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海外競馬

ピックアップレース情報提供 World RaceNews.com【WRN】

2017年10月01日(日)

凱旋門賞(GI)芝2400m

  • 【レース格】★★★★★
  • 【総賞金】500万ユーロ
  • 【開催競馬場】シャンティイ
  • 【勝馬】エネイブル
  • 【騎手】L.デットーリ
  • 【トレーナー】J.ゴスデン
見解

【結果詳報】
現地時間10月1日、フランスのシャンティイ競馬場で行われたGI凱旋門賞は、ランフランコ・デットーリ騎手騎乗の1番人気エネイブル(Enable)が先団追走から直線で抜け出して快勝。GI戦5連勝で欧州最高峰の一戦を制した。

改修工事中のロンシャン競馬場に代わって、2年連続でシャンティイ競馬場での開催になった凱旋門賞。しかしながら、馬場状態は昨年のような良馬場ではなく、重馬場でのレースになった。そんな中、日本国内での馬券発売において1番人気に推されたのはエネイブル。日本から参戦したサトノダイヤモンドが2番人気で続き、ライアアン・ムーア騎手が騎乗するウィンター(Winter)が3番人気となった。

レースは、各馬揃ったスタートから、5頭出しとなったA.オブライエン厩舎のアイダホ(Idaho)がハナに立つ。その直後にエネイブルやユリシーズ(Ulysses)、オーダーオブセントジョージ(Order Of St George)と実力馬たちが続き、サトノダイヤモンドとサトノノブレスの2頭は中団グループを進む。その後も道中はヨーロッパの競馬らしく各馬が密集した状態で流れて4コーナーへ。直線の入口手前で、2番手にいたオーダーオブセントジョージがスパートを開始し、これを機に後方の各馬も一斉に動き出す。

直線に入ると、逃げるアイダホの外からオーダーオブセントジョージが徐々に差を詰めるが、その外からエネイブルがアッサリと2頭を交わして先頭に。一方、2番手はオーダーオブセントジョージとユリシーズに、馬群の間を割って伸びてきたクロスオブスターズ(Cloth Of Stars)が加わり、3頭による争いになったが、残り100mのところでクロスオブスターズが前へ。しかし、その時点でエネイブルは既にリードを3馬身近くまで広げており、完全に勝負あり。そのまま先頭でゴール板を駆け抜けた。

クロスオブスターズは良く伸びたものの、2馬身半差まで詰め寄るのが精一杯。そこから1馬身1/4差の3着にユリシーズが入り、以下、オーダーオブセントジョージ、ブラムトという着順になった。また、日本のサトノダイヤモンドとサトノノブレスは直線で後退し、15着、16着に敗れている。

勝ったエネイブルは、父Nathaniel、母Concentric(母の父Sadler’s Wells)という血統の3歳牝馬。今季は初戦の一般戦で3着に敗れているが、その後の英オークス、愛オークス、キングジョージ6世&クイーンエリザベスS、ヨークシャオークスを全て楽勝で制しており、ここまでGI戦4連勝中だった。通算成績は8戦7勝。なお、騎乗したL.デットーリ騎手と管理するジョン・ゴスデン調教師のコンビは、2015年のゴールデンホーン以来の優勝で、デットーリ騎手は凱旋門賞史上最多となる5勝目を手にした。

ヨーロッパを代表するトップホースが多数揃った今年の凱旋門賞だが、終わってみれば歴史的名牝と呼ぶに相応しいエネイブルの完勝に終わった。レース後、管理するゴスデン調教師は、同馬の現役続行とロンシャン競馬場で行われる来年の凱旋門賞参戦を示唆したが、今後の方針はオーナーサイドとの協議によって決められるという。今後もその動向に注目が集まりそうだ。

【展望】
現地時間10月1日午後4時5分(日本時間同日23時5分)、フランスのシャンティイ競馬場で欧州最高峰のレース、芝2400mのGI・凱旋門賞が行われる。出走条件は3歳以上の牡馬と牝馬。セン馬の出走は認められていない。

凱旋門賞が創設されたのは1920年。3歳馬の国際競走として1863年に始まったパリ大賞の成功に倣い、ロンシャン競馬場の芝2400mで争われる古馬の国際競走として始まった。しかし、当時の賞金はパリ大賞の半額程度だったことや、第1次世界大戦の影響などもあって海外の一流馬が集まることは少なく、対策を講じられた後も出走するのはイタリアやドイツの馬ばかりだった。その結果、「外国産馬(主にイギリス産馬)と対戦させることでフランス産馬の優秀さを証明する」という、凱旋門賞創設当初の狙いとはかけ離れたレースになってしまい、その後の世界経済の低迷や第2次世界大戦の影響による賞金減、開催中止などによって、レースの価値は大きく下がってしまった。

