UMAJIN.net

競馬サロン

アシタカ

2023/05/21 02:00

[○抜擢馬の激走に期待]【重賞】オークス【自信の一鞍】京都10R 鳳雛S【太鼓判】京都11R 高瀬川Sの予想

602
「相手抜け」⇒「◎4着」⇒「◎がどこにも・・・」という今にも悲鳴をあげそうな苦しい結果から満身創痍で挑んだ土曜東京メインのメイS。

絶体絶命ではあったが「一発逆転の種」は仕込んでいてそれが◎ドーブネと○サクラトゥジュールの2頭だった。

△マテンロウスカイを含めた3頭が抜け出した際に「できたっ!」と大興奮したのだが、ドーブネの脚色がイマイチに見えその後は「そのまま!」「そのまま!」「そのまま!」を声高に連呼。

叩きつけた拳から血が滲むほど最後は力が入っていたが、ドーブネは最後の最後で交わされまさかの4着・・・。

あまりのショックに茫然自失となること数時間。

そして今に至るワケだが・・・いや競馬って本当に面白いね。

普段は冷静沈着な私でも心の底からヒートアップできるのが競馬に他ならない。

大興奮のなか馬券的中となれば最高で、その機会は日曜競馬までお預けのようだ。


さて、日曜競馬だが、馬場悪化の心配はいらなそうで3場とも芝は良馬場の見込み。

そして東京芝の傾向だが、注目したいのはメイSの時計だ。

今年のメイSは前後半締まった流れになり1分44秒7(良)で決着。

昨年、一昨年はスローになり1分46秒台だったが、2020年のメイSが1分44秒3(良)だった。

馬場差を算出すると2020年時と同様に超高速馬場のなかでオークス発走を迎えることになりそう。

オークス=スローの上がり勝負が基本も速い時計対応の下地は欲しい。


まずオークスの予想。

出走有力馬の馬体診断結果は次の通り。

【馬体診断】平安S&オークス
https://uma-jin.net/new/salon/salon_detail/12513/0/81

馬体注目馬は5番リバティアイランド、9番コナコースト、16番ドゥアイズの3頭。

--------------
■リバティアイランド(牝3、栗東・中内田)
桜花賞時の紹介内容と重なるが1頭だけ古馬のような風格を誇るのが本馬。1頭だけ完成度と能力が異なり、桜花賞と変わらない上々の馬体で出走できそう。今後の成長力に課題があるかもしれないが、ここは圧倒的人気にきっちり応えるはずだ。【9点/10点満点中】

■コナコースト(牝3、栗東・清水久)
デビューから馬体重が減り続けているが、細くは見えない。今回は馬体をふっくら見せていて、馬体減は止まりそう。本馬は四肢が他馬と比べて長く、距離延長はプラス。1頭とんでもなく強い馬はいるが、2着争いの筆頭だろう。【8.5点/10点満点中】

■ドゥアイズ(牝3、栗東・庄野)
桜花賞出走時より馬体をすっきり見せハリツヤも良化。理想的な上昇曲線を描けている。どう乗っても甘いが、2、3着ならあっていい。【8.5点/10点満点中】
--------------

本命は素直に◎5番リバティアイランドで、本命に推す理由は診断内で語った通り。

鞍上と脚質から2014年のオークスで2着だったハープスターが重なるという声も分からなくはないが、勝負服と脚質から私が姿を重ねているのがジェンティルドンナとブエナビスタの2頭だ。

その2頭と比べると、リバティアイランドのピークは間違いなく短い。ただし、3歳時なら上記2頭と同等の成績を残せるはずだ。

ドスローの前残りだけが怖いが、スローを見越してコナコースト&D.レーン騎手、ハーパー&C.ルメール騎手の二組は必ず早めに動き出す。

ここだけは他力本願になる部分ではあるものの、後はその2頭を目標に強烈な末脚を見せてくれることだろう。


対抗評価は9番コナコースト、12番ハーパーのどちらかと当初考えていたが、配当妙味を考慮し16番ドゥアイズを抜擢したい。

前走の桜花賞は阪神マイル戦における時計勝負の適性と切れ味の差が出てしまったレース。

そこまで切れないがバテない強みはオークスの舞台でこそ活きるかもしれない。

診断内で触れたように馬体のデキは前走以上。執筆段階で単勝に思わぬ買いが入ってしまったが、馬単、3連単の相手としては十分に妙味がある。


▲評価は12番ハーパー。前走の桜花賞では反応がやや鈍くようやくエンジンがかかったのが残り200m付近。この走りなら距離延長のオークスは望むところだろう。


☆評価は純粋な馬体の中距離適性ならメンバー中1番と思える9番コナコースト。桜花賞の最後の直線を見てもらうと、本馬の脚の長さが目立つはずだ。

桜花賞の着順通り世代ナンバー2の最右翼だが、D.レーン騎手が有力馬のなかで最も先に動きそうで、格好の目標となってしまう可能性はある。


△評価で怖いのが14番ペリファーニア。鞍上の「2400mは長いかなと思います」、調教師の「距離はギリギリ」という発言が影響してこの人気だが、阪神マイルがもつ馬であればオークスは走り切れる。これは過去の歴史からも明らかだ。


