【重賞イチオシDATA！】
※毎週火曜日に公開している「重賞攻略データ」コラムから、とっておきの“イチオシDATA”をピックアップ。そのデータから導き出される“狙い馬”を紹介するコーナーです。

【平安ステークスのイチオシ！】
☆ここを目標にリフレッシュした関西馬を狙え！

こんにちは！今週の平安Sを担当する尾崎です。

先週のヴィクトリアマイルでは、ソングラインがソダシとの追い比べを制し、復活のGI勝利を収めました！　次の舞台は連覇が懸かる安田記念ですが、ソングラインは引き続き戸崎騎手とのコンビで参戦する予定のようです。今からとても楽しみですね！

それでは、土曜京都11R・平安ステークス（GIII、ダ1900m）の“イチオシDATA”を紹介します。

■前走が重賞（地方・海外含む）で馬体重マイナス4キロ以上、かつ中4週以上の間隔を空けた関西馬
・過去10年【5.1.3.19】
　勝率17.9％　複勝率32.1％
　単勝回収率321％　複勝回収率117％

データが長くてすみません。要は、「寒い時期の厳しい調教で体脂肪を落とし、引き締まった状態からの休息。ここを目標に間隔を空けて、ベストな状態を迎える地元・関西馬は買い」といった感じでしょうか。

その成績は勝率は17.9％で、単勝回収率は驚異の321％！　さらに、4年連続で3着以内馬を輩出しております！　これは見逃せない注目のポイントと言えそうです。

今年の該当馬は以下の3頭

・カフジオクタゴン：前走のアンタレスS出走時、体重が8キロ減
・ゲンパチルシファー：前走のアンタレスS出走時、体重が12キロ減
・メイショウフンジン：前走のダイオライト記念出走時、体重が4キロ減

これらの馬はどれも単勝オッズがフタ桁以上になりそうで、高配当が期待できます。このなかで私のオススメはメイショウフンジン（牡5、栗東・西園正）です。

メイショウフンジンは過去5走で掲示板を外したのはみやこSのみで、安定した走りを続けています。特に仁川Sではハイペースの中で内からハナを主張し、直線で驚異的な粘り腰を見せて連勝しました。

前走のダイオライト記念では2番手から進めるも4コーナーで外を回した分、インから進出して突き抜けた勝ち馬と馬体を併せられなかったのが痛かった。ラチを頼りながら馬群の中で勝負根性を発揮するのが、この馬の勝ちパターンだからです。

また、初の2400mや地方の砂も合わなかった印象。距離短縮の中央戦なら巻き返し可能でしょう！

興味深いことに、上記の「イチオシDATA」の5勝はすべて5枠より内からの勝利です。今年の該当馬3頭のうち、5枠より内に配置されたのはメイショウフンジンのみ。人気薄ならではの逃げ切り勝利に期待します！

（2023年平安ステークス予想／文責・尾崎）

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