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海外競馬

ピックアップレース情報提供 World RaceNews.com【WRN】

2017年12月10日(日)

香港ヴァーズ(GI)芝2400m

  • 【レース格】★★★
  • 【総賞金】1800万香港ドル
  • 【開催競馬場】シャティン
  • 【勝馬】ハイランドリール
  • 【騎手】R.ムーア
  • 【トレーナー】A.オブライエン
見解

【結果詳報】
12月10日に香港のシャティン競馬場で行われる香港国際競走。4レースあるGI戦の先陣を切って行われた芝2400mの香港ヴァーズは、ここが引退レースであったアイルランド調教馬のハイランドリール(Highland Reel)が2015年に続く同レース制覇で有終の美を飾った。

これまで通算GI勝利が6勝と実績断然のハイランドリール。前走、アメリカのBCターフで敗れたフランス調教馬タリスマニック(Talismanic)との再戦となったが、日本と香港の馬券発売においては、日本調教馬キセキが菊花賞優勝の実績が評価されたのか、ハイランドリール、キセキ、タリスマニックという人気順となった。

ゲートが開くと、しばらくはお互いを牽制するような状況となったが、その中から覚悟を決めてハナに立ったのは、地元香港のヘレンカリズマ(Helene Charisma)。最初のコーナーを迎えるころには、それを見ながらハイランドリールが2番手、タリスマニックがこれをマークするように3番手となり、出遅れたキセキは最後方からの競馬となった。

長い向う正面に入るとヘレンカリズマ、ハイランドリール、タリスマニックは順番を変えずに先行。後方集団がバラけて長い隊列となるがキセキは相変わらず最後方を進む。その後、残り1300m付近になるとハイランドリールがヘレンカリズマとの差を詰めて半馬身差にまで迫る。前を行く2頭に対し、タリスマニックは少し離れたところから後方集団を引き連れる形で差を詰めにかかる。

3コーナーから4コーナーにかけてピッチ上がると、後方集団が一気に前の2頭との差を詰め、キセキも大外を通って前を射程に圏内入れる。直線に入ると、満を持してハイランドリールが先頭に立ち、これをマックスダイナマイト(Max Dynamite)、タリスマニック、トーセンバジルが懸命に追った。残り200m付近では一瞬、ハイランドリールをタリスマニックとトーセンバジルが交わしたかのように思われたが、タリスマニックに並ばれて勝負根性に火が付いたのか、ハイランドリールはそこからもうひと伸びをして、再度後続を突き放して優勝。以下タリスマニック、トーセンバジルの順に入線した。なお、キセキは直線で伸びを欠いて9着に終わっている。

ハイランドリールは冒頭にも書いたように、2015年にこのレースを制したほか、昨年も日本のサトノクラウンに敗れはしたが2着を確保している。そして今年、見事に返り咲く形で優勝するとともに、G1の通算勝利を7勝として現役生活に別れを告げた。今後はアイルランドのクールモアスタッドで種牡馬入りすることになっている。

【展望】
12月10日に香港のシャティン競馬場で行われる香港国際競走。ここでは、1レース目に行われる芝2400mのGI香港ヴァーズの展望をお届けする。

香港国際競走において、最も長い2400mで行われる香港ヴァーズだが、同レースの歴史は浅く、その前身となる香港国際ヴァーズの創設は1994年で、当時は国際格付けがされないリステッドレース(日本でいうオープン特別)であった。2年後の1996年に国際GIIに格付けされた同レースだが、1999年には現在の香港ヴァーズに改称され、翌2000年からは国際GIに昇格。ちなみにこの年は香港で日本脳炎が発症したため、日本馬の出走はなかった。

日本調教馬の参戦は、その香港国際ヴァーズが初めて行われた1994年のエイシンテネシー(4着)が最初。その後もタニノクリエイト(4着)やローゼンカバリー(7着)など、かなりの頻度で出走していたが、勝利することができず、初めて優勝したのは2001年のステイゴールドだった。日本でGIを勝つことが出来なかった同馬が、引退レースだったこの香港ヴァーズで武豊騎手を背に勝利したことは皆様もご存じのことだろう。

