おしらせ
【今週の重賞】[NHKマイルCほか]荒れる3歳GI オオバンブルマイは連勝で3歳マイル王に輝けるか
【今週の注目重賞】
■NHKマイルC
5月7日(日)、東京競馬場で第28回・NHKマイルC(3歳、GI、定量、芝1600m)が行なわれる。
オオバンブルマイ(牡3、栗東・吉村)は重賞2勝馬。前走・アーリントンCではユリーシャが大逃げを打ち、離れた先行馬に向く流れのなかを本馬は中団外から追い上げ、差し切って勝利した。その前走は休み明けで追走は促されながらの部分があったので、叩き2戦目でスムーズに運べればGI舞台でも再度上位争いは必至となりそう。
ドルチェモア(牡3、栗東・須貝)は朝日杯FS覇者。前走・ニュージーランドTではダントツの1番人気に推されるも、ハナを切って失速し7着に惨敗。外から厳しいマークを受け速い流れになったことが敗因だろう。掛かり気味にハナに立ったのを見るに、休み明けで中身が伴っていなかった面もありそうだ。鞍上は三浦騎手に手替わり。前走でうまくガス抜きができていれば巻き返しも可能だ。
エエヤン(牡3、美浦・伊藤大)は3連勝でニュージーランドTを勝ち大舞台に臨む。前走・ニュージーランドTでは3角から外に持ち出されて、逃げたドルチェモアを射程圏に入れると残り200m付近でグングン加速して後続を寄せ付けず勝利。3連勝した舞台はすべて中山マイルで立ち回りの巧さが武器だ。強くなければ3連勝はできないが、今回は初の東京マイルがカギとなる。
ウンブライル(牝3、美浦・木村)はニュージーランドTで2着。中団後方から追い込んでエエヤンには0秒2差に詰め寄っており、字面以上の内容と言えるだろう。またブリンカーを着けたことで終いの甘さをしっかり補えたのは大きな収穫だった。今回と同コースの2走前・クイーンCでは勝ち馬に0秒3差の6着に健闘。終いの良さを活かすならやはり広いコースが合っていそう。鞍上は横山武騎手。皐月賞Vを飾った勢いにも期待したい。
そのほかには、朝日杯FS2着から臨んだ皐月賞ではシンガリ着順も今回巻き返しを図るダノンタッチダウン(牡3、栗東・武幸)、ファルコンS勝ち馬のタマモブラックタイ(牡3、栗東・角田)、横山典騎手と初コンビを組むクイーンC3着馬のモリアーナ(牝3、栗東・高野)、桜花賞7着のシングザットソング(牝3、栗東・高野)なども出走を予定している。
【そのほかの重賞】
■京都新聞杯
5月6日(土)、京都競馬場で第71回・京都新聞杯(3歳、GII、馬齢、芝2200m)が行なわれる。日本ダービーの前哨戦として行われ、同レースの出走を目指す3歳馬が収得賞金の加算を狙って出走する。主な出走予定馬は、差し馬が上位を独占したゆきやなぎ賞において先行して勝利したサトノグランツ(牡3、栗東・友道)や、毎日杯では外枠でも折り合いを克服して3着したドットクルー(牡3、栗東・笹田)、皐月賞14着から巻き返しを図る若駒S勝ち馬マイネルラウレア(牡3、栗東・宮)、フリージア賞でホウオウビスケッツ、サスツルギに続く3着に好走したマキシ(牡3、栗東・辻野)など。
■新潟大賞典
5月6日(土)、新潟競馬場で第45回・新潟大賞典(4歳上、GIII、ハンデ、芝2000m)が行なわれる。例年、極端な前残りはなく、開催の前半にもかかわらず差し追い込み馬が台頭するのが特徴。主な出走予定馬は、トップクラスが集まるGI舞台でも大きく負けておらず新潟記念勝ちの実績があるカラテ(牡7、栗東・辻野)や、前走・大阪杯は大敗もGIIIなら力上位のキラーアビリティ(牡4、栗東・斉藤崇)、新潟4勝のコース実績を誇り中日新聞杯3着→愛知杯2着と充実ぶりも目立つアイコンテーラー(牝5、栗東・河内)、高齢だが今年に入ってGIIでも善戦を重ねる白毛馬ハヤヤッコ(牡7、美浦・国枝)、目下4連勝中で重賞初挑戦となるスパイダーゴールド(牡4、美浦・鹿戸)など。
(Text:Funaki)
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