【地方競馬】明日5日、川崎競馬場で重賞・クラウンC　意欲の連闘・ポリゴンウェイヴに注目

4月5日、川崎競馬場で重賞・クラウンC（SIII、ダ1600m）が開催される。南関東クラシック・羽田盃のトライアル競走として実施され、優勝馬には羽田盃への優先出走権が付与される。1着賞金は1500万円。枠順、発走時刻は以下の通り。

■川崎11R　クラウンC（SIII、ダ1600m）　20時10分発走

1枠1番　オーマイグッネス　（牡3、船橋・山田信）　矢野貴

2枠2番　ハセノゴールド　　（牡3、船橋・張田京）　張田昴

3枠3番　サムタイムアゴー　（牡3、浦和・小久保）　西啓

4枠4番　ポリゴンウェイヴ　（牡3、浦和・小久保）　山口達
4枠5番　チェルカトローヴァ（牡3、船橋・矢野義）　木間塚龍

5枠6番　ライズゾーン　　　（牡3、川崎・山崎尋）　山崎誠
5枠7番　コンプラドール　　（牡3、川崎・鈴木義）　和田譲

6枠8番　ナガタエース　　　（牡3、川崎・岩本洋）　町田直
6枠9番　ブルグミューラー　（牡3、浦和・小久保）　本橋孝

7枠10番 ナイトオブバンド　（牡3、船橋・米谷康）　森泰斗
7枠11番 スカイアクロス　　（牡3、川崎・山崎裕）　増田充

8枠12番 ハーピーレックス　（牡3、川崎・武井和）　藤本現
8枠13番 ゴールドラッドマン（牡3、川崎・内田勝）　笹川翼

年明けの重賞・ニューイヤーCを制し、ハイセイコー記念2着の実績を誇るポリゴンウェイヴ（牡3、浦和・小久保）は京浜盃10着からの連闘策を選択。地力はここでもトップクラスなだけにコンディションがカギになりそうだ。当日の気配に注目したい。今回の鞍上は東京ダービージョッキーの山口達騎手。

クラウンCトライアルの椿賞を制したのがハセノゴールド（牡3、船橋・張田京）。先行して手堅い脚質はいかにもダート向きといった感。ニューイヤーCではポリゴンウェイヴに太刀打ちできなかったが、2勝を挙げる得意の川崎ダ1600mで逆転を狙う。

チェルカトローヴァ（牡3、船橋・矢野義）は椿賞2着馬。勝負どころで自ら動き4角先頭で押し切ろうとしたが、外から併せてきた勝ち馬に交わされる形となった。とはいえ最後まで勝ち馬に追いすがった内容には見るべきところあり。重賞の舞台でリベンジを目論む。

ナイトオブバンド（牡3、船橋・米谷康）は盛岡の南部駒賞、ジュニアグランプリでいずれも2着。中央のジュニアCにも遠征経験があり、交流戦で実力をつけてきた。雲取賞では先行して7着と崩れたが、距離短縮で改めて力を示せるか。

ゴールドラッドマン（牡3、川崎・内田勝）は椿賞3着からここに駒を進めることになった。2015年度のNAR2歳最優秀牝馬・タイニーダンサーの仔で、地方競馬ファンにはお馴染みの血統馬。関東オークス制覇などダートグレードの舞台で中央馬を相手に互角以上に渡り合った偉大な母に続くべく、ここで結果を残したい。

オーマイグッネス（牡3、船橋・山田信）は転入初戦の花見月特別で3着。詰め切れなかったが1頭だけ58キロの斤量を背負い、間隔も開いていたことから及第点の内容か。ホッカイドウ競馬所属時は重賞でベルピットと何度も鎬を削ってきたように実力は確か。転入2戦目で巻き返しを期す。

（Text:Inoue）

2023年4月５日　第26回クラウンカップ調教VTR　【公式】川崎競馬より


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