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海外競馬

ピックアップレース情報提供 World RaceNews.com【WRN】

2017年07月01日(土)

愛ダービー(GI)芝12F

  • 【レース格】★★★★
  • 【総賞金】150万ユーロ
  • 【開催競馬場】カラ
  • 【勝馬】カプリ
  • 【騎手】S.ヘファーナン
  • 【トレーナー】A.オブライエン
見解

【結果詳報】
現地時間1日にアイルランド、カラ競馬場では芝12FのGI愛ダービーが行われ、S.ヘファーナン騎手騎乗の4番人気カプリ(Capri)が優勝した。勝ちタイムは2分35秒45。

9頭立てで行われた今年の愛ダービーは、英ダービーを制し2カ国でのダービー制覇を狙うウイングスオブイーグルス(Wings Of Eagles)が単勝3倍の1番人気に支持され、続いて英ダービー3着のクラックスマン(Cracksman)と仏ダービー2着のヴァルトガイスト(Waldgeist)が単勝4倍のオッズで並んで2番人気となった。

スタートが切られるとジアンヴィル(The Anvil)がハナに立ち、3馬身ほど開いた2番手にダグラスマッカーサー(Douglas Macarthur)とカプリがつけて先団を形成。その後ろにタージマハル(Taj Mahal)、ウイングスオブイーグルスが続き、5番手までをA.オブライエン厩舎の5頭が陣取る形に。クラックスマンとグランディ(Grandee)が中団やや後ろ、ヴァルトガイストとドバイサンド(Dubai Sand)は後方からの競馬となった。

直線を前にした下り坂でペースが上がると、11馬身ほどの縦長だった隊列が一気に縮まり、カプリが逃げるジアンヴィルに並ぶ形で直線へ。残り2Fあたりで一杯になったジアンヴィルを交わしたカプリが先頭に立つと、ダグラスマッカーサーとウイングスオブイーグルス、さらには大外からクラックスマンとヴァルトガイストが必死に追うも、なかなかカプリとの差が縮まらない。ところが、カプリも残り100mで手応えが怪しくなってくる。そこへウイングスオブイーグルスとクラックスマンが鋭い伸びを見せ捉えにかかったが、結局クビ差及ばずカプリが粘り切って先頭でゴールイン。2着にはクラックスマン、そこから短アタマ差の3着にはウイングスオブイーグルスが入った。

優勝したカプリは生産、調教ともにアイルランドの4歳牡馬。前走の英ダービーでは6着に敗れたが、カラ競馬場で雨予報が続いていることを耳にしたオブライエン師が、「カプリはこういう馬場を気に入っている」とレース前に期待を口にしていた通り、稍重発表の馬場を味方につけて見事なGI初勝利を挙げた。

オブライエン師はレース後、現地メディアに対して「シーマス(ヘファーナン騎手)はエプソムでカプリに乗ってから、愛ダービーに来ることを楽しみにしていた」とコメント。さらに「位置取りからタイムまで全てが完璧で、本当に良い騎乗をしてくれた。彼は20年前から“家族の一員”として頑張ってくれているが、才能豊かで何事にも熱心に取り組む、信じられないようなジョッキーだよ」と、今回の勝利は鞍上の功績だと褒め称えている。

今回の勝利により、9月16日にドンカスター競馬場で行われるGI戦セントレジャーSの前売りでカプリに1番人気のオッズをつけるブックメーカーも。しかし、次走については未定なようで、オブライエン師も「この馬は忙しかったからね。理想を言うのであれば秋に向けてしっかり休みたいところだけど、彼(カプリ)には多くの選択肢がある」と話している。

【展望】
現地時間の7月1日にアイルランド、カラ競馬場では芝12FのGI愛ダービーが行われる。愛セントレジャーが古馬にも門戸を開いているため、3歳クラシック3冠の概念は既に薄れているが、愛2000ギニー、愛セントレジャーとともにアイルランド牡馬3冠競走を形成している。

