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UMAJIN.net編集部

2023/05/25 17:30

“残念ダービー”白百合Sの穴馬とは!? 【週末☆馬券のツボ】今週の3歳戦・注目ポイント!

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今週は待ちに待ったダービーウィーク!

3歳世代の頂点を決める競馬の祭典が東京競馬場で催されるウラで、京都では“残念ダービー”ともいわれるリステッドレース・白百合Sが行なわれます。

例年頭数も少ないなかで開催されるレースではあるものの、昨年の勝ち馬・フェーングロッテンは次走・ラジオNIKKEI賞を連勝し、その後も重賞戦線で好走を続けています。

今年も8頭立てと寂しいメンバーとなりましたが、ここから高く羽ばたく出世馬が現れるかもしれません。今週はこの白百合Sの狙い目をご用意しました。

なお、日本ダービーおよび前日に行なわれる葵Sの見解については、レース前日公開予定の「重賞イチオシDATA!」にてお届けします。いずれも週末の馬券検討の参考にしていただければ幸いです!

【5月28日・日曜日】
■京都11R・白百合S(L、芝1800m)
京都で開催された2013年-2020年の8年分のデータを調べると、前走重賞を使った馬は【6.5.5.23】勝率15.4%、複勝率41.0%と優秀な成績。

今年の前走重賞組はアイスグリーンとワンダレイクト。どちらも重賞で掲示板に載った経験があり、このメンバーでは格上的存在だ。

だが気になるのは2頭とも近2走出遅れており、前走は4コーナー通過順位がフタ桁と、後方からの競馬をしていたこと。本レースは前走4角10番手以下を通過した馬は【1.3.0.10】勝率7.1%、複勝率28.6%と平凡な成績になる。また今週からCコース替わりでインが復活し、逃げ先行有利な馬場になる可能性もあるのだ。

今回も出遅れる恐れがあるにもかかわらず、2頭とも上位人気が予想されるのだから、積極的に買う気は起きない。共倒れはなくとも、どちらか1頭が凡走するシーンは考えられる。

ならば…とほかの馬に目を向けたとき、ひとつのレースが目に飛び込んだ。それは5月14日の東京5R。芝1800mで行なわれた平場の1勝クラスである。

1着レーベンスティールの勝ち時計1分47秒4は平均レベルのタイムであるものの、特筆すべきは後半のラップ。レース上がり33秒3は同コースの3歳戦としてはOP級のラップであるとともに、ラスト1Fが10秒9と11秒台を切ったことは、2000年以降同コースの3歳戦では一度もなかったのだ。

このラップ推移は重賞級のものと言って過言ではない。そんな記録的なレースを走った馬が2頭出走する。2着のワイドアラジン(牡3、栗東・奥村豊)と4着のメモリーズオブユー(牡3、栗東・高橋忠)である。

いずれも勝ち馬に千切られたとはいえ、ギリギリながら両馬とも着差は1秒を切っている。先のアイスグリーンもワンダイレクトも前走重賞で同じくらい負けているわけで、もしこの東京5Rが“重賞級”であるのなら、人気にならないこちらの2頭を買ったほうがいい。

鞍上はメモリーズオブユーが富田騎手、ワイドアラジンが団野騎手と、2人とも先行意識が強いジョッキー。積極的なレースをすれば、この2頭のワンツーフィニッシュもあるかもしれない。


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