その後もシックスセンス(2着)、ソングオブウインド(4着)、アドマイヤメイン(8着)、ジャガーメイル(3着、4着、4着、2着)、トレイルブレイザー(6着)、アスカクリチャン(7着)、カレンミロティック(5着)と多くの馬が挑戦し、勝てない状況が続いていたが、昨年は久々にサトノクラウンが優勝を飾っている。(スマートレイアーは4着、ヌーヴォレコルトは5着)

他には英、愛のオークス馬で、ジャパンCにも2度出走(05年5着、06年3着)経験があるウィジャボード、2011年のメルボルンC優勝馬で、13年のジャパンCで5着だったドゥーナデン、2013年の天皇賞・春で3着に入ったレッドカドー、そして今年も出走予定のハイランドリールなどが優勝しているが、これまで23回行われた同レースにおいて地元香港馬の優勝は僅かに2度しかない。

今年の香港ヴァーズの出走予定馬は全部で12頭。その内訳だが、地元香港が3頭、イギリスから3頭、フランスから2頭、アイルランドから2頭、そして日本馬が2頭となっている。

まず、過去2頭しか勝利していない地元の香港勢だが、2頭のGIウイナーを含む3頭出走する。1頭目はイーグルウェイ(Eagle Way)。5歳のセン馬で、これまで22戦6勝という成績を残しているが、オーストラリア在籍時にはGIクイーンズランドダービー(イ0グルファーム、芝2400m)を制している。このクイーンズランドダービーといえば、香港Cに出走するワーザーがオーストラリア在籍時に2着となったレースで、それを思えばイーグルウェイ自身、香港で通用しても全く不思議ではない。だが、移籍後の成績はもうひとつで、重賞勝ちはGIIIのクイーンマザーメモリアルC(シャティン、芝2400m)のみで実績的に心許ない。今シーズンも2戦してセレブレイションCで6着、莎莎レディースパースで5着と敗れている。優勝したクイーンマザーメモリアルや、3着に入ったチャンピオンズ&チャターCと同じ2400mに距離が延びるのはプラスだが、勝ち負けとなると疑問が残る。

ヘレンカリズマ(Helene Charisma)も香港移籍前、フランスにてモントルメルという馬名で競走生活を送り、GIパリ大賞典(サンクルー、芝2400m)で勝利した。しかし、こちらは香港移籍後、イーグルウェイ以上に成績がサッパリで、イーグルウェイが勝ったクイーンマザーメモリアルでの2着があるくらいで、チャンピオンズ&チャターCではイーグルウェイに4馬身差をつけられての4着だった。

そして、その際に更にヘレンカリズマから半馬身遅れた5着だったのがゴールドマウント(Gold Mount)。この馬はGIどころか重賞実績もないが、前々走で条件戦を勝ち、香港ヴァーズと香港Cの前哨戦にあたる前走のジョッキークラブCでも4着に好走している。こうした一連の成績を見ると調子自体は良さそうであり、少なくともイーグルウェイと同等と考えても良さそうだ。

以上が香港の3頭になるが、正直、今年も海外勢を迎え撃つほどの馬は不在で、3頭目となる地元勢の優勝は厳しいだろう。

続いて欧州勢だが、何と言ってもその大将格となるのはアイルランドのハイランドリール(Highland Reel)だ。通算成績26戦9勝、GI戦6勝というメンバー中、断然の実績。3歳時は仏ダービー2着、愛ダービー5着という実績こそあったが、エイダン・オブライエン厩舎の中では2軍レベルで、夏には芝のレベルが欧州より落ちるアメリカにも遠征したが、そこで出走したセクレタリアトS(アーリントンパーク、芝10F)を勝って、初のGIタイトルを手にした。その後もオーストラリア遠征(コックスプレートで3着)を経て出走した一昨年の香港ヴァーズ(シャティン、芝2400m)でGI戦2勝目をマーク。4歳となった昨年も序盤はドバイ(シーマクラシックで4着)、香港(クイーンエリザベス2世Cで8着)と海外遠征を繰り返していたが、夏のキングジョージ6世&QES(アスコット、GI、芝12F)で優勝すると、続くインターナショナルSで2着に入り、オブライエン厩舎勢が3着までを独占した凱旋門賞でも2着に入った。