だが、1949年に賞金が前年の5倍に増額されると状況は大きく変わり、1950年代にはリボーがこのレースを連覇。以降、シーバードやミルリーフ、ダンシングブレーヴといった歴史的名馬が凱旋門賞を制す中で、欧州最高峰のレースとしての地位を確立していった。また、近年では2008年にスポンサーとなったカタール競馬馬事クラブによって賞金がさらに増額されており、芝のレースでは今秋オーストラリアで新設されるジ・エベレストに次いで2番目の高い賞金を誇るレースとなっている。

そんな凱旋門賞に日本調教馬が初めて出走したのは1969年のこと。以降、昨年のマカヒキまで延べ20頭が挑戦してきたが、1999年のエルコンドルパサー、2010年のナカヤマフェスタ、2012年と2013年のオルフェーヴルによる2着が最高で優勝はない。

次に競馬場についてだが、レースが行われるのは昨年と同じシャンティイ競馬場。競馬場はパリの北、車で1時間ほどのところのオワーズ県シャンティイにあり、競馬場の隣にはかつてこの土地を所有していたモンモランシー公爵のために建てられたシャンティイ城が隣接している。多くのフランス調教馬の拠点であるシャンティイ調教場も競馬場からほど近いところにある。

コースは右回りで、芝コースは外回りコース、内回りコース、直線コース、円形コースの4つから構成されているが、凱旋門賞で使用するのは外回りコース。スタート地点はゴール板の遥か先に設けられ、各馬はそこから周回コースの1、2コーナーを横切る形で3コーナーへ向かう。最後の直線は長さが約600mあって、残り250m付近までは上り坂が続く。コース全体の高低差も10mあるため、タフさが求められるのは間違いないだろう。なお、シャンティイで凱旋門賞が行われるのは今年までで、来年からは改修工事を終えたロンシャン競馬場に戻る予定である。

また、今年の凱旋門賞の大きな変更点に3歳馬の馬齢重量の変更が挙げられる。ヨーロッパの主要国では、今年から古馬混合戦における3歳馬の馬齢重量を見直ししており、フランスもこれを適用している。そのため、以前から斤量面で3歳有利と言われてきた凱旋門賞も今年から3歳馬の斤量が0.5キロ重くなり、負担重量は牡馬が56.5キロ、牝馬が55キロになる。古馬については変更がない。

さて、ここからは出走馬予定馬の紹介に移りたい。今年は、昨年の2着馬ハイランドリールが道悪を懸念して取り消したものの、GIホースが13頭揃うなど、欧州最高峰のレースに相応しい顔触れとなった。

そんな今年の凱旋門賞において、大きな注目を集めているのが3歳牝馬のエネイブル(Enable)だ。2015年の凱旋門賞を制したゴールデンホーンなどを管理した、イギリスのジョン・ゴスデン調教師が管理する本馬。今年、初の重賞挑戦だった英オークスを5馬身差で制したのを皮切りに、愛オークス、キングジョージ6世&クイーンエリザベスS(以下、キングジョージ)、ヨークシャーオークスと、2400m級のGI戦を4連勝している。しかも、その4戦で2着馬につけた着差の合計は20馬身。最も着差の小さかったキングジョージでも4馬身半の差をつけた。

今回は、初めてとなるフランス遠征ということに加え、レース当日は道悪が予想されるが、アイルランドへの遠征を難なくクリアしていることから大きな問題にはならないはず。J.ゴスデン調教師も前述のゴールデンホーンや、その前年に出走したタグルーダなど経験が豊富なことから、そのあたりの術は心得ているはずだ。また、馬場についてもキングジョージやヨークシャーオークスで道悪を経験しており、マイナス要素にはならない。中心視されるのも当然だろう。

同じイギリス調教馬のユリシーズ(Ulysses)は、8月のGI戦・英インターナショナルS(ヨーク、芝10F56y)の勝ち馬。2走前のキングジョージではエネイブルに差をつけられたが、今年はエクリプスS(サンダウン、GI、芝9F209y)も制しており、素質を開花させた。昨年4着に敗れたBCターフへ向かう予定を変更したところを見ると、陣営は打倒エネイブルに自信を持っているはずで、キングジョージのときのような重馬場にならなければ逆転も十分にあり得る。エネイブルに騎乗するランフランコ・デットーリ騎手が最大のライバルとして名指ししていることがその証左である。

一方、迎え撃つ地元フランス勢の有力候補は3頭で、このうち3歳のブラムト(Brametot)は、今年の仏2000ギニー(ドーヴィル、GI、芝1600m)と仏ダービー(シャンティイ、GI、芝2100m)を勝った仏牡馬クラシック2冠馬。仏ダービー以来、2カ月ぶりのレースだった前走のGII戦ギヨームドルナーノ賞では見せ場なく5着に敗れたが、1回使われたことで変わってきても不思議ではない。ただ、その一方でこれまで2100mまでしか経験のないことや、今年出走したレース全てで出遅れている点は不安だ。

