【重賞イチオシDATA！】
※毎週火曜日に公開している「重賞攻略データ」コラムから、とっておきの“イチオシDATA”をピックアップ。そのデータから導き出される“狙い馬”を紹介するコーナーです。

【新潟大賞典のイチオシ！】
☆新潟替わりで破壊力マシマシ、福島民報杯の上がり最速馬！

先週の青葉賞に引き続き、新潟大賞典はわたくし神田が担当します。

その青葉賞は「前走芝2400m＆上がり最速を狙え！」ということでスキルヴィングとサヴォーナを推奨したところ、結果は1着と6着。

私が放った渾身の勝負手・2頭軸の3連単マルチは見事に空を切る結果に（泣）。

しかしながら「2頭に1頭は馬券になる」という傾向は継続することとなりました。来年も青葉賞では忘れずに「前走芝2400m＆上がり最速」を狙いたいと思います！

前置きはこのくらいにして。さっそく日曜新潟11R・新潟大賞典（GIII、芝2000m）の“イチオシDATA”を紹介いたします！

■前走福島民報杯で上がり3F最速
・過去10年【2.0.1.1】
　勝率50.0％、複勝率75.0％
　単勝回収率405％、複勝回収率170％

新潟大賞典のステップレースはいくつかありますが、施行時期の関係から出走馬が多くなるのが前走・福島民報杯組。今年も2頭が出走します。

この組で注目したいのが福島民報杯で上がり3F最速だった馬。過去10年で4頭が新潟大賞典に出走し、2頭が優勝、1頭が3着と優秀な成績を収めています。

直線の長い新潟外回りですから、末脚の威力がさらに増すという結果でしょう。また新潟大賞典はハンデ戦なので、重賞組と比べてリステッドの福島民報杯経由だとそれほど重い斤量を背負わなくて済む、という事情があるのかもしれません。

今年の福島民報杯で上がり3F最速を記録したカレンルシェルブル（牡5、栗東・安田翔）は当初の予定どおりこのレースへ参戦。今回の“イチオシDATA”推奨馬はこの馬です。

カラテやキラーアビリティといった実績馬が初めての酷量59キロを背負うなか、カレンルシェルブルは勝利した実績のある57キロの斤量。この点でも相対的に有利なのでは？　という気がしております。
（2023新潟大賞典予想／文責・神田）

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