日本馬出走の海外レース馬券、国内発売へ　次期国会に改正案提出

1月26日に召集される第189回通常国会に、国内の競走馬が出走する海外競馬の勝馬投票券を日本中央競馬会など国内の競馬事業者が販売可能とする案を盛り込んだ競馬法改正案が政府より提出される見込みであることが13日、明らかになった。

現行の制度では日本中央競馬会（JRA）、または地方競馬の主催者などは海外のレースの勝馬投票券（馬券）を発売できないが日本調教馬の海外レースへの出走が近年増えていることを受け、改正に動いたものと見られる。昨年12月の有馬記念プレミアムレセプションにおいて、与党自民党の競馬推進議員連盟会長である橋本聖子参議院議員から海外レースの日本での馬券発売に関し前向きなコメントがあったが、さっそく実現へ一歩前進となった。

オッズについては現地事業者とのパリミチュエル方式などによる合算オッズではなく、日本国内事業者が独自にオッズを付与し馬券を販売する見込み。売り上げに関しては畜産振興などの公益事業に振り当てられる。

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