競馬サロン

アシタカ
215

競馬サロン読者の皆さん、こんにちは!
ども!アシタカです。
昨日は札幌競馬場で北海道トレーニングセールが開催されたね。
昨年と比べると売却総額は落ち着いたが、78.4%という高い売却率を記録。
最高落札価格はリオンディーズ産駒のピサノプリヴェの21で税込み2420万円だったが、個人的に注目していたリアルスティール産駒のパラダイスコーブの21は2番目に高い税込み2145万円で落札された。
パラダイスコーブの21の詳細はコチラ
https://thoroughbred-market.com/horse/2021100198
強靭な前躯、掻き込むような走法から主戦場はダートのマイルと見ている。
で、本馬の注目材料はラヴズオンリーミーの母であるモネヴァッシアとキングマンボの全きょうだいクロスがあること。これは名牝ミエスクのクロスが成立していることも意味する。
既にオールパルフェという成功例が出ているが、リアルスティール×キングマンボ系はいつかデカい大当たりが出るような気がしているんだよね。それがいつかは分からないけど・・・汗。
なお、ノーザンファム生産の馬体的に注目できる2歳馬はPOG攻略BOOKに10頭を取り上げているのでそっちも見てほしい。
で、牝馬のクロスと言えば、日本ダービーに出走するファントムシーフ。実質ダンシリの2×2じゃないかと(遺伝的には2×2ではないとのこと)と話題にした馬。
この馬は牝馬ケラリーのクロスがあり、拘りの配合だったことを牧場側は名言している。
種牡馬戦国時代を迎えている今だからこそ、血統内に抱える牝馬のクロスにより注目しなければならないと考えている。
ここからは週末重賞出走有力馬の馬体診断に移る。
まず葵S。
なお、同重賞は収得賞金900万円の18頭が抽選対象。そのため診断対象を出走が確定している馬に絞った。
■タマモブラックタイ(牡3、栗東・角田)
NHKマイルCから中2週のレース。ダイワメジャー産駒のような重厚な馬体でパワー満点。完成度も高めだ。前脚が短く距離短縮はプラス。【8.5点/10点満点中】
■ビッグシーザー(牡3、栗東・西園)
胴詰まりで父ビッグアーサーによく似た形。タマモより完成度では劣るものの、こちらもパワー十分の馬体。近4戦の勝ちっぷりと時計から5連勝が濃厚だ。【8.5点/10点満点中】
■ペースセッティング(牡3、栗東・安田隆)
前躯は力強いが後躯はシャープで馬体的には切れる脚も使えるはず。前走のファルコンSでは何もできなかったが、距離短縮で変わりそうだ。【8点/10点満点中】
■モズメイメイ(牝3、栗東・音無)
以前より馬体がパンとしたことで牡馬相手でも見劣りしない。ただし、マイル特化の馬体から短距離替わりは微妙かも。【7.5点/10点満点中】
■ヤクシマ(牡3、栗東・寺島)
全体的にギュッと詰まった馬体で重心は低め。完成度も高い。近2走は気性的な難しさを見せているものの短距離なら変わるかもしれない。【8点/10点満点中】
■ルガル(牡3、栗東・杉山晴)
基本的なアウトラインが幼く、馬体はマイラー。ただし、余りあるスピードの持ち主で現状は短距離専用だ。連闘⇒中2週のハードローテだが、使い減りしないタイプで詰まったローテは良さそう。【8点/10点満点中】
馬体注目馬はタマモブラックタイ、ビッグシーザーの2頭。
続いて日本ダービー。
■サトノグランツ(牡3、栗東・友道)
基本的なアウトラインはディープ系の産駒らしくシャープ。サトノダイヤモンド産駒はシャープな馬が走ると見ている。今回の注目ポイントは本馬の抜群のハリツヤ。筋肉の質感も素晴らしく勝負仕上げだ。【8.5点/10点満点中】
■スキルヴィング(牡3、美浦・木村)
ここまで語ってきた内容と重なるが、同厩のイクイノックスを彷彿とさせる好馬体。完成度や前躯の膨らみはさすがに負けるものの、イクイノックスに迫れるだけの馬だと思う。隙のない仕上がりで仕上がりも文句なし。【8.5点/10点満点中】
■ソールオリエンス(牡3、美浦・手塚)
皐月賞出走時も馬体が輝いて見えたが、今回はさらに輝いて見える。筋肉の質感も素晴らしい。2冠を獲得できるだけの馬体と仕上がりだ。【8.5点/10点満点中】
■タスティエーラ(牡3、美浦・堀)
距離延長を考慮してか皐月賞出走時以上に馬体が締まり、ハリツヤもグンと良化。前走以上と考えていいだろう。【8.5点/10点満点中】
■トップナイフ(牡3、栗東・昆)
この馬のアウトラインをきっちりキープ。3歳春以降マイル色が強くなったが、この時期なら距離はもつ。この馬も素晴らしいハリツヤで気配抜群。力は出せそうだ。【8点/10点満点中】
■ドゥラエレーデ(牡3、栗東・池添)
