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海外競馬

ピックアップレース情報提供 World RaceNews.com【WRN】

2017年08月12日(土)

アーリントンミリオン(GI)芝10F

  • 【レース格】★★★★
  • 【総賞金】100万ドル
  • 【開催競馬場】アーリントンパーク
  • 【勝馬】ビーチパトロール
  • 【騎手】J.ロザリオ
  • 【トレーナー】C.ブラウン
見解

【結果詳報】
12日(日本時間13日朝)、アメリカ・アーリントンパーク競馬場で行われたGI戦アーリントンミリオンは、J.ロザリオ騎手騎乗の2番人気ビーチパトロール(Beach Patrol)が2番手から抜け出して優勝。地元アメリカ勢の意地を見せるとともに、昨年のアーリントンミリオン同日に行われたセクレタリアトSに続くGI制覇を果たした。

イギリスから出走予定だったスコティッシュ(Scottish)が、故障によって回避するというアクシデントがあったものの、ヨーロッパから2頭のGIホースを含む3頭が参戦した今年のレース。昨年3着のリベンジを目指すアイルランドからの遠征馬ドーヴィル(Deauville)が1番人気に推され、2番人気には今季出走した4度のGI戦でいずれも4着以内に入っていた地元のビーチパトロールが続いた。

レースは、最内枠のオークブルック(Oak Brook)が、スタート直後のカーブを利用して先頭へ。同じく内枠から発走したオスカーノミネイテッド(Oscar Nominated)とゴーストハンター(Ghost Hunter)もこれに続いたが、正面スタンド前で外からビーチパトロールが2番手に上がると2頭は控え、ドーヴィルとともに3番手グループを形成した。そして、その直後には昨年の2着馬カサキ(Kasaqui)と一昨年の覇者ザピッツァマン(The Pizza Man)。イギリスからの遠征馬ファンシフルエンジェル(Fanciful Angel)も2頭に挟まれる形で前を追った一方、3番人気に支持されたフランス馬メクタール(Mekhtaal)や地元アメリカのGIホースディヴィジデロ(Divisidero)などは後方からレースを進めた。

集団は3つのグループに分かれていたが、3コーナー手前で一団になると、そこから一気にペースアップ。ビーチパトロールが逃げるオークブルックの外に並びかけていくと、空いた内のスペースを突いたドーヴィルも2頭に迫り、3頭がほとんど並んだまま直線を迎えた。

直線に入ると、3頭の争いから僅かにドーヴィルが抜け出して先頭に立つ。同馬はそのまま粘り込みを図ろうとするが、オークブルックを競り落としたビーチパトロールが徐々に差を詰めると、残り200m付近でついにドーヴィルを捉えて先頭へ。2頭を追うように外からファンシフルエンジェル。内ラチ沿いから最低人気のエンタープライジング(Enterprising)も懸命に脚を伸ばすが、最後まで脚色の衰えなかったビーチパトロールが、後続の追撃を振り切り、先頭でゴールに飛び込んだ。

半馬身差の2着は外を伸びたファンシフルエンジェル。遠征馬の中では格下と見られており、人気も12頭中11番人気という低評価だったが、それを覆す走りを見せた。また、そこからクビ差の3着にはドーヴィルが入っている。

勝ったビーチパトロールは、父Lemon Drop Kid、母Bashful Bertie(母の父Quiet American)という血統の4歳牡馬。3歳時の昨年から芝路線を歩み、7月のGI戦ベルモントダービー招待Sでドーヴィルの3着に敗れた後、続く3歳GI戦セクレタリアトSで初重賞、初GI制覇を果たしたが、以降は勝ち星から遠ざかっており、今年も2着に敗れた5月のGI戦ターフクラシックSなど、出走したGI戦4レースでいずれも勝ち切れずにいた。通算成績は15戦4勝。

1年前と同じ舞台で久しぶりの勝利を挙げたビーチパトロール。昨年敗れたドーヴィルにリベンジを果たしたという意味でも陣営にとっては大きな勝利になったはずだが、秋のブリーダーズCでは再びヨーロッパ勢を迎え撃つことが予想されるだけに、そちらへも期待を抱かせる結果になったといえるだろう。

【展望】
12日(日本時間13日朝)、アメリカ・アーリントンパーク競馬場では3歳以上の馬たちによって争われる芝10F(約2000m)のGI戦アーリントンミリオンが行われる。