アイルランドにおける最初のダービーは1817年創設のオダービーSだが、これは1824年に廃止され、2つめのダービーとなるカラダービーも1848年の創設から僅かな期間で廃止となった。アイルランド競馬史の中で3つめのダービーとなる現在の愛ダービーは、第3代ハウス伯爵、第3代ドロヘダ侯爵、第3代シャールモント伯爵の3人によって1866年に創設された。

創設当初、カラ競馬場の芝14F6ヤードで行われていた愛ダービーは、1869年の9ヤードの距離延長を経て、現在の芝12Fで行われるようになったのは1872年以降のこと。競馬場に関しては創設から一貫してカラ競馬場で行われており、これまで他の競馬場で代替競走が行われたことも一度もない。長い歴史の中で日本調教馬の出走は皆無だが、コマンダーインチーフやドリームウェルといった勝ち馬が日本に種牡馬として輸入され、特に90年代の勝ち馬は半数の5頭が日本で種牡馬として過ごした。2000年以降は2003年の勝ち馬アラムシャーを最後に日本に愛ダービー優勝馬が輸入されることはなかったが、2010年の勝ち馬ケープブランコが2015シーズンより日本で種牡馬として供用されており、来年2018年に日本でのファーストクロップがデビュー予定だ。

次に競馬場についてだが、愛ダービーが開催されるカラ競馬場はアイルランドの首都ダブリンから南西に車で50分程度のキルデア州キルデアという町にある。歴史ある町として知られるキルデアでは、現代のアイルランド人の多くが英語を話すのに対し、伝統的なアイリッシュゲール語を母語とする人も多く、そういった面でもアイルランドの歴史を感じられる町だ。アイルランド競馬の発祥の地と言われるほど歴史が古いカラ競馬場は、蹄鉄型のコースの他に周回コース、直線コースなどがあるが、愛ダービーが行われるコースはダービーコースと呼ばれ、スタートしてからコーナーまで直線ではなく緩やかなカーブを描いている。コーナー手前から坂を上り、直線に向かっては下り坂、最後の直線は3Fとなる。

さて、ここからは9頭の出走予定馬を紹介していくが、まず注目すべきは前走で英ダービーに出走した馬たちだ。愛ダービーでは過去10年で英ダービー組が8勝と圧倒的な強さを見せており、このローテーションで挑む馬が今年も中心になるだろう。ウイングスオブイーグルス(Wings Of Eagles)、クラックスマン(Cracksman)、カプリ(Capri)、ダグラスマッカーサー(Douglas Macarthur)、そしてジアンヴィル(The Anvil)の5頭がそれに該当する。

GI英ダービー(エプソムダウンズ、芝12.0455F)を制したのが通算6戦2勝のウイングスオブイーグルス。昨シーズンは初のGI戦となった2歳戦クリテリウムドサンクルーで9着に敗れるなど結果を残すことができず、今シーズン開始当初は決して注目を集める存在ではなかった。初戦をGIII戦チェスターヴァーズで迎えるも、僚馬ヴェニスビーチの2着に敗れ、本番の英ダービーでは18頭立ての16番人気に。A.オブライエン厩舎は6頭出しだったが、鞍上から察するに厩舎でも5番手、もしくは6番手という序列での出走だったのではないか。

英ダービーの直線は、そのオブライエン厩舎の本命クリフスオブモハーとクラックスマンの叩き合いに観衆の視線は集まっていたが、ウイングスオブイーグルスが後方2番手から大外に持ち出すと、それらをまとめて差し切って優勝。歴史に残る大番狂わせを演じてみせた。結果として勝ったものの、英ダービー初騎乗となった鞍上のP.ベギー騎手の騎乗は完璧とはいえず、今回、厩舎の主戦を務めるR.ムーア騎手への乗り替わりは大きなプラスとなるだろう。ただし、カラ競馬場は金曜日の朝まで雨予報が続いており、デビュー戦(7着)、そしてクリテリウムドサンクルー(9着)と重馬場での着順がイマイチの同馬にとっては馬場状態も気になるところ。英愛ダービーダブル制覇に向けて馬場も味方につけたいところだが、果たして。

