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アシタカ

2022/10/02 01:41

「馬場にマッチする◎を本命抜擢」【重賞】スプリンターズS【自信の一鞍】中京5R 2歳新馬【太鼓判】中京10R 白川郷Sなど2鞍

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絶好の競馬日和の中行われた土曜競馬。

手堅く中京5R・2歳新馬で馬券を仕留め、中山5R・2歳新馬では3連複6150円を的中。さらにヤマボウシ賞もほぼ予想通りに収まり「これは最後までいけるんちゃう」という手応えがあった。

意気揚々と迎えたシリウスSだったが、レース途中からハヤブサナンデクンの位置取りに思わず頭を抱え、気づいたら吉本芸人ばりに「なんでやねん!」と液晶モニタに突っ込みを入れていてた。

赤と青のジャージを着たお笑いコンビの「なんでだろうーなんでだろうー」がレース中に聞こえたような気もしたが、あれは幻聴だったのだろうか。

タイトな流れになり、差し・追い込み馬向きのレースになったことを思うと、前に4、5頭馬を置く吉田隼人騎手の選択は間違っていなかったとは思う。

が、あれではハヤブサナンデクンの持ち味である渋太さが活きない。

勝ったのはダート3戦目のジュンライトボルト。2着が3歳馬のハピ。勝ちタイムは昨年より遅く、評価の難しいレースとなってしまった。今後のJBCクラシックやチャンピオンズCには繋がらないと思う。


さて、ここからは日曜の予想に移ろう。

まず中山芝の傾向だが、土曜競馬を見る限り、前&内有利は日曜も変わらないと思う。

外から差し切ったのは2歳未勝利戦のビターグラッセくらいで、スプリンターズSと同じ芝1200mで行われた勝浦特別(2勝クラス)はハイペースにも関わらず前に位置取った馬のワンツースリーだった。

その状況を各騎手が見逃すとは思えず、スプリンターズSの位置取り争いはかなりシビアになりそうだ。

差して勝つには内でジッと我慢して、なるべく外を回さずに直線で馬群を捌く必要がある。かなり博打的な要素が問われるだけに、差し・追い込み馬は慎重に判断したい。

前日オッズから9番ナムラクレア、13番メイケイエールの一騎打ちムードとなった今年のスプリンターズSだが、出走有力馬の馬体評価は次の通り。

「GI仕様の仕上げ」【馬体診断】「シリウスS」&「スプリンターズS」
https://uma-jin.net/new/salon/salon_detail/10669/0/81

馬体注目馬は11番トゥラヴェスーラ、12番ヴェントヴォーチェ、13番メイケイエールの3頭。

きっちり差し届く馬場であれば、トゥラヴェスーラから一発を考えていたが、今の馬場では頭までは難しいだろう。

ヴェントヴォーチェも1200m重賞では行き脚がつくタイプではなく、外々を回るようだと厳しい。

ならば先行でき、GI仕様の馬体に仕上げられたメイケイエールをと考えてしまうが・・・。

どうしてもネックとなるのが7枠13番の外枠。スッと外3、4番手につけられるとさすがに勝ちそうだが、ポジションを取り切れない場合は、外々を回る形になりそう。昨年のような差し届かないシーンが浮かんでしまうのだ。


今年のスプリンターズS。最も重視しなければならないのは今の馬場傾向にフィットできるかどうか。有力どころの中では5枠9番のまともな枠を引けた◎9番ナムラクレアを本命に推す。

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■ナムラクレア(牝3、栗東・長谷川)
前走時の姿をほぼキープできているものの、胸前の盛り上がりは前走時の方が目立っていたか。それでも馬体のつくり、仕上がりとも申し分なく、今回は銭形も分かりやすく浮いている。力は出せるはず。【8点/10点満点中】
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「GI仕様の仕上げ」【馬体診断】「シリウスS」&「スプリンターズS」 より

パーツ的に気になる箇所はあったが、診断内で触れたようにつくり、仕上がりとも上々だ。

また陣営からは「思い切った競馬を」「ポジション取りが重要」と発言があって、今回は前走と打って変わってまずポジションを確保しにいきそう。

この並びなら4、5番手は確保できるはずで、大外枠からポジションを取り切れなかった前走の反省を活かした競馬をしてくれることだろう。

コラム内で語ってきたことと重なるが、6月以降の芝短距離重賞は3歳馬が明らかに優勢。函館スプリントS、CBC賞、北九州記念、キーンランドCと3歳馬の出走があった重賞では少なくとも1頭が馬券絡みしてきた。