1981年に創設されたこのレース。世界で初めて賞金総額を100万ドルに設定したレースとして知られており、夏に行われる北米芝中距離路線のレースとしては最高峰に位置付けられるが、ヨーロッパなど北米以外からも有力馬が参戦するため、世界的な注目度も高い。過去、1988年にウッドバイン競馬場で代替開催が行われたほか、1998年からの2年はアーリントンパーク競馬場の閉鎖によってレースそのものが中止になったが、それ以外は全て同競馬場の芝10Fで争われている。なお、GI戦に昇格したのは1983年で、2007年にはこの年に始まったブリーダーズCチャレンジの対象競走にも指定され、勝ち馬には同年のブリーダーズCターフの優先出走権が与えられるようになった。

歴代優勝馬には初代チャンピオンで、このレースを2度制している名馬ジョンヘンリーがいるほか、日本で種牡馬入りしたゴールデンフェザント(1990年)、タイトスポット(1991年)、スターオブコジーン(1993年)、パラダイスクリーク(1994年)がいる。それ以外にも、2011年にアイルランドから遠征してこのレースを勝ったケープブランコが2015年から日本で種牡馬入り。同じくアイルランドから遠征して勝利した2005年の勝ち馬パワーズコートや前述のゴールデンフェザントらのように、現役時にジャパンCに出走した馬も少なくない。

次に、舞台となるアーリントンパーク競馬場だが、競馬場があるのはイリノイ州シカゴ近郊。1927年10月の開場以降、他の競馬場に先駆けて電子式のオッズ掲示板や拡声器を使った実況中継、写真判定用カメラ、ゲート式の発馬機などを採用した競馬場である。開催時期は主に夏場で、中でも今回のアーリントンミリオンが行われる開催日には、同レースのほかに3歳以上の牝馬によるGI戦ビヴァリーD.S(芝9.5F)や3歳馬によるGI戦セクレタリアトS(芝10F)が組まれている。

コースは1周9F(約1800m)のオールウェザーコース(ポリトラック)と1周8F(約1600m)の芝コースから構成されており、直線の長さは約310m。アーリントンミリオンが行われる芝10Fのスタート地点は直線入口手前に設けられる。スタート地点がカーブになっているが、すぐに直線を迎えることから枠の有利不利はほとんどなさそうだ。

さて、ここからは出走予定馬12頭の中から注目馬を紹介していく。今年もヨーロッパからGIホース2頭を含む3頭が遠征してくるなど多彩な顔触れが揃ったが、このレースに関しては過去5年で地元アメリカ勢が4勝と優勢である。まずは、そのアメリカ勢から紹介したい。

アメリカ勢の中で中心視されているのは、4歳馬ビーチパトロール(Beach Patrol)。同馬は昨年のアーリントンミリオンと同日、同距離で行われた3歳馬によるGI戦セクレタリアトS(アーリントンパーク、芝10F)の勝ち馬で、今年もここまでGI戦のみを4走し、勝ち鞍こそないものの全てで4着以内に入っている。セクレタリアトSを最後に勝ち星がないように、やや詰めの甘さは目立つが、キャリア14戦中6着以下に敗れたのは1度だけという安定感は光る。それだけに、ここでも大きく崩れるとは考えにくく、展開次第では1年ぶりの勝利があるかもしれない。

そのビーチパトロールを2走前のGI戦マンハッタンH(ベルモントパーク、芝10F)で下し、初GI制覇を果たしたのがアセンド(Ascend)だ。当時のアセンドは9頭立ての8番人気という伏兵。それもそのはずで、同馬にとってはこのレースが初の重賞挑戦だったのである。しかし、レースではメンバー中最も軽い114ポンド(約52キロ)のハンデを活かして直線で抜け出すと、イギリスからの移籍馬で1番人気に推されていたタイムテストや前述のビーチパトロール(4着)らを完封し波乱を演出した。その後、前走のGII戦ボウリンググリーンSでは1番人気に支持されたものの、4着に敗れて連勝が3でストップしている。勢いが止まったこと、今回は全馬同斤量の126ポンド(約57キロ)になることなどを考えると、やや苦しいか。

5月のGI戦ターフクラシックS(チャーチルダウンズ、芝9F)を最後方から差し切って連覇を達成したディヴィジデロ(Divisidero)は、同レース2着のビーチパトロールと同様に今年のアメリカ勢の中心的存在。ここでも上位争いが期待される1頭であることに違いはないが、キャリア5勝の内、重賞での3勝がいずれもチャーチルダウンズ競馬場のレースであったことは気になる。実際、ベルモントパーク競馬場で行われた前走のマンハッタンHでは、トップハンデの124ポンド(約56キロ)を背負っていたとはいえ後方から伸びず6着に敗れており、初コースとなるアーリントンパーク競馬場との相性が気になる。

