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今週の3歳戦「ここが見どころ」

2010年02月05日14時44分

今週は共同通信杯が行われる。ここ3年の勝ち馬はその後、大きく成績を伸ばしていないものの、過去にはアドマイヤムーン、ジャングルポケット、エルコンドルパサーなどを輩出したレース。今年も注目しておきたい。有力出走馬の陣営コメントを中心にお伝えしておこう。

前走は手綱を持ったままの楽勝でデビューから2連勝しているアリゼオ(牡、美浦・堀)。堀師は「馬の状態を見て、ここからの始動になりました。余裕残しのつくりなのは確かですが、この相手に勝てる仕上がりには持って来られました。“テン良し中良し終い良し”で、現段階では注文はありません。頑丈な馬でケガの心配も少ないですし、この馬をクラシックに乗せられなかったら、それは私の責任でしょう」と自信を覗かせていた。

同じ美浦組の2連勝馬ハンソデバンド(牡、美浦・尾形)からは「前走の勝ち時計、内容ともに優秀。走りに集中できるようになってきたことが、結果に繋がっている。体調は確実に上向いているし、相手は揃っているが先々を見据えここでどんな走りをしてくれるか、期待の方がもちろん大きいよ」と尾形師。こちらも意気込みが感じられた。

堅実なレースぶりが魅力のダイワアセット(牡、美浦・的場)。陣営からは「手前からも左回りはスムーズ。右回りの前走も上手く手前が替えられていれば突き抜けていたはずだよ。終いのキレはここでも通用する。今回は条件面もいいし、状態もさらに良くなっているだけに見苦しい競馬しないと思う」と満足いく仕上げができた様子だった。

関西馬からはハイレベルの重賞3着があるダノンシャンティ(牡、栗東・松田国)。松田国師は「前走まではソエが出そうだったので、併せ馬でも馬なりの調整だったが、今回はその心配がなくなり、しっかり乗り込めた。前回までとは中身が違うから、向正面で掛かって終いの反応が悪かった前走のようなことはないはず。直線の長いコースなら、終いはいい脚が使えるから、持ち味が活かせるはず」と教えてくれた。

重賞ではないが、京都のエルフィンSもなかなかの好メンバーが揃い、おもしろそうな1戦。

ここ2走、上級クラスでの好走が光るアイアムルビー(牝、栗東・長浜)の影山助手は「3走前の赤松賞は暴走してしまったが、芝でもやれると思っていました。前走はそれを証明できて良かった。外から並ばれてからもガツンと掛からなかったし、あの内容ならマイルも対応できると思います。稽古でも折り合いがついて、いい動きでした。カイ食いも落ちず、いい状態で臨めますね」と話してくれた。

デビュー前から評判が高く、新馬戦を1番人気に応えて勝ったヴィクトリーマーチ(牝、栗東・大久保龍)。寺島助手からは「初戦は行く馬がいなくて、先行した人気2頭でマッチレースになってしまった。その相手は競り落としているんだし、最後は内をスクってきた馬に詰め寄られたけど、着差以上の内容だよ。相変わらず稽古の動きはいいね。今回は行く馬がいるので控える競馬になると思うけど、どんな決め手を見せてくれるか楽しみにしています。ここも突破してくれるだけの馬だと思っていますからね」と期待の大きいコメント。

前走、紅梅S5着のメイショウスズラン(牝、栗東・池添)の池添師からは「中2週なので坂路で終い重点。牝馬なのにレースを使ってもカイ食いが落ちないので、すごく調整しやすい。まだまだフォームは子供だけど、2走目の方が走りっぷりは良かったし、まだまだこれから良くなると思う。1ハロン延長も好材料だし、ここも楽しみだね」と順調さをアピールしていた。

500万戦もいくつか組まれているが、今週は新馬戦に話題が豊富なので、そちらをお伝えしておこう。

すでにニュースでお伝えしているシャンギロンゴ(牡、美浦・池上)、サクラキングハーツ(牡、美浦・加藤征)などが出走する土曜東京5Rからはまずフゲン(牡、美浦・二ノ宮)。三浦助手からは「ここまでの稽古でも軽いフットワークで走ってきた。仕上がり自体はいいし、現状では芝の良馬場が向いている馬。初戦から好レースになると思う」とコメント。

同じレースのナムラデンオウ(牡、美浦・松永康) について松永康師からは「今週は最後の1Fが13秒もかかったが、先週のケイコ内容は良かった。デュランダル産駒にしてはテンから行くタイプではなく、追ってからがいいので2000mのここに出走。稽古量は十分だし、初戦から期待している」とコメントが聞けた。

土曜京都4Rはニュースでお伝えしたグリッターウイング(牡、栗東・友道)のほかにも警戒が必要な馬がいそうだ。セレクトセール出身の持ち込み馬メテオロロジスト(牡、栗東・池江寿)については「少し怖がりな面があってゲート試験に手こずりましたが、もう大丈夫ですよ。そのぶん、乗り込めましたし、500キロ近い大型馬ですが、太めもありませんからね。新馬勝ちしたバトードールや新馬で2着だったワイルドウルフと同じくらいのレベルにありますから、初戦から期待できそうです」と吉村助手のコメントが聞けた。こちらも上位争いの1頭かもしれない。

日曜東京6Rではまずマイネルヴンダー(牡、美浦・上原)。鈴木助手は「去年の11月にゲート試験を受かって一度は出走を目指したが、まだ馬が若くてここまで出走を延ばした。ここまでに65秒台の時計をマークしたし、能力は高い。ガツンと行くタイプではなく、気性もオットリしているので府中のこの距離が合っていそう。稽古くらい走れば好レースになる馬だよ」と話してくれた。

同じレースに出走のスーパークローザー(牝、美浦・中川)については「2週前あたりから稽古内容が良かったし、仕上がりは良好だよ。スタートも早い馬だし気性的にも新馬向きのタイプ。スンナリ先行できれば初戦から好レースになると思う」と中川師。

日曜京都6Rではまずアグネスソレイユ(牝、栗東・長浜)。アグネルフローラの牝系で姉は非凡な能力を持ちながら、気性が悪くて1000万を勝ち損じているアグネスサクラ。影山助手は「姉と違って気性が素直なので楽しみ。でもフットワークは姉に似ていて、いかにも芝向きといった感じ。先週除外で仕上がりは上々だし、初戦から動けると思うよ」と話してくれた。

同じレースのアマルフィターナ(牝、栗東・平田)。半姉にはスプリンターズS勝ちのスリープレスナイトがいる血統。坂路で好時計を出しているし、「スピードタイプではあるが距離はマイルまではもつと思う。バランスのいい馬体をしているし、整ったキレイな顔をした美人な馬だよ」と平田師は期待しているようだった。

平田厩舎からは日曜中京6Rにもフェアリーレイ(牝、栗東・平田)が送り出される。「時計は目立たないが、追ってからがしっかりしているし、実戦に行って良さそうなタイプだね。デュランダル産駒だけど母系がトニービンなので、この距離から使ってみるよ」と平田師。こちらも要注目だ。

同じレースからはキョウワホウセキの仔ローレルクラシック(牡、栗東・飯田雄)。飯田雄師は「まだハミ受けが悪く、遊び遊び走る面がある。だから成長を促しながらじっくりと時間をかけて調整しているんだ。幼い面はあるけど馬っぷりはいいし、素質を感じる。レース慣れが必要かも知れないけど、何回か使えば走ってきそうだよ」と話す。こちらは先々を含めてといったところか。


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