馬券は◎5番リバティアイランドを1着に固定した馬単、3連単で勝負。
今回は対抗からの押さえは封印する。

《東京11R・オークスの最終結論》
◎5リバティアイランド
○16ドゥアイズ
▲12ハーパー
☆9コナコースト
△6ゴールデンハインド
△14ペリファーニア
△17シンリョクカ

【馬単/1着流し】5⇒16,12,9,6,14,17(6点)
【3連単/フォーメ】5⇒16,12,9⇒16,12,9,6,14,17(15点)


続いて自信の一鞍として取り上げる京都10R・鳳雛S(ダート1800m)。

ちなみに鳳雛とは鳳凰(ほうおう)の雛(ひな)のことで、転じて将来嘱望される若者のことを指す。

また、伏竜鳳雛(ふくりゅうほうすう)という四字熟語があり、こちらは才能がありながら力を出せていない人を指すことが多い。恋愛における私が多分それ。

先の四字熟語でピンときた競馬サロン読者が多いと思うが、3歳ダートOPの伏竜S、鳳雛Sはこの言葉がレース名に採用されたのだろう。

リステッド競走昇格後となる近4年の勝ち馬が、マドラスチェック、ミヤジコクオウ、ウェルドーン、ハピ。伏竜Sと同様に出世レースだ。

例年に比べて混戦模様となった今年の鳳雛Sだが、おそらく重賞級の力がある馬は不在。

ただし、OPなら頑張れそうなのが◎1番ベンダバリラビアだ。

伏竜Sで7着だった同馬だが、注目はそのレースぶり。後に兵庫CSも制すミトノオーに真っ向勝負を挑んだ結果の7着であり、最後の最後に一気に交わされるまではいい粘りを見せていた。キツいレースを経験したことが今回に活きると見る。

馬体はヘニーヒューズ系の産駒らしく基本的なアウトラインはシャープ。馬格からパワーも十分にあるが、スピードと切れに優れる馬体だ。


対抗評価は5番カレンアルカンタラ。伏竜Sは本来の先行策ができないなかで最後まで脚を伸ばせていた。2走前の1勝クラスではベンダバリラビアに先着できていて比較上OPならこの馬もやれる。


▲評価はブリンカー着用後レースぶりが安定した8番エクロジャイト。☆評価は骨っぽい相手と戦ってきた経験値が強みの2番フェルヴェンテ


馬券は◎1番ベンダバリラビアの単複が中心。
一緒に馬連、3連複を買いたい。

《京都10R・鳳雛Sの最終結論》
◎1ベンダバリラビア
○5カレンアルカンタラ
▲8エクロジャイト
☆2フェルヴェンテ
△3オーロイプラータ
△6ゼットリアン
△7マテンロウガイ
△9アイファーテイオー

【単勝】1(1点)
【複勝】1(1点)
【馬連/流し】1-5,8,2,3,6,7,9(7点)
【3連複/フォーメ】1-5,8,2-5,8,2,3,6,7,9(15点)


最後は太鼓判としてピックアップする京都11R・高瀬川S

こちらも鳳雛Sと同様の混戦。

本命は昇級初戦の◎1番サトノテンペスト

過去の対戦経験から対テイエムランウェイに対しては分が悪いが、本馬は前走の2勝クラスでマルモリスペシャル(その後2勝クラス、3勝クラスを連勝)に先着。

また、前々走の時計が優秀で、対戦相手と時計の両面から昇級通用の計算が成り立つ。

肝心の馬体はハーツクライ産駒らしく胴長だが、上半身の逞しさは母父のストリートクライが強く出ている。


△評価で穴っぽいのが初ブリンカーの10番メイショウヒューマ。元々準OPで好走歴があり、変わるならここ。


馬券は◎1番サトノテンペストの単複が中心。
一緒に馬連、3連複を買いたい。

《京都11R・高瀬川Sの最終結論》
◎1サトノテンペスト
○7スカーレットスカイ
▲15エーティーマクフィ
☆2テイエムランウェイ
△6ジェットエンブレム
△10メイショウヒューマ
△11ウラヤ
△16ニューフロンティア

【単勝】1(1点)
【複勝】1(1点)
【馬連/流し】1-7,15,2,6,10,11,16(7点)
【3連複/フォーメ】1-7,15,2-7,15,2,6,10,11,16(15点)

この記事が参考になった方は
主宰者に「エール」を送ろう!(最大10回)

エール0

この主宰者をお気に入りに登録しよう!
マイページから確認できます

お気に入り登録
競馬サロン TOP

人気主宰者の「重賞」「自信の一鞍」など複数の予想を30日間定額で!

月額コースはコチラ

月額コース購入に進む

この記事のみをご覧になりたい方はコチラ

単品購入(500pt)に進む

本記事は単品購入限定となります

PAGE TOP