芝短距離重賞の3歳馬は「トレンド」と考えられる。

今年のスプリンターズは昨年の上位馬がメイケイエール以外不在。加えて今年の高松宮記念の2、3着馬も不在で、GIとしての層は厚くない。

ミッキーアイル産駒はミッキーアイル産駒でも◎ナムラクレアの場面があっていい。今回はGI制覇の大チャンスと見る。

鞍上は土曜の中山特別戦で3連勝を飾り絶好調の浜中俊騎手。今思えばだが、函館スプリントSで普段は乗らない50キロにまで体重を調整したのもこの馬に惚れ込んでいたからだろう。

全体の勝ち星は過去リーディングに輝いたことを思うと少し寂しいが、今年はここまで重賞5勝を挙げ、度々勝負強さを見せてきた。

数少ない日本人ダービージョッキーの一人であり、その2019年日本ダービー以来のGI勝利にも期待したい。


対抗評価はまともなら勝ち負け必至の13番メイケイエール。セントウルSでマークしたレコードも優秀だったが、短距離戦で決定的となる2馬身半もの差をつけたとなれば能力はやはりGI級。

ただし、元々の気性面と弾け方から左回りの広いコース向きな印象もあり、個人的に頭を狙うなら来年の高松宮記念か。


▲評価は先行力と年齢を評価し3歳馬の7番ウインマーベル。葵S、キーンランドCの2戦は相手関係に恵まれた面はあったと思う。

相手強化となるここは試金石の一戦だが、今回の並びなら逃げる1番テイエムスパーダを2、3番手からマークしつつ進めそう。前&内有利の恩をが受けられるはずで、渋太く最後まで脚を伸ばしてくれそうだ。


☆評価は1番テイエムスパーダ。CBC賞が48キロ、北九州記念が51キロで今回が53キロ。この斤量の変遷は常識的に考えると楽ではない。ただし、今の中山芝の恩恵を最大限に受けられるのがこの馬。

内ラチ沿いをぴったり進み4角ハナの形に持ち込めれば、あれよあれよの場面まで。


差し・追い込み勢で最も警戒したいのが△6番ナランフレグ。3枠6番の枠を考えるとおそらく腹を括ったイン突きの競馬を今回も選択してくるはず。さすがに高松宮記念のようにハマるかは未知数だが、外枠を引いてしまった他差し勢よりはこの馬を上に考えたい。


馬券は◎9番ナムラクレアの単複が中心。
一緒に馬連、3連複を買いたい。
なお、3番手以下混戦を考え、手広く構えるが◎○2頭の馬連は当日のオッズを念入りに確認してもらいたい。

《中山11R・スプリンターズSの最終結論》
◎9ナムラクレア
○13メイケイエール
▲7ウインマーベル
☆1テイエムスパーダ
△6ナランフレグ
△10タイセイビジョン
△11トゥラヴェスーラ
△12ヴェントヴォーチェ
△15シュネルマイスター

【単勝】9(1点)
【複勝】9(1点)
【馬連/流し】9-13,7,1,6,10,11,12,15(8点)
【3連複/フォーメ】9-13,7,1-13,7,1,6,10,11,12,15(18点)


公開時刻の都合上、自信の一鞍以降は最小限の内容でまとめる。

自信の一鞍としてピックアップするのは中京5R・2歳新馬(芝2000m)。

本命は素軽く弾むような走りをするハービンジャー産駒の◎4番ゲールサンダー

2週前まではそこまで目立つ存在ではなかったが、古馬1勝クラスとビシッと併せられた今週の動きが良く、ひと追いごとの良化が顕著。

全体的に緩く、余裕残しの仕上げではあるが、今週の一番馬と見ているだけに勝ち負けに持ち込めるだろう。

同馬の祖母はセントウルSの勝ち馬エリザベスローズ。その産駒のリミットレスビッド、アグネスゴールド以降は大物が出ておらず、同牝系のJRA登録馬は僅か3頭だ。個人的に思入れの強い血で、久々の大物誕生に期待したい。