英ダービーの3着馬が、通算3戦2勝のクラックスマン。デビュー戦、2戦目と連勝を飾り、英ダービーでは1番人気に支持された同馬だが、最後にウイングスオブイーグルスに交わされ、さらには競り合ったクリフスオブモハーに半馬身遅れをとる形で3着に敗れている。前走は2カ月以上の間隔が空くという懸念もあったが、1戦使った今回は状態が上向いているはずで、今回がデビュー4戦目とキャリアの浅い馬だけに上積みも見込めるだろう。しかし、デビュー2戦目から鞍上を務める名手L.デットーリ騎手が負傷により今回は騎乗できない。陣営は代役として昨年の愛ダービーをハーザンドで制したP.スマレン騎手を用意したが、テン乗りとなる以上その影響は気になるところ。さらに、クラックスマンは重馬場を理由にGII戦ダンテSの出走を回避したことがあり、こちらも重馬場が得意とは言えない。それでも同馬を管理するJ.ゴスデン調教師は「とてもフェアなコースだから、ここでは純粋にベストな馬が勝つことになる」と真っ向勝負に自信をみせており、初のGIタイトル獲得に向け意気込んでいる。

残る3頭はウイングスオブイーグルスから3馬身3/4馬身以上の差をつけられており逆転は想像し辛いが、一発があるとすればカプリか。オブライエン厩舎は今年の愛ダービーに5頭を送り込んでいるが、メディアの取材に対して「5頭を出走させるが、これ以上の雨が降ることを望んでいないよ。降っても対応できるとは思うが……」と、重馬場の可能性に対して微妙な反応。しかし、「別に重馬場でなければ駄目という意味ではないが、カプリはそういう馬場を苦にしないで良い走りを見せてくれる」と加え、同馬への期待を覗かせた。

ここまで英ダービー組を紹介してきたが、別路線組で現地の注目を集めるのが昨年のクリテリウムドサンクルー(サンクルー、芝2000m)を勝利したGI馬ヴァルトガイスト(Waldgeist)だ。同馬は、今シーズン初戦となったGII戦グレフュール賞に出走し2着に入ると、本番のGI仏ダービーではブラムトとの大激戦の末に短アタマ差で勝利を逃したものの、2着に好走している。ヴァルトガイストにとって12Fの距離は未知となるが、同馬を管理するA.ファーブル調教師はそのことには触れず、現地メディアに「ヴァルトガイストは良い状態を保っている。彼には良い末脚があり、今回は大きなチャンスとなるはずだ」と語り自信たっぷりな様子。同馬は昨年のクリテリウムドサンクルーを勝ったとおり、重馬場を苦にしないのは今回プラスとなるはずで、主戦を務めるPC.ブドー騎手を鞍上に2つめのGIタイトルを狙う。

重賞を勝利した実績はないものの、グランディ(Grandee)はレパーズタウン競馬場で行われた前走、12Fのリステッドレース(準重賞)を勝利している馬。実績では上記の馬たちと比べても大きく劣る同馬だが、重馬場で行われた前走を勝ったことにより、陣営は愛ダービーへの出走を決めた模様だ。GI初出走となるこの馬に勝ち負けを期待するのは酷だが、馬場を苦にする馬が多ければ、この馬にも上位進出のチャンスがありそう。

仏ダービーで4着に入ったタージマハル(Taj Mahal)だが、22日のGIII戦ハンプトンコートSに出走し4着に敗れたのを見ると、相手が手強くなるここでは厳しい戦いを強いられることになるだろう。残る1頭ドバイサンド(Dubai Sand)は前走のGIII戦ダービートライアルでダグラスマッカーサーから9馬身離された5着に敗れており、こちらも上位に入れば大健闘といったところか。

※記載している出走予定馬については6月30日(午後6時)時点でのものであり、今後、出走取消等により出走しない場合もありますので予めご了承ください。

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