料がない。
そう、今年の3歳牡馬路線は時計面でやや低調だ。馬場差、馬場状態を考慮した皐月賞の時計は悪くないが、重馬場の皐月賞で好走=高速決着で強いにはならない。
よって高速馬場の適性は全馬が未知数だ。
ただし、レースによってはラップに注目することが可能。
皐月賞でソールオリエンスに本命を打った理由は、優れた馬体に加えて、京成杯が後半3F加速ラップと注目できる材料があった。
で、今年の皐月賞に目を向けると後半3Fのレースラップは以下の通り。
「12秒7-12秒5-12秒0」
さらにレースの後半3Fが綺麗な加速し続けるラップになった過去の皐月賞(※1986年以降)は↓
----------------
2019年 11秒7-11秒6-11秒4
勝ち馬:サートゥルナーリア
2005年 11秒8-11秒4-11秒3
勝ち馬:ディープインパクト
----------------
「サートゥルナーリアはダービーで負けてるやんけ!」
と、即突っ込まれそうだが、同馬は東京が苦手だったことをフォローしておく。
馬場状態が違うため単純な比較はできないが、ラップから今年の皐月賞を勝ったソールオリエンスは今後ディープインパクトのような強い馬へと育っていく可能性を感じるのだ。
本命は◎5番ソールオリエンス。デビュー戦、京成杯、皐月賞と3戦続けて◎を打ち続けた同馬の2冠に期待する。
ドゥラメンテ産駒旋風が起きている今春のGI戦線だが、現3歳牡馬のトレンドは間違いなくキタサンブラック産駒。
既にイクイノックスという怪物が先輩にいるが、その怪物とともに今後の日本競馬を引っ張ってくれるはずだ。
鞍上の横山武史騎手は日本ダービー4回目の騎乗。一昨年のエフフォーリアは悔し涙に終わったが、美浦の若武者は同馬との別れ、ソールオリエンスとの出会いなど様々な経験を2年間積み重ねさらに成長。
また、それだけの馬に騎乗できる天運がこの騎手にはある。美浦の騎手から新たなダービージョキーが誕生する瞬間を見られそうだ。
対抗評価は執筆時点4番人気で、考えていたよりも妙味がある12番タスティエーラ。
皐月賞は逃げ・先行馬がほぼ壊滅だったことから、早め先頭から2着に踏ん張った競馬ぶりが優秀だ。
2400mの距離を意識し陣営がシャープに仕上げた馬体にも好感がもてる。
▲評価はイクイノックスが重なる馬体から東京芝2400mが似合う2番スキルヴィング。本馬もソールオリエンスと同じキタサンブラック産駒で、トレンドとも合致する。
ただし、青葉賞の競馬ぶりが若干物足りなく、2、3着までだろう。
☆評価は配当アップの使者として期待したい18番サトノグランツ。抜群のハリツヤからデキは前走以上で友道厩舎の管理馬らしいシャープな姿が最大の特徴。
重賞でペースが早くなった際に課題が残るが、東京芝2400mはこの馬のスタミナと切れが活きる舞台だ。執筆段階8番人気で妙味十分。
なお、執筆段階3番人気の14番ファントムシーフは前走からの上昇度合から今回は△評価とした。
馬券は◎5番ソールオリエンスの単勝が中心。
一緒に馬単、3連単で勝負する。
《東京11R 日本ダービーの最終結論》
◎5ソールオリエンス
○12タスティエーラ
▲2スキルヴィング
☆18サトノグランツ
△4トップナイフ
△10シャザーン
△14ファントムシーフ
△17ドゥラエレーデ
【単勝】5(1点)
【馬単/1着流し】5⇒12,2,18,4,10,14,17(7点)
【3連単/フォーメ】5⇒12,2,18⇒12,2,18,4,10,14,17(18点)
2023/05/28 00:02
「3戦続けて本命を打ったあの馬に◎」【重賞】日本ダービーの予想


競馬サロン読者の皆さん、こんばんは!
アシタカです。
全競馬ファン、全ホースマンにとって本当に特別なレースである日本ダービーの発走が明日に迫った。
土曜競馬は「うーん・・・」という内容だったが、ダービーデーの日曜は改めて頑張りたい。
なお、日曜の京都競馬は曇りだが、東京競馬は終日晴れの見込み。絶好の競馬日和のなか日本ダービーを迎えられそうなのは何よりだ。
過去のダービーから今年のダービーへと思いを馳せ、さらに自身の予想や馬券も絡めてしまうと終わりが見えなくなってしまうので、今年は極シンプルに考えていくことにする。
今年の日本ダービー、出走有力馬の馬体診断結果は次の通り。
【馬体診断】葵S&日本ダービー&目黒記念
https://uma-jin.net/new/salon/salon_detail/12566/0/81
馬体注目馬は2番スキルヴィング、5番ソールオリエンス、12番タスティエーラ、18番サトノグランツの4頭だ。
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■スキルヴィング(牡3、美浦・木村)
ここまで語ってきた内容と重なるが、同厩のイクイノックスを彷彿とさせる好馬体。完成度や前躯の膨らみはさすがに負けるものの、イクイノックスに迫れるだけの馬だと思う。隙のない仕上がりで仕上がりも文句なし。【8.5点/10点満点中】
■ソールオリエンス(牡3、美浦・手塚)
皐月賞出走時も馬体が輝いて見えたが、今回はさらに輝いて見える。筋肉の質感も素晴らしい。2冠を獲得できるだけの馬体と仕上がりだ。【8.5点/10点満点中】
■タスティエーラ(牡3、美浦・堀)
距離延長を考慮してか皐月賞出走時以上に馬体が締まり、ハリツヤもグンと良化。前走以上と考えていいだろう。【8.5点/10点満点中】
■サトノグランツ(牡3、栗東・友道)
基本的なアウトラインはディープ系の産駒らしくシャープ。サトノダイヤモンド産駒はシャープな馬が走ると見ている。今回の注目ポイントは本馬の抜群のハリツヤ。筋肉の質感も素晴らしく勝負仕上げだ。【8.5点/10点満点中】
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その4頭のうち「縦の変化」が大きいのがソールオリエンスとサトノグランツの2頭だ。馬体だけならこの4強と考えている。
あとは個人的な注目ポイントとあわせて結論を出す。
個人的な注目ポイントは以下の通り。
・超高速馬場の東京芝に対応できそうな馬は?