5歳となった今年は初戦のドバイシーマクラシックこそ7着に敗れたが、コロネーションC(エプソムダウンズ、GI、芝12F6yd)とプリンスオブウェールズS(アスコット、GI、芝9F212yd)を連勝。4カ国で6つのGIを制するほどの馬に成長したが、ここ3走はキングジョージで4着、英チャンピオンSで3着、アメリカのBCターフで3着と今一つの成績が続いている。ただ、これらのレースはいずれも敗因がハッキリしている上、今回は比較的相手も楽になる。既に来シーズンからの種牡馬入りが発表されていることから、ここが引退レースになりそうだが、一昨年優勝、昨年はサトノクラウンの2着と結果を残しているレースだけに、優勝候補筆頭と言っても間違いない。

アイルランドからはほかに、日本で活躍したグレイトジャーニー産駒のマックスダイナマイト(Max Dynamite)が出走を予定している。こちらは平地とハードル(障害)の二刀流として知られる馬で、平地ではオーストラリアのメルボルンCで一昨年2着、今年3着と好走している。ただし、メルボルンCもハードルのレースも3000mを超えるレースであり、2400mのここは距離が短いと思われる。

イギリスからはケミカルチャージ(Chemical Charge)、デインヒルコディアック(Danehill Kodiac)、スマートコール(Smart Call)の3頭が出走するが、前2頭はGI実績がなく。スマートコールもGIを3勝しているが、それらは南アフリカでのもので、ヨーロッパでは苦戦が続いていることから、こうした馬たちに注目するのであれば、むしろフランスの2頭を警戒するべきだろう。

特にタリスマニック(Talismanic)はGI戦1勝ながら、その1勝が先月アメリカで行われたBCターフ(デルマー、GI、芝12F)。そこで前出のハイランドリールや愛チャンピオンSの優勝馬であるデコレーテッドナイト、ドバイシーマクラシックの2着馬セブンスヘブンらを負かしている。ハイランドリールとは場所を香港に移しての再戦になるが、前走の再現なるだろうか。

タリスマニックに比べると、もう1頭のティベリアン(Tiberian)は実績的に劣るが、2500mのGIIドーヴィル賞(ドーヴィル)、同距離でGIIIのリュー賞(ドーヴィル、芝2500m)、2400mのGIIIエドゥヴィル賞(サンクルー)を勝っているようにこれぐらいの距離が得意で、実際エドゥヴィル賞ではタリスマニックに1馬身差をつけて優勝している。鞍上は日本でお馴染みのオリビエ・ペリエ騎手。日本では2012年を最後に騎乗はないが、この香港ヴァーズを2度勝っているように、香港を知り尽くす名手だけに、狙ってみても損はないかもしれない。

残るは日本の2頭、キセキとトーセンバジル。ご存じの方も多いと思うが、キセキは香港に入った後、左前脚と臀部に白癬という真菌感染症が見つかり、感染を予防するために検疫厩舎内で他の馬と隔離された馬房に移動させられていた。最悪、出走取消しの可能性もあるのではないかと心配されたが同馬だが、無事に枠順も決まり、出走できそうである。そうなればそもそも競走能力に大きな影響をもたらす病気ではないので、そこまで割り引く必要はないだろう。むしろ、問題は極悪馬場の菊花賞(京都、GI、芝3000m)を走ったことによる反動だろうが、これも香港に遠征を行うくらいだから問題ないはず。それでも、やはりハイランドリールやタリスマニックといった強敵を相手にする以上、楽観視する訳にはいかない。

一方、トーセンバジルは当初からここを狙っていたのか、新潟記念後に京都大賞典を使ったのみで、余力は十分に残っているはずだ。今年に入り、レコード決着となった天皇賞・春こそ大きく負けたものの、他は安定して走っており、前走の京都大賞典(京都、GII、芝2400m)では相手は休み明けだったにしてもジャパンCを制したシュヴァルグランを負かしているのだから価値は高い。今回の鞍上はマジックマンこと、香港を拠点とするジョアン・モレイラ騎手。昨年、サトノクラウンに騎乗してハイランドリールを負かしただけに、今年も世界をアッと言わせる騎乗を期待したい。

※記載している出走予定馬については12月8日(午後1時)時点でのものであり、今後、出走取消等により出走しない場合もありますので予めご了承ください。

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