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海外競馬

ピックアップレース情報提供 World RaceNews.com【WRN】

2017年11月07日(火)

メルボルンC(GI)芝3200m

  • 【レース格】★★★★
  • 【総賞金】620万豪ドル
  • 【開催競馬場】フレミントン
  • 【勝馬】リキンドリング
  • 【騎手】C.ブラウン
  • 【トレーナー】J.オブライエン
見解

【結果詳報】
7日(日本時間同日)、オーストラリア・フレミントン競馬場で行われたGI戦メルボルンCは、コーリー・ブラウン騎手騎乗の6番人気リキンドリング(Rekindling)が先に抜け出したヨハネスフェルメール(Johannes Vermeer)をゴール前で捉えて優勝。自身初のGIタイトルを獲得した。

フーショットザバーマン(Who Shot Thebarman)の取消やトーマスホブソン(Thomas Hobson)に騎乗予定だったジョアン・モレイラ騎手の落馬による乗り替わりなど、レース前からアクシデントが起こった今年のメルボルンC。最終的にトーマスホブソンにはB.アレン騎手が騎乗することになり、23頭立てで争われた。

レースは、外枠の馬が数頭僅かに遅れたものの、ほとんどが揃ってスタート。各馬がすぐさま内へ進路をとる中、馬場の真ん中を通ったシスモンテイン(Cismontane)がハナに立ち、徐々に内ラチ沿いへ寄せていく。2番手は同じく外から先行争いに加わったギャラントゥ(Gallante)。そこから2馬身ほど間を空けた3番手にコーフィールドCの勝ち馬ブームタイム(Boom Time)、さらに1馬身空いた4番手に1番人気タイのマルメロ(Marmelo)がつけて最初のコーナーへ。マルメロと同じく1番人気タイに支持された昨年の覇者アルマンダン(Almandin)は8番手の外め、リキンドリングは4番枠という好枠を活かして中団馬群の内、9番手にポジションをとった。

その後、馬群の前後の間隔がやや縮まったものの、大きな動きはなく、レースは終盤へ。残り1000m付近に差しかかると2番手にいたギャラントゥが後退し始め、代わってマルメロとブームタイムがポジションを上げるが、ブームタイムは徐々に失速。逃げていたシスモンテインも苦しくなり、マルメロを先頭に最後の直線に入った。

直線では粘り込みを図るマルメロを目掛けて、各馬が内外に大きく広がってスパート。その中でも特に脚色が目立ったのが、道中5番手インにいたヨハネスフェルメールで、楽な手応えのまま前に並びかけると、鞍上のゴーサインに応えて残り300m付近で先頭に踊り出る。しかし、これを上回る脚を見せたのがリキンドリングだった。同馬はヨハネスフェルメールの後を追うようにして直線に入ると、一完歩ごとに前との差を詰め、残り50m地点でついに逆転。同じオーナーの所有馬であるヨハネスフェルメールを交わし、ゴールに飛び込んだ。

ヨハネスフェルメールは勝利寸前のところまで粘ったものの、最後に交わされて約半馬身差の2着に惜敗。そこから2馬身半差の3着にはグレイトジャーニー産駒で、2年前のこのレースで2着だったマックスダイナマイト(Max Dynamite)が入った。なお、上位人気馬はマルメロが9着、アルマンダンが12着に敗れている。

勝ったリキンドリングは、父High Chaparral、母Sitara(母の父Salse)という血統の3歳牡馬。今年の英ダービーでは16着に敗れたが、長距離戦に活路を求めた夏場以降は安定したレースを見せており、7月のGII戦カラCで2度目の重賞制覇を果たすと、続く愛セントレジャートライアルでは凱旋門賞4着馬オーダーオブセントジョージの2着、前走の英セントレジャーでも4着に健闘していた。また、同馬を管理するジョセフ・オブライエン調教師にとっては、これが調教師に転身後、初の海外G1勝ち。父のエイダン・オブライエン調教師が管理するヨハネスフェルメールが2着に入ったことで、親子でのワンツーフィニッシュとなった。

【展望】
南半球を代表する競馬大国、オーストラリア。サラブレッドの生産数は日本を遥かに上回り、アメリカに次ぐ世界2位であれば、国民も非常に競馬熱が高く、町には至るところにTABと呼ばれる場外馬券発売所が設置されており、賑わいをみせている。そのオーストラリアにおいて、単なる競馬のレースというよりは、国をあげてのビッグイベントとして施行されるのがメルボルンCだ。レース当日は“メルボルンCデー”として祝日になるが、競馬のレースの為に祝日を設けているのは世界でオーストラリアのみ。競馬を単なるギャンブルとしてではなく、国全体で盛り上がるレジャーの一環とするこの環境、うらやましい限りだ。

さて、そのメルボルンCは毎年11月の第1火曜日にフレミントン競馬場で行われる芝3200mのGI戦。その最大の特徴は「ハンデ戦」であること。それで言うと、真に強い馬を選定すると言った意味では、先日、ウィンクスが史上2頭目となる3連覇を成し遂げた、コックスプレートや、4月に行われるクイーンエリザベスSとなるが、今もなお、1861年から150年以上の歴史があるこのメルボンCを勝つことが、オーストラリアのホースマン達には最大の名誉とされている。