海外帰りを思えばアバラ骨を見せて悪くない仕上がりだが、全体の輪郭が少しボヤけて見える。もう少しメリハリもほしい。【7.5点/10点満点中】
■ファントムシーフ(牡3、栗東・西村)
オークスを制したリバティアイランドほどではないが、完成度は高め。今回は皐月賞出走時とほぼ変わらない姿で出走できそう。ただし、前回から良化した馬が多くその分がどうか。【8点/10点満点中】
馬体注目馬はサトノグランツ、スキルヴィング、ソールオリエンス、タスティエーラの4頭。1頭だけに絞るならソールオリエンス。
最後は目黒記念。
■アーティット(牡4、栗東・友道)
胴長で芝中長距離向きの馬体。ディープインパクト産駒にしては切れないが、広いコースで跳びの大きさと先行力を活かす競馬が似合う。ただし、高速馬場の適性は未知数。【8点/10点満点中】
■サリエラ(牝4、美浦・国枝)
420キロ前後の馬体重が示すようにコンパクトにまとまった馬体。全姉サラキアより小さいが、バランスそのものは上々で、切れる馬体をしている。55.5キロのハンデがどうかも、まともなら勝ち負け。【8.5点/10点満点中】
■ゼッフィーロ(牡4、栗東・池江)
前残りのメトロポリタンSで唯一差してきたのが本馬。馬体的な特徴は四肢の長さで、2400m戦で力を出せるのは納得だ。渋った馬場もこなせるが、この馬の切れは良馬場でこそだろう。【8点/10点満点中】
■ヒートオンビート(牡6、栗東・友道)
東京2500mは2400mと異なり本馬のようなステイヤー体型が活躍。友道厩舎の管理馬らしい研ぎ澄まされた馬体だ。どう乗っても甘いが、2、3着なら。【8.5点/10点満点中】
■プラダリア(牡4、栗東・池添)
馬体がパンとしたことで3歳秋と比べるとステイヤー色は薄まったものの、トモが強化され近2走の安定した末脚に繋がっている。前回は勝ち馬のドウデュースが強過ぎたが、ここなら展開ひとつ。【8.5点/10点満点中】
■ライラック(牝4、美浦・相沢)
父オルフェーヴルより父父ステイゴールドが強く出た小柄でシャープな馬体。追い込む競馬しかできないが、芝中長距離向きの馬体で警戒は必要。ただし、高速決着になると不安が残る。【7.5点/10点満点中】
馬体注目馬はサリエラ、ヒートオンビート、プラダリアの3頭。
2023/05/24 17:00
「さらに輝きを増す馬体」【馬体診断】葵S&日本ダービー&目黒記念


競馬サロン読者の皆さん、こんにちは!
ども!アシタカです。
昨日は札幌競馬場で北海道トレーニングセールが開催されたね。
昨年と比べると売却総額は落ち着いたが、78.4%という高い売却率を記録。
最高落札価格はリオンディーズ産駒のピサノプリヴェの21で税込み2420万円だったが、個人的に注目していたリアルスティール産駒のパラダイスコーブの21は2番目に高い税込み2145万円で落札された。
パラダイスコーブの21の詳細はコチラ
https://thoroughbred-market.com/horse/2021100198
強靭な前躯、掻き込むような走法から主戦場はダートのマイルと見ている。
で、本馬の注目材料はラヴズオンリーミーの母であるモネヴァッシアとキングマンボの全きょうだいクロスがあること。これは名牝ミエスクのクロスが成立していることも意味する。
既にオールパルフェという成功例が出ているが、リアルスティール×キングマンボ系はいつかデカい大当たりが出るような気がしているんだよね。それがいつかは分からないけど・・・汗。
なお、ノーザンファム生産の馬体的に注目できる2歳馬はPOG攻略BOOKに10頭を取り上げているのでそっちも見てほしい。
で、牝馬のクロスと言えば、日本ダービーに出走するファントムシーフ。実質ダンシリの2×2じゃないかと(遺伝的には2×2ではないとのこと)と話題にした馬。
この馬は牝馬ケラリーのクロスがあり、拘りの配合だったことを牧場側は名言している。
種牡馬戦国時代を迎えている今だからこそ、血統内に抱える牝馬のクロスにより注目しなければならないと考えている。
ここからは週末重賞出走有力馬の馬体診断に移る。
まず葵S。
なお、同重賞は収得賞金900万円の18頭が抽選対象。そのため診断対象を出走が確定している馬に絞った。
■タマモブラックタイ(牡3、栗東・角田)
NHKマイルCから中2週のレース。ダイワメジャー産駒のような重厚な馬体でパワー満点。完成度も高めだ。前脚が短く距離短縮はプラス。【8.5点/10点満点中】
■ビッグシーザー(牡3、栗東・西園)
胴詰まりで父ビッグアーサーによく似た形。タマモより完成度では劣るものの、こちらもパワー十分の馬体。近4戦の勝ちっぷりと時計から5連勝が濃厚だ。【8.5点/10点満点中】
■ペースセッティング(牡3、栗東・安田隆)