対抗評価はロードカナロア産駒の3番ロードマンハイム。JRA3勝ヴェルトハイムの全弟で、母ワイルドココは仏GI2着馬。

しなやかなフォームが特徴で、この馬も初戦から走ってきそう。


▲評価はステイグリーン、カクシン、イチブトゼンブなどB'zの楽曲にちなんだ馬名をつける風早オーナーの所有馬6番ギリギリチョップ

この馬もひと追いごとに良くなっていて、動き通りなら新馬戦から楽しめそう。本馬はタリスマニックの産駒で、祖母は重賞4勝のオースミハルカと血統面も悪くない。


馬券は◎4番ゲールサンダーの単複が中心。
一緒に馬連、3連複を買いたい。

《中京5R・2歳新馬の最終結論》
◎4ゲールサンダー
○3ロードマンハイム
▲6ギリギリチョップ
☆8グラシアス
△1カブキチョウ
△2ダノンペドロ
△10マルクパージュ
△11アウフヘーベン

【単勝】4(1点)
【複勝】4(1点)
【馬連/流し】4-3,6,8,1,2,10,11(7点)
【3連複/フォーメ】4-3,6,8-3,6,8,1,2,10,11(15点)


続いて太鼓判の1鞍目としてピックアップする中京10R・白川郷S

ダート条件戦の3歳馬優位の状況と日進特別の圧勝ぶりから最終的な1番人気は3歳馬の7番メイショウユズルハだろう。

左回りではとにかく堅実で、前走内容から3勝クラスでも足りる。

この馬を本命にすることも考えたが、中京ダートなら◎2番ペプチドナイルも黙っていないはず。

注目は2着だった前走の横浜Sで1着はその後OP特別でも3着に駆けたウシュバテソーロ、3着が現OPのメイショウフンジン。

ウシュバテソーロは別格だったもの、準OP突破のメドが完全に立ったレースだった。

ここは確固たる逃げ馬が不在で流れは落ち着きそう。◎ペプチドナイルと○7番メイショウユズルハの一騎打ちが見られそうだ。


馬券は◎2番ペプチドナイルの単複が中心。
一緒に馬連、3連複を買いたい。
なお、◎ペプチドナイルと○メイショウユズルハのワイドも押さえる。

《中京10R・白川郷Sの最終結論》
◎2ペプチドナイル
○7メイショウユズルハ
▲3ゴールドハイアー
☆12テイエムマグマ
△1サステナブル
△4リバプールタウン
△6サンライズシェリー
△9ヴィアメント

【単勝】2(1点)
【複勝】2(1点)
【馬連/流し】2-7,3,12,1,4,6,9(7点)
【ワイド】2-7(1点)※押さえ
【3連複/フォーメ】2-7,3,12-7,3,12,1,4,6,9(15点)


最後は太鼓判の2鞍目としてピックアップする中山8R・3歳上2勝クラス

当初はわらび賞で骨っぽい馬との対戦経験がある3歳馬の8番ロードヴァレンチを本命に推そうかと考えていたが、休み明け&昇級初戦で陣営のトーンが今ひとつ。

ならば同じ3歳馬の◎15番カンピオーネを狙う。

同馬の強調材料は濃いメンバーが揃った瀬波温泉特別で2着に好走したこと。1着ウェルカムニュースはその後準OPで3着、3着トモジャリアは次走V、4着ラブリーエンジェルがその後2着とハイレベルだった。

前走はハイペースで早めに被される競馬が応えた印象で、過去騎乗経験のある田辺裕信騎手ならひと呼吸置いた仕掛けをしてくれそう。

正攻法の競馬では甘くなるだけに、末脚を活かす形なら1着まであっていい。


馬券は◎15番カンピオーネの単複が中心。
一緒に馬連、3連複を買いたい。

《中山8R・3歳上2勝クラスの最終結論》
◎15カンピオーネ
○8ロードヴァレンチ
▲9ウォーロード
☆12ロスコフ
△2ガルヴィハーラ
△3スクリーンプロセス
△5ヘキクウ
△13ピオノノ

【単勝】15(1点)
【複勝】15(1点)
【馬連/流し】15-8,9,12,2,3,5,13(7点)
【3連複/フォーメ】15-8,9,12-8,9,12,2,3,5,13(15点)

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