このメルボルンCは海外の馬達にも門戸が開かれており、例年、欧州を中心にスタミナ自慢のステイヤーが出走しているが、日本調教馬もこれまでにアイポッパー、デルタブルース、ポップロック、トウカイトリック、アドマイヤラクティ、フェイムゲーム、ホッコーブレーヴ、カレンミロティックの8頭が出走し、2006年には1着デルタブルース、2着ポップロックとワンツーフィニッシュを決めている。

今年は当初、ステイヤーズSを連覇していたアルバートが予備登録を行っていたが出走を取りやめたことから、日本調教馬の出走はない。また今年の天皇賞・春で4着だったアドマイヤデウスが8月にオーストラリアに移籍し、メルボルンCの出走を目指していたが、調教中に故障を発症しため、残念ながら出走が叶わなかった。

さて、ここからは出走予定馬についてお伝えしていく。まずは、昨年のメルボルンCの優勝馬で、今年地元オーストラリア勢の大将格となるアルマンダン(Almandin)。同馬はオーストラリアへ移籍する前にドイツでGIIを勝っていたものの、移籍後はオープン戦を3戦して未勝利だった。しかし、このメルボルンCを前に、距離を2400mに延ばして出走した準重賞で初勝利を挙げると、続くGIIIのザ・バートカミングス(フレミントン、芝2500m)も勝利。2連勝と勢いのある中でメルボルンCに臨むと、JRAでの馬券発売においては8番人気という伏兵扱いであったが、ハートブレイクシティーとの一騎打ちを制して見事に勝利をあげた。

その後は10カ月近い休養に入り、復帰したのは今年の8月。2040mのオープン戦で2着すると、続く9月の2500mの準重賞で1着、そして前走、昨年制したザ・バートカミングスを使われ4着となっている。復帰後、特に目覚ましい活躍をしている訳ではないが、もちろん、大目標がこのメルボルンCである以上、その前哨戦の成績など全く気にする必要はない。それどころか、当初騎乗予定だったダミアン・オリヴァー騎手が、先日のコックスプレートでの騎乗で騎乗停止処分となり、異議申し立ても却下されて騎乗できないことが決定すると、陣営はランフランコ・デットーリ騎手を代役に指名したのだから、当然連覇を期待させる状況になった。

このように、地元オーストラリアではこのアルマンダンの連覇に大きな期待が寄せられているがヒューミドール(Humidor)も高い評価を受けている1頭。同馬はニュージーランドでデビューした馬で、ニュージーランドダービーにも出走したが11着に大敗。その後もニュージーランドで走り、GIのリヴァモルクラシックで2着すると、初めてオーストラリアに遠征してGI戦のカンタラSに挑んだが9着に敗れた。ここまでの成績を思えば並の馬ではあるが、同馬はその後、オーストラリアのD.ウィアー厩舎に移籍し、頭角を現すことになる。移籍4戦目となった今年の3月のGI戦オーストラリアンC(フレミントン、芝2000m)で優勝すると、9月のマカイビーディーヴァS(フレミントン、芝1600m)でGI戦2勝目をマーク。その後ターンブルSで3着、コーフィールドCで5着と着順を落としたが、先日のコックスプレートでは3連覇の偉業を果たした女傑ウィンクスを約半馬身差まで追い詰めた。今年既に11戦、8月以降に6戦を使われていることや、2400mまでしか距離経験がないことなど、不安材料も多いがノーマークにはできない。

その他、地元オーストラリア勢ではビッグデューク(Big Duke)、アメリズスター(Amelie’s Star)、ブームタイム(Boom Time)あたりに注意を払いたい。ビッグデュークはGI勝ちの実績はないが、3200mのGI戦シドニーCで3着、2400mのGI戦ザ・メトロポリタンで2着と好走。9月以降に5戦とこちらも厳しいローテは気になるが、2400m以上のレースでは安定したレースぶりを見せている。

アメリズスターは前走、コーフィールドCで11着に終わっているが、2走前のGIII戦ザ・バートカミングス(フレミントン、芝2500m)では斤量差があったとはいえ、前出のアルマンダンを下して1着となっている。成績的にはムラのある馬だが、コーフィールドCを除けば2000m以上のレースではいずれも掲示板を確保しているように安定している。3000mを超えるレースは未経験だが、2500mのザ・バートカミングスの走りからすれば大きく割り引く必要はないだろう。

そのアメリズスターが11着に敗れた前走のコーフィールドC(コーフィールド、GI、芝2400m)を制したのがブームタイム。それまでGI戦ではサウスオーストラリアンダービーで9着、オーストラリアンCで6着、シドニーCで11着と苦戦が続いていた上、そもそも重賞勝ちの実績もなかったことから、コーフィールドCでは17頭立ての13番人気だったがこれに勝利。6歳を迎えて本格化したとみるか、フロックと見るべきか難しいところだが、53キロの軽量だけに再び大駆けがあっても驚けない。