古馬勢のザラック(Zarak)とクロスオブスターズ(Cloth Of Stars)は、今年フランスで行われた中距離路線のGI戦を制している馬たち。ザラックは日本のヴィブロスが勝った3月のドバイターフでは4着に敗れたが、帰国後にGI戦サンクルー大賞(サンクルー、芝2400m)を制している。それが初の2400m戦だったことを考えると、この距離では底を見せていないという見方もできるだけに、2008年に凱旋門賞を勝った母ザルカヴァとの母仔制覇にも期待がかかる。

対するクロスオブスターズは、春に重賞3連勝でGI戦ガネー賞(サンクルー、芝2100m)を制しているが、その際にザラックを抑えている。前哨戦のフォワ賞では2着に敗れたものの、約4カ月ぶりの実戦だったことを思えば、上々の内容と言えるだろう。春に重馬場で2度勝っていることや、歴代最多となる凱旋門賞7勝を誇るアンドレ・ファーブル調教師が、ここを見据えて仕上げてきたことを考えると不気味である。

そして、忘れてはいけないのがアイルランドのエイダン・オブライエン調教師だ。昨年、勝ったファウンドをはじめ、同師の管理馬が上位3着までを独占したことは記憶に新しいが、今年は昨年を上回る5頭を出走させる。その中でも、厩舎の主戦であるライアン・ムーア騎手が騎乗するのがエネイブルと同じ3歳牝馬のウィンター(Winter)だ。

同馬はこの春に英1000ギニー(ニューマーケット、GI、芝8F)、愛1000ギニー(カラ、GI、芝8F)、コロネーションS(アスコット、GI、芝7F213y)と3連勝。13年ぶりに3歳牝馬のマイルGI戦3連勝という快挙を成し遂げると、その後、距離を10Fに伸ばしたナッソーS(グッドウッド、芝9F197y)も制してGI戦4連勝を達成した。だが、前走のGI戦メイトロンSでは距離がマイルに戻ったにも関わらず、僚馬ハイドランジアとの競り合いに敗れて2着に敗戦。やや不安を残す結果になったが、凱旋門賞へ駒を進めてきた。これまで10Fを超えるレースに出走したことがないだけに、やはり距離に対する不安はあるものの、名伯楽オブライエン師がムーア騎手を乗せて送り出してきた以上、脅威であるのは間違いない。初対決となるエネイブルとの争いも見所になりそうだ。

さらに、オブライエン厩舎勢では昨年の3着馬オーダーオブセントジョージ(Order Of St George)も実力上位の1頭。本質的にはステイヤータイプで、今年出走した5戦も全て14F以上のレースだが、9馬身差で圧勝した前走のGI愛セントレジャー(カラ、芝14F)など3勝、2着2回という安定した成績を残している。昨年手綱を取ったL.デットーリ騎手ではなく、今年はA.オブライエン調教師の息子のドナカ・オブライエン騎手とのコンビになるが、同騎手とは過去2度コンビを組んで2勝と相性も良い。パワーとスタミナを兼ね備えた馬だけに道悪も歓迎で、昨年のような高速決着よりも馬場は味方するはずである。

オブライエン師は、この2頭のほかにも今年のドバイシーマクラシック2着馬セブンスヘブン(Seventh Heaven)や、愛ダービー(カラ、GI、芝12F)と英セントレジャー(ドンカスター、GI、芝12F115y)を制したカプリ(Capri)、ハイランドリールの全弟でキングジョージ3着のアイダホ(Idaho)を出走させる。いずれもかなりの実力馬だが、今回はこれらの馬でエネイブル包囲網を敷く可能性がある。昨年も戦略を練ってファウンドを勝利に導いた策士だけに、ただ出走させるということはないだろう。

残った馬たちの中では、フォワ賞(シャンティイ、GII、芝2400m)を勝ったチンギスシークレット(Dschingis Secret)はやはり無視できない。予報を見ると今週末も道悪が濃厚な状況であることから、力のいる馬場を得意とする同馬は今回も怖い。同じドイツ調教馬で昨年のジャパンCにも出走したイキートス(Iquitos)は、成績を見るとチンギスシークレットほど重馬場が得意とは言えないだけに、馬場が悪くなるようであればマイナスか。

最後に日本勢2頭だが、サトノダイヤモンドサトノノブレスはこうした強豪たちを相手にすることになる。馬場が悪くなることが予想されているように、厳しい条件下でのレースになりそうだが、人馬ともにベストを尽くしてほしいところだ。

※記載している出走予定馬については9月29日(午後1時)時点でのものであり、今後、出走取消等により出走しない場合もありますので予めご了承ください。

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