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SPREAD編集長・山田

2023/05/27 20:30

【日本ダービー2023予想】「ソールオリエンスの不安要素を潰す」 単勝50倍以上に穴馬ずらり

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皆さま、こんばんは!スポーツメディア『SPREAD』山田です。

「Re: BORN」

リボーンは「生まれ変わる」という意味ですが、リニューアルとほぼ同義。しかし、リボーンは主に「人」に対して使う単語であり、多くの競馬人と競馬ファンに支えられてきたUMAJINらしいワードですね。

「人がいて、馬がいて、そしてまた人がいる」

という言葉を耳にしたことがある方もいるかと思いますが、競馬は人と人を繋ぐ最高のコンテンツ。

より一層、皆さまとご一緒に競馬を盛り上げていきたいと思いますので、「ダーヤマ、こんな情報を配信してくれ!」や「ヤマニキ、こんな特集を企画してくれ!」という、皆さまのお声をYouTube「必勝!岡井塾」やTwitterなどにいただけましたら、突き進む原動力になります。

リニューアルの内容や利用方法については【サロンナビゲーター・ブッシー】のコラムに記載されていますので、ぜひご一読を。

さて、いよいよ今週は競馬の祭典・第90回日本ダービー(東京優駿)。

ソールオリエンスの無敗二冠か、青葉賞勝ち馬スキルヴィング、テン乗りのファントムシーフの“ジンクス破り”か、あるいは…。例年以上に見どころ満載の、この大一番を攻略していきたいと思います。

■好走条件を満たすソールオリエンス

牡牝クラシックはリンクするケースが多く、2020年にはコントレイルとデアリングタクトという牡牝の無敗三冠馬が誕生したのは記憶に新しい。

前週のオークスで単勝1.4倍のリバティアイランドが牝馬二冠を達成した翌週、日本ダービーも皐月賞馬ソールオリエンスが前日最終オッズ1.8倍の支持を受け、二冠を目指す。

過去10年、皐月賞馬の日本ダービー成績は【2.3.1.4】。2015年のドゥラメンテ、20年のコントレイルが二冠を達成したが、昨年はジオグリフが4番人気7着、2021年は皐月賞まで無敗のエフフォーリアが単勝1.7倍の支持を受けたが、ハナ差2着に敗れた。2019年にも皐月賞まで無敗のサートゥルナーリアが、単勝1.6倍で4着と馬券外に沈んでいる。

その差は何か、まずは歴代皐月賞馬の勝ち時計、着差、脚質、上がりを比較する。



やはり目に止まるのが、ソールオリエンスの上がり3Fの2位差。二冠達成のドゥラメンテは2位との上がり差が0秒6差、コントレイルは0秒5差、ソールオリエンスはじつに0秒9差をつけた。

また、皐月賞で2着馬に1馬身以上つけた馬は【1.3.1.1】と、昨年のジオグリフ以外は好走している。一方、1馬身未満は【1.0.0.3】。唯一、1/2馬身差の2020年コントレイルは日本ダービーを制したが、3着馬は2着サリオスから3馬身1/2差、本番でワン・ツーの上位2頭が抜けていた。

今年、2着馬に1馬身1/4差のソールオリエンスは合格ラインにいる。

面白いのは勝ち時計。高速化が進む近代競馬では2分を切る年が増えていたが、この数年は稍重以上の開催が続いた影響もあり、勝ち時計は2分以上を要している。そして、2017年のアルアイン以降、勝ち時計2分を切った皐月賞馬は日本ダービーで馬券外に沈み、むしろ2分以上を要した皐月賞馬が勝ち負けを演じている。

今年は50年ぶりの「重」で開催され、勝ち時計は2分00秒6。ここでもソールオリエンスは条件をクリアした。

■不安要素を潰して無敗の二冠へ

ソールオリエンスの不安要素は3点。まず、2戦続けてコーナリングで外へ膨れたことに不安の声は多いが、東京芝1800mの新馬ではスムーズに追走していた。

続いて東京実績。二冠を達成したドゥラメンテとコントレイルは日本ダービーの前に東京コースで高いパフォーマンスを示していたが、ソールオリエンスは新馬でクビ差辛勝のみ。しかし、前半39秒5-後半33秒5のペースなら仕方なく、3着以下が5馬身差なら、後に2勝をマークした2着馬も好素材だったということで片付く。

最後に皐月賞が「外差し」馬場だった点。前半35秒1-後半37秒2のタフな展開で、4角4番手から抜け出した2着のタスティエーラ以外は前が総崩れ。しかし、同じく追い込んだ馬たちが上がり36秒4に対し、前述のとおり0秒9差なら、もはやトラックバイアスでは片付けられないものがある。

多角的に分析した結果、二冠は濃厚か。本命◎はソールオリエンスとする。

対抗○は皐月賞で落鉄と接触で位置取りを悪くしたファントムシーフ。ストライドが広く、4着に敗れたホープフルSもそうだが、小回り中山は不向きだったか。2走前の東京・共同通信杯のほか、阪神・新馬、中京・野路菊Sと、広いコースでは盤石の競馬で勝ち切っている。

テン乗りは割り引きと言われる日本ダービーだが、近年、人気馬の事例で印象に残っているのは前述の2019年サートゥルナーリアくらいであり、出負けと距離適性もあった。もともと折り合いには問題はなく、3週連続で鞍上が稽古に乗っていればテン乗りの不安は払拭できる。

単穴▲はスキルヴィング。前走内容は物足りないが、早くからクラシック候補に挙がっていた馬であり、外厩では日本ダービーを見据えた調整で挑んでいたか。京成杯から皐月賞を制したソールオリエンスを見てのとおり、現3歳世代は「別路線組」が優勢。ならばこの馬にも、青葉賞組のジンクスを打破する可能性はある。

ここまで人気サイドになったぶん、以下は一捻り。タスティエーラは皐月賞で強い競馬を見せたが、父に似てタフな競馬が得意の印象を受ける。ならば、馬場の悪い内に押し込まれ全く進まなかったフリームファクシをはじめ、シャザーン、ベラジオオペラ、トップナイフ、メタルスピードら、皐月賞4着以下の巻き返しに期待したい。

■東京11R・日本ダービー(東京優駿)2023予想・買い目

馬券は◎軸の○▲相手の馬連2点、三連複・単は◎軸の○▲をフォーメーション2列目に置き、3着ヒモ荒れ狙いで勝負する。

◎5ソールオリエンス
○14ファントムシーフ
▲2スキルヴィング
△7フリームファクシ
△10シャザーン
△1ベラジオオペラ
△12タスティエーラ
△4トップナイフ
△8メタルスピード

【単勝】5(1点)
【馬連】5-14.2(2点)
【三連複F】5-14.2-14.2.7.10.1.12.4.8(13点)
【三連単F】5-14.2-14.2.7.10.1.12.4.8(14点)

以上、日本ダービー予想でした。YouTube「必勝!岡井塾」もぜひご視聴ください!

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