また、アメリカ勢では2年前の覇者であるザピッツァマン(The Pizza Man)や昨年の2着馬カサクウィ(Kasaqui)も無視できないだろう。ザピッツァマンは過去2年と同様にアーリントンパーク競馬場で行われるGIII戦スターアンドストライプスSをステップに参戦。その前走では2着とまずまずの成績を残した。8歳という年齢からして、叩き3走目とはいえ大きな上積みは見込めなさそうだが、依然として衰えは感じさせない。

対するカサクウィは昨年、コースロスのない好騎乗で勝ったモンディアリストにクビ差まで迫った。こちらも昨年同様、GII戦ワイズダンS(チャーチルダウンズ、芝8.5F)からGIII戦アーリントンHというローテーションを歩んでおり、ワイズダンSでは優勝。トップハンデを背負った前走のアーリントンHは3着に終わったが、上位2頭はともに7ポンド(約3.5キロ)以上斤量の軽い馬だっただけに仕方ない部分もある。今年は昨年に比べてメンバーが揃った印象があることから、一筋縄にはいかないだろうが、上位争いに加わっても何ら不思議ではない。

そのほかアメリカ勢には、アーリントンHでカサクウィに先着しているゴーストハンター(Ghost Hunter)やオークブルック(Oak Brook)、2走前のターフクラシックSで3着だったオスカーノミネイテッド(Oscar Nominated)などがいるが、定量戦になることや相手関係を考えると苦戦が予想される。

一方、ヨーロッパからの遠征組で中心になるのは、アイルランドのドーヴィル(Deauville)だ。エイダン・オブライエン調教師の管理馬でもある同馬は、3歳時の昨年にアメリカ遠征を経験しており、7月のGI戦ベルモントダービー招待S(ベルモントパーク、芝10F)で優勝。さらにその後、再びアメリカに遠征すると、同じ3歳馬同士のGI戦であるセクレタリアトSがあるにも関わらず、同日のアーリントンミリオンで果敢に古馬に挑戦し、クビ差、クビ差の3着に健闘した。そして、今季はここまで6戦を消化。アーリントンミリオン以来のレースとなったドバイターフではヴィブロスの7着に敗れたものの、ヨーロッパへ戻ってからは4着以下に敗れておらず、GIII戦ハクスリーS(チェスター、芝10F70Y)を制したほか、タタソールズゴールドCやクイーンアンSといったトップクラス級の馬が集まるGI戦でも3着に入っている。このように、一連の成績や遠征実績を考えるとここでも上位の存在であることは明らかだが、昨年シーミー・ヘファーナン騎手を起用していたオブライエン調教師が、今年は主戦騎手であるライアン・ムーア騎手をアメリカへ呼び寄せたことからも同馬に懸ける強い意気込みを感じられる。陣営にとってはそこまでしてでも欲しいタイトルということだろう。

フランスからの遠征になるメクタール(Mekhtaal)は、5月に行われたGI戦イスパーン賞(シャンティイ、芝1800m)の勝ち馬。昨年の仏ダービーやパリ大賞といったGI戦でも上位人気に推されたほどの馬だが、仏ダービー前のGII戦オカール賞(ドーヴィル、芝2000m)を最後に勝ち鞍からは遠ざかっており、これが約1年ぶりの勝利だった。その後、初めてフランス国外でのレースとなった前走のGI戦プリンスオブウェールズSでは6着に敗れたが、ここは相手がヨーロッパを代表する馬たちだっただけに仕方ないところもある。今回のメンバーに入れば十分に勝負になって良いはずで、遠征さえ克服できればチャンスはあるだろう。オーナーのアルシャカブレーシングがわざわざランフランコ・デットーリ騎手を呼んだほどで、ドーヴィル同様に大きな期待を寄せられていることが窺い知れる。

もう1頭の遠征馬ファンシフルエンジェル(Fanciful Angel)は、これまで重賞においてはGII独2000ギニーでの2着が最高。GI戦でもレベルが高くないと言われるイタリアのヴィットーリオディカプア賞で6着に敗れており、今回の遠征馬の中では力が1枚も2枚も落ちる。

※記載している出走予定馬については8月11日(午後6時)時点でのものであり、今後、出走取消等により出走しない場合もありますので予めご了承ください。

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