・上がり3Fが加速ラップになった今年の皐月賞馬の評価は?
まず1点目の高速馬場適性について。
出走馬の主なステップは皐月賞、青葉賞、毎日杯の3レース。皐月賞、青葉賞は水準級の時計で、毎日杯は時計的に遅かった。
さらにその前に行われたホープフルS、弥生賞、若葉S、スプリングSは時計的に強調できる材料がない。
そう、今年の3歳牡馬路線は時計面でやや低調だ。馬場差、馬場状態を考慮した皐月賞の時計は悪くないが、重馬場の皐月賞で好走=高速決着で強いにはならない。
よって高速馬場の適性は全馬が未知数だ。
ただし、レースによってはラップに注目することが可能。
皐月賞でソールオリエンスに本命を打った理由は、優れた馬体に加えて、京成杯が後半3F加速ラップと注目できる材料があった。
で、今年の皐月賞に目を向けると後半3Fのレースラップは以下の通り。
「12秒7-12秒5-12秒0」
さらにレースの後半3Fが綺麗な加速し続けるラップになった過去の皐月賞(※1986年以降)は↓
----------------
2019年 11秒7-11秒6-11秒4
勝ち馬:サートゥルナーリア
2005年 11秒8-11秒4-11秒3
勝ち馬:ディープインパクト
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「サートゥルナーリアはダービーで負けてるやんけ!」
と、即突っ込まれそうだが、同馬は東京が苦手だったことをフォローしておく。
馬場状態が違うため単純な比較はできないが、ラップから今年の皐月賞を勝ったソールオリエンスは今後ディープインパクトのような強い馬へと育っていく可能性を感じるのだ。
本命は◎5番ソールオリエンス。デビュー戦、京成杯、皐月賞と3戦続けて◎を打ち続けた同馬の2冠に期待する。
ドゥラメンテ産駒旋風が起きている今春のGI戦線だが、現3歳牡馬のトレンドは間違いなくキタサンブラック産駒。
既にイクイノックスという怪物が先輩にいるが、その怪物とともに今後の日本競馬を引っ張ってくれるはずだ。
鞍上の横山武史騎手は日本ダービー4回目の騎乗。一昨年のエフフォーリアは悔し涙に終わったが、美浦の若武者は同馬との別れ、ソールオリエンスとの出会いなど様々な経験を2年間積み重ねさらに成長。
また、それだけの馬に騎乗できる天運がこの騎手にはある。美浦の騎手から新たなダービージョキーが誕生する瞬間を見られそうだ。
対抗評価は執筆時点4番人気で、考えていたよりも妙味がある12番タスティエーラ。
皐月賞は逃げ・先行馬がほぼ壊滅だったことから、早め先頭から2着に踏ん張った競馬ぶりが優秀だ。
2400mの距離を意識し陣営がシャープに仕上げた馬体にも好感がもてる。
▲評価はイクイノックスが重なる馬体から東京芝2400mが似合う2番スキルヴィング。本馬もソールオリエンスと同じキタサンブラック産駒で、トレンドとも合致する。
ただし、青葉賞の競馬ぶりが若干物足りなく、2、3着までだろう。
☆評価は配当アップの使者として期待したい18番サトノグランツ。抜群のハリツヤからデキは前走以上で友道厩舎の管理馬らしいシャープな姿が最大の特徴。
重賞でペースが早くなった際に課題が残るが、東京芝2400mはこの馬のスタミナと切れが活きる舞台だ。執筆段階8番人気で妙味十分。
なお、執筆段階3番人気の14番ファントムシーフは前走からの上昇度合から今回は△評価とした。
馬券は◎5番ソールオリエンスの単勝が中心。
一緒に馬単、3連単で勝負する。
《東京11R 日本ダービーの最終結論》
◎5ソールオリエンス
○12タスティエーラ
▲2スキルヴィング
☆18サトノグランツ
△4トップナイフ
△10シャザーン
△14ファントムシーフ
△17ドゥラエレーデ
【単勝】5(1点)
【馬単/1着流し】5⇒12,2,18,4,10,14,17(7点)
【3連単/フォーメ】5⇒12,2,18⇒12,2,18,4,10,14,17(18点)
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