さて、このメルボルンCだが、冒頭にも記載したように2006年には日本調教馬のデルタブルース、ポップロックがワンツーを決めたほか、その後も2010年にフランスのアメリケイン、2011年にはクリストフ・ルメール騎手騎乗のフランス調教馬のドゥーナデン、2014年にはライアン・ムーア騎手騎乗のドイツ調教馬プロテクショニストが優勝と、海外からの遠征馬が優勝することも少なくはない。

そして、今年も海外から多数注目すべき馬が出走予定しているが、その主役と言えるのはイギリス調教馬のマルメロ(Marmelo)。早くからステイヤーとしての素質を評価されていたマルメロは、これまで11戦出走したうちの4戦が3000mを超えるレースで、2、3、1、1着という成績を残している。特に2走前に出走した3000mのGII戦ケルゴルレイ賞(ドーヴィル)は1馬身1/4差の快勝。このレースは先ほど記述したプロテクショニストがメルボルンCを制した際に、その前哨戦として出走していたレースであり、2010年のアメリケインもここを勝った後にメルボルンCを制している。つまり、欧州においてはメルボルンCに向けて最も重要な前哨戦とも言えるレースであり、それを勝っているのだからマルメロを管理するヒューイ・モリソン調教師もかなり自信があるようだ。ちなみに本来、その後に愛セントレジャーに出走予定でもあったが、同師曰く『オーダーオブセントジョージ(凱旋門賞で3着、4着の実績あり)やビッグオレンジ(2015年メルボルンCで5着)といった相手に好走すれば、メルボルンCでのハンデが重くなってしまう』との理由で出走を取りやめている。前走、コーフィールドCはオーストラリア初戦ということもあって6着に敗れているが、今回の鞍上はヒュー・ボウマン騎手。オーストラリア2戦目で巻き返す可能性は十分あるだろう。

そのケルゴルレイ賞で5着だったのがドイツ調教馬のレッドカーディナル(Red Cardinal)。まだキャリア10戦しかしていない馬だが、ここまで5勝、2着3回、3着1回、5着1回と底を見せていない。これまでGI戦に出走したのは昨年のオイロパ賞のみで、その際はジャパンCにも出走(11着)したナイトフラワーの2着に敗れたが、3200mのGII、GIIIを勝っているようにスタミナは豊富である。しかも、そのGIII戦がアメリカのベルモントゴールドC招待S(ベルモントパーク、芝16F)であるように、海外遠征も経験済み。昨年、アルマンダンでメルボルンCを制したケリン・マカヴォイ騎手が鞍上ということや上昇度を考えると不気味な存在に思える。

実績で言えばGI勝ちのあるヨハネスフェルメール(Johannes Vermeer)が一枚上。同馬は2歳時から活躍をみせ、デビュー4戦目でGi戦のジャンリュックラガルデール賞で4着、Gi戦レーシングポストトロフィーで2着、そしてクリテリウムアンテルナシオナル(サンクルー、芝1400m)でGIを勝利。その後はGIII戦を1勝しただけとパッとしないが、何しろ同馬は多くの有力馬を抱えるアイルランドのエイダン・オブライエン調教師の管理馬の中からオーストラリア遠征に指名された馬。既にオーストラリアで2度使われてGIのコーフィールドSで2着、連闘で臨んだコーフィールドCでは3着という結果を残している。まだ同調教師はメルボルンCを勝っていないものの、今年世界中で平地GI戦27勝という世界記録を樹立しているトレーナーの管理馬だけに、やはり大いに注目するべきだろう。

ウォールオブファイアー(Wall Of Fire)は今年の前半戦までは特筆すべき成績を残していなかったが、8月のGIII戦ジェフリーフリアSで3着、そして前走、GII戦のハーバートパワーSで2着と、あと一歩で重賞勝ちに手が届くところまできており成長著しい。鞍上には地元オーストラリアの名手で日本でもお馴染みのクレイグ・ウィリアムズ騎手を配して大金星を狙っている。

欧州勢ではそのほかに、一昨年のメルボルンCで2着に入ったマックスダイナマイト(Max Dynamite)、英セントレジャーで4着のリキンドリング(Rekindling)らも出走を予定しているが、もう1頭挙げるならばトーマスホブソン(Thomas Hobson)だろう。同馬はアイルランド調教馬で、平地とハードル(障害)を共にこなす“二刀流”。一昨年にはマックスダイナマイトが2着、昨年はハートブレイクシティーが2着と近年のメルボルンCではニ刀流の馬たちの好走が目立っている。その上、トーマスホブソンは、鞍上に昨年12番人気のハートブレイクシティーを2着に導いた香港のジョアン・モレイラ騎手を配してきたのだから何とも不気味だ。

残念ながら今年は日本馬の出走はなく、その結果、日本での馬券発売はない。また日本から移籍後、このレースを目標にしていたアドマイヤデウスも故障で出走を取りやめたことから、日本の競馬ファンに馴染みの深い馬はいないが、デットーリ騎手やボウマン騎手、ウィリアムズ騎手、マカヴォイ騎手、モレイラ騎手、パートン騎手、さらにはペリエ騎手と馴染みある騎手が多く出場するので、その結果には大いにご注目いただきたい。

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