前躯は力強いが後躯はシャープで馬体的には切れる脚も使えるはず。前走のファルコンSでは何もできなかったが、距離短縮で変わりそうだ。【8点/10点満点中】
■モズメイメイ(牝3、栗東・音無)
以前より馬体がパンとしたことで牡馬相手でも見劣りしない。ただし、マイル特化の馬体から短距離替わりは微妙かも。【7.5点/10点満点中】
■ヤクシマ(牡3、栗東・寺島)
全体的にギュッと詰まった馬体で重心は低め。完成度も高い。近2走は気性的な難しさを見せているものの短距離なら変わるかもしれない。【8点/10点満点中】
■ルガル(牡3、栗東・杉山晴)
基本的なアウトラインが幼く、馬体はマイラー。ただし、余りあるスピードの持ち主で現状は短距離専用だ。連闘⇒中2週のハードローテだが、使い減りしないタイプで詰まったローテは良さそう。【8点/10点満点中】
馬体注目馬はタマモブラックタイ、ビッグシーザーの2頭。
続いて日本ダービー。
■サトノグランツ(牡3、栗東・友道)
基本的なアウトラインはディープ系の産駒らしくシャープ。サトノダイヤモンド産駒はシャープな馬が走ると見ている。今回の注目ポイントは本馬の抜群のハリツヤ。筋肉の質感も素晴らしく勝負仕上げだ。【8.5点/10点満点中】
■スキルヴィング(牡3、美浦・木村)
ここまで語ってきた内容と重なるが、同厩のイクイノックスを彷彿とさせる好馬体。完成度や前躯の膨らみはさすがに負けるものの、イクイノックスに迫れるだけの馬だと思う。隙のない仕上がりで仕上がりも文句なし。【8.5点/10点満点中】
■ソールオリエンス(牡3、美浦・手塚)
皐月賞出走時も馬体が輝いて見えたが、今回はさらに輝いて見える。筋肉の質感も素晴らしい。2冠を獲得できるだけの馬体と仕上がりだ。【8.5点/10点満点中】
■タスティエーラ(牡3、美浦・堀)
距離延長を考慮してか皐月賞出走時以上に馬体が締まり、ハリツヤもグンと良化。前走以上と考えていいだろう。【8.5点/10点満点中】
■トップナイフ(牡3、栗東・昆)
この馬のアウトラインをきっちりキープ。3歳春以降マイル色が強くなったが、この時期なら距離はもつ。この馬も素晴らしいハリツヤで気配抜群。力は出せそうだ。【8点/10点満点中】
■ドゥラエレーデ(牡3、栗東・池添)
海外帰りを思えばアバラ骨を見せて悪くない仕上がりだが、全体の輪郭が少しボヤけて見える。もう少しメリハリもほしい。【7.5点/10点満点中】
■ファントムシーフ(牡3、栗東・西村)
オークスを制したリバティアイランドほどではないが、完成度は高め。今回は皐月賞出走時とほぼ変わらない姿で出走できそう。ただし、前回から良化した馬が多くその分がどうか。【8点/10点満点中】
馬体注目馬はサトノグランツ、スキルヴィング、ソールオリエンス、タスティエーラの4頭。1頭だけに絞るならソールオリエンス。
最後は目黒記念。
■アーティット(牡4、栗東・友道)
胴長で芝中長距離向きの馬体。ディープインパクト産駒にしては切れないが、広いコースで跳びの大きさと先行力を活かす競馬が似合う。ただし、高速馬場の適性は未知数。【8点/10点満点中】
■サリエラ(牝4、美浦・国枝)
420キロ前後の馬体重が示すようにコンパクトにまとまった馬体。全姉サラキアより小さいが、バランスそのものは上々で、切れる馬体をしている。55.5キロのハンデがどうかも、まともなら勝ち負け。【8.5点/10点満点中】
■ゼッフィーロ(牡4、栗東・池江)
前残りのメトロポリタンSで唯一差してきたのが本馬。馬体的な特徴は四肢の長さで、2400m戦で力を出せるのは納得だ。渋った馬場もこなせるが、この馬の切れは良馬場でこそだろう。【8点/10点満点中】
■ヒートオンビート(牡6、栗東・友道)
東京2500mは2400mと異なり本馬のようなステイヤー体型が活躍。友道厩舎の管理馬らしい研ぎ澄まされた馬体だ。どう乗っても甘いが、2、3着なら。【8.5点/10点満点中】
■プラダリア(牡4、栗東・池添)
馬体がパンとしたことで3歳秋と比べるとステイヤー色は薄まったものの、トモが強化され近2走の安定した末脚に繋がっている。前回は勝ち馬のドウデュースが強過ぎたが、ここなら展開ひとつ。【8.5点/10点満点中】
■ライラック(牝4、美浦・相沢)
父オルフェーヴルより父父ステイゴールドが強く出た小柄でシャープな馬体。追い込む競馬しかできないが、芝中長距離向きの馬体で警戒は必要。ただし、高速決着になると不安が残る。【7.5点/10点満点中】
馬体注目馬はサリエラ、ヒートオンビート、プラダリアの3頭。

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