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田原基成

2023/05/25 18:00

ソールオリエンス・スキルヴィングほか、2023日本ダービー出走予定馬18頭

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・1枠1番 ベラジオオペラ
3走前のセントポーリア賞から数えて4戦連続での関東圏。輸送のたびに馬体重を減らしている点に加えて、特筆すべき持ち時計がないのも気がかりだ。

・1枠2番 スキルヴィング
3連勝で挑むGIの舞台。データでは勝ち切れていない前走青葉賞組だが、同馬については評価を改めなくてはならない。芝2000mで2分0秒3の持ち時計がありつつ、2走前は1000m通過60秒0と淀みない流れを経験。青葉賞は近くにいたヒシタイカンがフラフラするようなところがあり、終始外々を回らざるを得ない状況でも悠々と突き抜けた。未勝利戦では馬群を縫うような競馬を経験しつつ、3馬身差の快勝。ソールオリエンスと皐月賞敗戦組との勝負付けが済んだ以上、別路線組から勝利の可能性を求めるならこの馬一択だ。

・2枠3番 ホウオウビスケッツ
これまで挙げた2勝は休み明けを含めていずれも中2カ月以上の休み明け。叩き3戦目の前走は明らかにパフォーマンスを落としており、前走から中1カ月半程度の期間で巻き返しを求めるのは酷に映る。

・2枠4番 トップナイフ
逃げ差し自在の展開に合わせた脚質がこの馬の武器。後方から差す形の前走、先行策の2走前も上位馬の脚質を見る限り、大正解と言えるものだった。とはいえその2戦はいずれもタスティエーラの後塵を拝しており、未経験の東京替わりで巻き返すイメージは想像しにくい。

・3枠5番 ソールオリエンス
京成杯でも露呈したコーナーリングの悪さが再発した皐月賞。その時点でジ・エンドと思われたが、言葉では説明不可能な脚で突き抜けてしまった。中山芝GIにおいて、4角14番手以下から勝利を収めた馬はグランアレグリア、デュランダルとこの馬だけ。前述2頭が次走直線の長いコースでGIを連勝したことから、その価値は計り知れない。東京芝はデビュー戦で4角3番手から上がり3F33秒3での勝利実績あり。私のなかでは展開や馬場云々の次元を超えた馬だと思っている。

・3枠6番 ショウナンバシット
前走皐月賞の道中通過順は【13-13-10-4】。その数字から大外マクリを想像してしまうが、実際はインからロスなく進出したものだった。例えるならゴールドシップが皐月賞でワープしたときと同じ戦法。重馬場勝利実績がある道悪巧者が最大限の競馬をしたうえでの5着と捉えたとき、この舞台での強調材料は乏しい。

・4枠7番 フリームファクシ
9着の前走皐月賞はレース後コメントを見るより、馬場コンディションがすべてといっても過言ではないだろう。良馬場では【3-1-0-0】連対率100%。その内訳も上がり3F33秒6の未勝利戦、1000m通過60秒5と比較的淀みない流れの1勝クラス、冬の中京芝2000mを1分59秒台で走破したきさらぎ賞とどれも優秀だ。キセキやダンビュライト、リオンリオンなど中距離以上のルーラーシップ産駒の牡馬は前に行ってこそ真価を発揮する。Cコース替わりで積極策なら巻き返しても不思議ではないポテンシャルの持ち主だ。

・4枠8番 メタルスピード
右回りの成績【2-0-2-2】に対し、左回りでは【0-0-1-1】。左回りは新馬、未勝利クラスでも連対がなく、上がり3F33秒台の経験がない点もマイナス材料だ。

・5枠9番 グリューネグリーン
2度使われたGIはいずれもフタ桁着順。厳しい。

・5枠10番 シャザーン
比較的プレッシャーのかからない位置で運び、直線では馬場の良い外めから脚を伸ばした前走皐月賞。100点満点に近い競馬だったと思うが、その内容で掲示板外に敗れたのは現状の力ということなのだろう。ロードカナロア産駒の牡馬は東京芝2400mの重賞で【0-0-0-6】。皐月賞馬サートゥルナーリアやのちのGI馬ステルヴィオも馬券外に敗れており、強調材料は乏しい。

・6枠11番 ハーツコンチェルト
叩き2戦目の前走は馬体重マイナス10キロと渾身の仕上げだったが、終始外々を回した勝ち馬に対して完敗と言わざるを得ない内容だった。それでも左回りでは【1-1-1-0】と大崩れがない馬。暑い時季の中京を勝っているように気温上昇局面での適性は高く、2017年の日本ダービー2着馬スワーヴリチャードと同じ配合である点も含めてヒモ穴候補としてケアしたい。

・6枠12番 タスティエーラ
弥生賞→皐月賞と中山芝2000mで連続好走。デビュー戦で披露した切れ味から東京向きと思っていたが、近走を見るより適性は中山>東京と言えそうだ。加えて気になるのは、新馬戦→共同通信杯と東京芝1800mを連戦した際の走破時計がまったく同じだったこと。一線級のメンバー相手に時計・切れ味勝負で少々見劣りする印象は否めない。同馬を熟知した松山弘平の手が離れるのも個人的には割引材料だ。

・7枠13番 シーズンリッチ
前走毎日杯のラスト3Fは11秒4-11秒5-12秒7。はっきり言って凡戦と言えるレースだった。共同通信杯で先着を許した馬が複数出走する点も含め、厳しい戦いが予想される。

・7枠14番 ファントムシーフ
左回りでは【2-0-0-0】と負け知らず。前走皐月賞も落鉄がありつつの3着だから能力を疑う余地はないだろう。得意の左回りに替わるここは好勝負が期待されるが、気がかりなのは血統。父ノーザンダンサー系は過去10年で1頭も連対がなく、ハービンジャー産駒の牡馬は東京芝2400mのオープンクラスで【0-0-0-15】と苦戦を強いられているのだ。日本ダービーと好相性の東京芝1800m重賞勝ち馬とはいえ、死角がないとは言い切れない。

・7枠15番 ノッキングポイント
前走毎日杯でほとんど差がなかったドットクルーは次走重賞で掲示板外。デビューから4戦連続でマイルを使われていた馬にとって、2400mへの距離延長も楽ではなさそうだ。

・8枠16番 パクスオトマニカ
全3勝が逃げ脚質かつ1000m通過60秒台後半以上のスロー。前走プリンシパルSは1000m通過62秒4の超スローがハマッた感があり、400mの距離延長での逃げ粘りは容易ではなさそうだ。

・8枠17番 ドゥラエレーデ
昨年のホープフルS勝ち馬。その後は当然クラシック戦線に向かうものと思われたが、ドバイのUAEダービー参戦という驚きのローテーションを歩んだ。前例のない臨戦過程だけに評価は難しいが、ホープフルSの勝利以上に1000m通過58秒9、上位馬がみな差し追込馬の東スポ杯2歳Sを先行して4着の価値は高い。先週のオークスで1.3着に入ったドゥラメンテ産駒。積極策での粘り込みは想定したいところだ。

・8枠18番 サトノグランツ
未勝利戦を勝ち上がったのち、3連勝で重賞ウィナーまで上り詰めた馬。正直なところ3連勝の走破時計や勝ち方に目を見張るものはなかったが、キャリアを紐解くと東京競馬場に芝2400m、600m通過34秒5の淀みない流れも経験している点は心強い。2023年の川田将雅×友道厩舎の成績は【5-2-0-3】、同馬とのコンビでは2戦2勝。サトノダイヤモンド、ラーゼン、クラウンと好走馬多数の里見オーナーの馬で穴妙味ある1頭だ。


 

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