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田原基成

2023/04/27 18:00

スキルヴィングほか、2023青葉賞出走予定馬15頭

352
・アームブランシュ
弥生賞ではタスティエーラ、トップナイフといった世代上位馬相手に4着。休みを経て着実に力を付けてきた印象だ。東京芝は上がり3F33秒9での勝利実績があるように当舞台向きの切れ味を誇る馬。展開が紛れた際の3着候補として警戒。

・アサカラキング
逃げ切り勝ちの前走は上がり3F37秒5を要した消耗戦。東京芝がそこまで上がりを要するとは思えず、ここは適性外の印象だ。

・グランヴィノス
案外な結果に終わった前走だが、この馬で強調したいのは新馬戦のパフォーマンス。阪神芝2000mを上がり3F33秒台かつ非減速ラップで勝利……これをクリアした2歳馬はアグネスタキオン、ラキシス、サトノダイヤモンドといったのちのGI馬がズラリと並ぶ。当初のプランから狂いが生じたローテーションは気がかりも、毎年のようにステイヤー・タイプの馬を輩出する友道厩舎管理馬。前走で見限るにはまだ早い。

・サヴォーナ
当レースと好相性のアザレア賞勝ち馬。ただ、1000m通過67秒1の超スローかつ芝2400mで2分31秒6の勝ち時計に価値は見い出せない。当距離の成績【1-2-0-0】は魅力も、勝ち切るゾーンに据えるには躊躇してしまう。

・シャドウソニック
未勝利時代に覇を競ったアドマイヤイル、レヴォルタード、ティムールはいずれも重賞で掲示板外。戦ってきた相手を踏まえると、クラスの壁はいかんともし難い印象を受ける。

・スキルヴィング
東京芝で連勝中の馬。スローの切れ味勝負だった未勝利戦から一転、1000m通過60秒0とそれなりに流れたゆりかもめ賞でも他馬とはまるで違う末脚を繰り出したのは高いポテンシャルの証明と言えよう。イクイノックスやソールオリエンス、ジャスティンスカイなどオープンクラスまで上がったキタサンブラック産駒の共通点である「上がり33秒台前半以内の勝利実績」がある馬。スムーズなら大崩れは考えにくい。

・ティムール
テンのダッシュ力に欠ける脚質ゆえ、多頭数では捌くのに精いっぱいになってしまう馬。初の関東圏かつ多頭数替わりはマイナスだ。

・ニシノレヴナント
当舞台の前走勝ち時計は平凡。重賞即通用は難しい注文と言えそうだ。

・ハーツコンチェルト
衝撃のデビュー戦以降はやや精彩を欠く印象。それでも左回りでは【1-0-1-0】と馬券外がなく、近走は右回りと寒い時季が影響していたのかもしれない。寒い時季に馬券外→当レースで一変のハーツクライ産駒にはウインバリアシオン、ゴーフォザサミットが該当。その2頭をトレースしたような戦績は不気味だし、まだまだ強くなるだと思う。

・ヒシタイカン
新馬戦では当レースで人気が予想されるスキルヴィングに勝利。そこから間隔があき、結果的に当時以来のレースとなった。新馬戦で発揮したポテンシャルに疑いようはないが、ライバルたちはその間に経験を積んでいる。厩舎のエース格であるD.レーンや松山弘平が他馬に騎乗する点も含め、全幅の信頼を置くには至らない。

・マイネルエンペラー
前走で先着を許した馬が出走するメンバー構成。馬券内突入は至難の業か。

・マサハヤウォルズ
逃げた前走は1000m通過67秒1の超スロー。その展開でも馬券外だった点から、差し有利傾向にあるこのレースでは厳しいだろう。

・メイテソーロ
芝ダート問わず、デビュー以降に馬券外がない安定株。そのなかには東京芝での上がり最速2着もあり、地味にも映るバックボーンゆえ毎度人気の盲点になりやすい馬だ。どんなシチュエーションにも対応可能な自在性は大きなアドバンテージ。穴馬候補として警戒したい。

・ヨリマル
不良馬場の前走大寒桜賞は先行押し切り。タフな馬場コンディションへの適性を示した一戦だった。母テイエムオーシャン譲りの粘りがある馬だが、今回の舞台は速い上がりが要求される東京芝。この馬にとって適性外と言わざるを得ない。

・ロゼル
1勝クラスですら掲示板外に敗れる現状。厳しい。

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