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重賞イチオシDATA!

2023/05/05 17:30

【新企画・重賞イチオシDATA!】≪2023京都新聞杯≫サトノグランツとダノントルネードはお客様!?

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【重賞イチオシDATA!】
※毎週火曜日に公開している「重賞攻略データ」コラムから、とっておきの“イチオシDATA”をピックアップ。そのデータから導き出される“狙い馬”を紹介するコーナーです。

【京都新聞杯のイチオシ!】
☆人気はノーザン、お金は社台!

こんにちは! 先週からスタートした新企画『重賞イチオシDATA!』を担当する「重賞攻略データ」チームリーダーの服部です。

先週の天皇賞・春は1番人気のタイトルホルダーがマサカの競走中止。そして週中には今村聖奈騎手をはじめとする6名もの若手騎手がスマホの不正使用で騎乗停止という衝撃のニュースが走りました。

何やらこの週末はとんでもない波乱が起こる予感が。特に日曜メインのNHKマイルCは過去に4回も3連単100万馬券が飛び出しており、荒れるGIとして有名です。

昨年もシンガリ人気のカワキタレブリーが3着に入って153万馬券が炸裂。もしかしたら、今年も大穴馬が突っ込んでくるかも…。

100万馬券とはいかずとも高配当はGETしたい! ということで、NHKマイルCの見解は土曜日の担当者に譲り、私は土曜京都11R・京都新聞杯(GII、芝2200m)の“お宝データ”を紹介します。

■過去10年・生産者別成績 トップ2
・社台ファーム/【4.1.3.9】
 勝率23.5% 複勝率47.1%
 単勝回収率425% 複勝回収率180%

・ノーザンファーム/【2.5.5.25】
 勝率5.4% 複勝率32.4%
 単勝回収率24% 複勝回収率99%


3歳の芝中距離重賞は本来ノーザンファームの牙城。ところが、この京都新聞杯に限っては、ノーザンファーム以上に社台ファームの生産馬が猛威を振るっているのです。

過去10年で4頭の勝ち馬を輩出し、勝率は23.5%。昨年も社台生産のアスクワイルドモアが優勝しました。複勝率は5割に迫る47.1%を記録。輪をかけて目を引くのは回収率の高さで、単勝はナント425%という驚異的な数字を叩き出しています。

京都新聞杯は京都でも代替の中京でも2200mで施行。いわゆる“非根幹距離”に分類される2200mは、スピードや瞬発力以上に、タフさや持続力が求められます。

全体的な傾向として、ノーザンファームの生産馬はスピードやキレ、瞬発力がウリであるのに対し、社台ファームの生産馬はスタミナや持続力に長けています。この特性の違いが、京都新聞杯の結果に如実に表れているのです。

けれどもファンの視線は“絶対王者”であるノーザンファームの生産馬に注がれ、当然人気も集めてしまう。ポテンシャルは高いので馬券圏内には来るものの、レース適性に欠けるためアタマを獲り切れない。

それがノーザン生産馬の勝率・単勝回収率の低さにつながり、裏を返すと、社台生産馬の勝率・回収率の高さを後押ししているわけです。

今年の社台ファーム生産馬は、オメガリッチマン(牡3、栗東・安田翔)ただ一頭。

2走前の京成杯ではダントツの最低人気ながら2着に激走。1着のソールオリエンスは次走で皐月賞を快勝しました。

前走・毎日杯は6着に敗れたものの、直線では前が詰まりっぱなし。今回は安田翔厩舎の勝負ジョッキー・横山典騎手に手が戻り、雪辱を目論んでいます。

今年も下馬評ではサトノグランツとダノントルネードの“ノーザン生産の良血馬”が1番人気を争いそう。しかし2頭ともまだ条件戦しか走っておらず重賞は初挑戦。

OP競走の経験豊富なオメガリッチマンが両馬を蹴散らして、“人気はノーザン、お金は社台”といきたいところです。
(2023年京都新聞杯予想/文責・服部)

▽京都新聞杯の他データも見たい方はコチラ▽
https://uma-jin.net/pc/column/columnDetail.do?charaId=63&pcId=101908

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