【今日の出来事】菅原明騎手が骨折の疑い／カペラSで新谷調教師がJRA重賞初制覇／岩田望騎手がJRA通算300勝を達成

【12月11日の出来事】
■中山競馬第7R・2歳1勝クラスで、タカシが発馬機内でくぐり、枠外へ跳び出して競走除外となった。同馬に騎乗していた菅原明良騎手（21、美浦・高木）は、右腓骨遠位骨幹部骨折の疑いと診断された。このため騎乗予定だった第9R以降の3鞍が騎手変更となった。

■中山競馬第11R・カペラS（GIII、ダ1200m）でリメイク（牡3）が1着となり、同馬を管理する新谷功一調教師（45、栗東）はJRA重賞初制覇を達成した。2020年に厩舎開業。この勝利でJRA通算51勝。なお、リメイクの父・ラニもこの勝利が産駒初のJRA重賞制覇となった。

■阪神競馬第12R・夙川特別でテイエムランウェイ（牡3）が1着となり、同馬に騎乗した岩田望来騎手（22、栗東・藤原）は、2019年3月2日のJRA初騎乗以来、2947戦目でJRA通算300勝を達成した。現役では53人目の記録。300勝のうち重賞は、2022年京都牝馬S（ロータスランド）、同年京都新聞杯（アスクワイルドモア）の2勝。

同騎手は「今日2連勝した時から、あと1勝で通算300勝だと意識していました。無事、達成することができて嬉しいです。厩舎サイドから、水曜日の追い切りの時に父の岩田康誠が乗ってくれて、しっかり仕上げて勝てると思うと聞いていたので、それを自信にして乗ることができました。1年目から4年目にかけて信頼していただいた結果、たくさん乗せてもらえているので、結果を出さないといけないと思い、騎乗しています。今、4年目で年間99勝していて、あと1勝で100勝を達成できるので、早く達成できるように頑張りたいです」と、JRAを通じてコメントしている。
（Text:Hattori）

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