【新潟11R レパードS】

◎２番タイセイドレフォン
前々走の鳳雛Ｓでは苦杯をなめたが、中一週で臨んだ弥富特別では１分５１秒１の時計で後続に八馬身差をつけての大楽勝。

好位で巧く流れに乗れる機動力があり、同じようなコース形態の新潟競馬ダート１８００Ｍ戦で自分から早目に動いて勝ちにいっても押し切れるだけのものは持っている。

ダート戦で大敗したヒヤシンスＳは重馬場、芝スタート部分でダッシュが付かず惨敗しているが、それ以外ダート１８００Ｍ戦とダート１７００Ｍ戦は五戦して三勝二着二回とまだ底を見せていない。

弥富特別の勝ち内容からして間違いなくダート中距離戦でＧレースは獲れる器。手強い相手は揃っているが、自分の競馬をすれば結果はついてくるハズだ。


〇９番ハピ
ＪＤダービーは不良馬場でこの馬の武器である末脚を活かしきれなかったが、ジワジワ追い上げて四着とした走りは立派。

その前の鳳雛Ｓでは◎を直線でキッチリと差し切り、走破時計の１分５３秒０は優秀。左回り中京ダート１８００Ｍ戦は二戦二勝と力を出しきればこちらが上のような気もするが、直前の稽古は申し分なくても、もともと動く馬なので鵜呑みにはしづらい。

加えてＪＤダービーでタフな馬場状態で走った反動があるかもしれないことと、キャリアが浅く幼さも残っているだけに中心視はしづらい。


▲６番ビヨンドザファザー
前走のユニコーンＳは１３番人気と評価は低かったが、直線外に持ち出しジリジリと脚を伸ばし、勝ち馬からは０．２秒差の七着と好走。Ｇレースでも戦えるところを見せてくれ、まだ三歳以上二勝クラスに出走できる身で抽選をかいくぐり駒を進めてきた意欲も買いたい。

大跳びで追われてからしぶとさがあり、バテない強味が武器の馬。展開の助けが必要ではあるが、◎〇二頭が強気の競馬をすれば流れは向きそうなので注目したい一頭だ。


△８番・５番・４番・１番・１５番・３番


＜３連単二頭軸マルチ＞
軸　２番・９番
相手６番・８番・５番・４番・１番・１５番・３番


＜馬単一着流し＞
一着２番
相手９番・６番・８番・５番・４番・１番・１５番・３番



【札幌11R エルムS】

◎１番ロードエクレール
スタートダッシュの鋭い馬ではないが、鞍上の指示に従える素直さがある。スタートでアクシデントでもあれば別だか、ここもゲートを出て押されて強引に先手を取りに行く競馬をするだろう。

同型馬のマークがキツくなることも予測できるが、一番枠を引き当てているだけに他の先行馬が無理してハナを奪いにはこないとみた。となればテンに多少無理したとしても向正面に入るまでは息を入れて自分のリズムで競馬ができるハズだ。

ある程度速い流れで後ろの馬にも脚を使わすような逃げでデキの良さを活かしてしぶとさを見せてくれることだろう。


〇７番ヒストリーメイカー
プロキオンＳは直近の成績が悪く、人気を落としていたが、ハイペースの流れを三角手前から追い上げ開始して最後まで脚が上がることなく勝ち馬に詰め寄った内容は立派。八歳馬ながらまだ衰えてはいない。

ここも緩い流れにはなりそうもないので、前半ジックリと構えて終い勝負の自分の競馬をすれば、持っている力からしてこの組み合わせで見劣ることはない。また人気馬が好走には条件が付く馬が多く、押し出される形だが二番手評価。


▲１２番スワーヴアラミス
ここ３戦は相手が強く結果が出ていないが、東海Ｓでは直線で力強い伸びを見せてアッサリと突き抜けたように、ローカルGIII戦では力上位。

昨年は函館競馬場で施行された当レースの勝ち馬。その後はＧＩ戦や地方交流重賞に挑戦し続けて揉まれて確実に力をつけ、競馬の上手さが身についているので要注意だ。


△９番・１１番・６番・３番・２番


[３連単フォーメーション]
一着１番・７番・１２番
二着１番・７番・１２番
三着１番・７番・１２番・９番・１１番・６番・３番・２番