重賞3勝のケイデンスコールが引退　今後は乗馬に転身

2021年のマイラーズCなどマイル重賞で3勝を挙げたケイデンスコール（牡6、栗東・安田隆）が引退することが分かった。14日、同馬を所有するサンデーサラブレッドクラブ（馬主名義はサンデーレーシング）が公式ホームページで発表したもの。なお、今後は岡山県の蒜山ホースパークで乗馬になる予定。

同馬は2018年の中京競馬でデビュー。2戦目で初勝利を挙げると続く新潟2歳Sで重賞初制覇。NHKマイルCで2着と好走した後は一時低迷した時期もあったが、2021年の京都金杯で久々の白星を掴むと、同年のマイラーズCも勝利。マイル路線で独自の存在感を放った。ラストランは先月12日の武蔵野S（16着）だった。

▽【ケイデンスコール】
父ロードカナロア
母インダクティ
母父ハーツクライ
通算26戦4勝

《重賞勝鞍》
2021年　マイラーズC（GII）
　　　　京都金杯（GIII）
2018年　新潟2歳S（GIII）

（Text:Hiraishi）

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