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海外競馬

ピックアップレース情報提供 World RaceNews.com【WRN】

2017年06月20日(火)

クイーンアンS(GI)芝8F

  • 【レース格】★★★★
  • 【総賞金】60万ポンド
  • 【開催競馬場】アスコット
  • 【勝馬】リブチェスター
  • 【騎手】W.ビュイック
  • 【トレーナー】R.フェイヒー
見解

【結果詳報】
6月20日(日本時間同日深夜)、イギリスのアスコット競馬場では英国王室主催のロイヤルアスコットが開幕。その初日のオープニングを飾った直線芝8FのGI戦クイーンアンSは、W.ビュイック騎手騎乗の1番人気リブチェスター(Ribchester)が早め先頭から押し切り、コースレコードで優勝した。

ヨーロッパの古馬マイル路線の強豪に加えて、アメリカからもGIホース2頭が参戦した今年のクイーンアンS。人気は前走のロッキンジSを圧勝したリブチェスターに集まり、ドバイターフ5着以来のレースだったムタケイエフ(Mutakayyef)、ロッキンジS2着のライトニングスピア(Lightning Spear)が2、3番人気で続いた。

レースは大きな出遅れもなく16頭がほぼ揃ってスタート。その中から、リブチェスター陣営が用意したペースメーカー・トスカニーニ(Toscanini)と、ライトニングスピア陣営のペースメーカーであるダッチアンクル(Dutch Uncle)が押しながらハナに立ち、2頭が後続を引き離してレースを引っ張る。一方、3番手のミステンプルシティ(Miss Temple City)以下は一団となり、リブチェスターやドーヴィル(Deauville)はこの集団の前方に位置を取る。ムタケイエフとライトニングスピアは、集団の真ん中付近で脚を溜めた。

スタートから400mほど通過したところでトスカニーニが単独先頭に立ち、ダッチアンクルとの差を2馬身程度に広げる。その後も2頭は大きなリードを保って逃げていたが、レースの半分を過ぎた辺りでダッチアンクルの手応えが怪しくなり始めると、そこから後続が殺到。残り2Fのハロン棒付近でリブチェスターがトスカニーニを捉えて先頭に立つと、ムタケイエフ、ドーヴィル、スペクトル(Spectre)といったところもこれを追って伸びる。

抜け出したリブチェスターは、外や内にヨレながらも最後までしっかりと伸び続けて後続を完封。前走ほどの着差はつかなかったが、最後は2着に1馬身1/4差をつけて先頭でゴールした。

2着は中団から追い込んだムタケイエフ。同馬はドーヴィルと接触するような場面があったために審議対象になったが、降着処分にはならなかった。ドーヴィルがクビ差の3着となっている。

勝ったリブチェスターは、父Iffraaj、母Mujarah(母の父Marju)という血統の4歳牡馬。昨年、春の英2000ギニーやサセックスSといったGI戦で3着になった後、8月にフランスで行われたジャックルマロワ賞を制して初GIタイトルを獲得した。そして今季は、3月のドバイターフから始動。ここではヴィブロスの3着に敗れたが、帰国初戦となった前走のロッキンジSを完勝し、IFHA(国際競馬統括機関連盟)が発表するロンジンワールドベストレースホースランキングでも世界第3位にランクインしていた。通算成績は12戦5勝。

ヨーロッパの古馬マイル戦線で紛れもなくナンバーワンの存在と言えるリブチェスター。レース後、管理するR.フェイヒー調教師は次走が同じマイルGI戦のサセックスSになる見込みであることを現地メディアに対して語っている。3歳のマイルトップクラスの馬たちも集まるこのレースで、昨年3着の雪辱を果たせるだろうか。

【展望】
英国王室が主催する初夏の一大イベントであり、20日から5日間に渡って開催されるロイヤルアスコット。昨年から1レース増え、全30レース中19レースが重賞戦として施行されるが、そのオープニングを飾るのが古馬による直線芝8FのGI戦クイーンアンSだ。

1840年にトライアルSとして創設されたこのレース。その後、名称はアスコット競馬場を造ったアン女王の名をとって1930年に改称した。以降、レースは戦時中の中断期間やアスコット競馬場の改修工事に伴うヨーク競馬場での代替開催(2005年)を除き、アスコット競馬場の直線芝8Fで施行されている。また、レースの格付けは、グループ制が導入された1971年にGIII戦に格付けされており、1984年にGII戦、2003年にGI戦へ昇格した。

上記のように、GI戦になったのは2000年代に入ってからのことで、かつては7月のサセックスSや8月のジャックルマロワ賞を目指す馬たちにとってのステップレースという意味合いが強かった。しかし、近年はヨーロッパのみならず、アジアや北米からも有力馬が集まるようになっており、両レースに勝るとも劣らない好メンバーが集まっている。そのため、過去の優勝馬には一昨年の優勝馬ソロウや2012年のフランケル、2011年のキャンフォードクリフス、2010年のゴルディコヴァなどその年を代表するトップマイラーが名を連ねている。また、昨年は同じロイヤルアスコット開催のプリンスオブウェールズSに出走したエイシンヒカリの帯同馬を務めたエイシンエルヴィンが、日本調教馬として初めてこのレースに挑んだが、10着に終わった。このほかにも日本競馬に関わりのある馬では、種牡馬として輸入されたテスコボーイやウォーニングなどが歴代優勝馬に名を連ねているほか、2010年と2011年のエリザベス女王杯を連覇したスノーフェアリーに父インティカブ、1998年の安田記念で5着となったアライドフォーシズなどが過去にこのレースを制している。

次に、レースが行われるアスコット競馬場だが、競馬場があるのはロンドンから西南西に35キロほどのところで、近くにはエリザベス女王の公邸のひとつであるウインザー城がある。競馬場が造られたのは1711年。前述のアン女王が、ウインザー城付近で馬を全力疾走させることができる荒野を見つけたことをきっかけに建設され、同年8月11日に最初のレース“Her Majesty’s Plate”が行われた。以降、1939年まではロイヤルアスコット開催でのみ使用されていたアスコット競馬場だが、現在ではそれ以外にも上半期の欧州総決算と言われるGI戦キングジョージ6世&クイーンエリザベスSや、英チャンピオンSなど4つのGI戦が同日に行われる10月の“ブリティッシュチャンピオンズデー”が開催されている。

コースは右回りで正三角形に近い1周約2800mのコースのほかに、約1600mある直線コースがあり、今回のクイーンアンSはこの直線コースを使って行われる。直線のレースということで枠による有利不利はない。

さて、ここからは出走予定馬16頭の中から注目馬を紹介したい。今年もクイーンアンSにはアメリカからの遠征馬が参戦するなど、欧米のトップマイラーが顔を揃えたが、中でも注目は、マイルGIを2勝しているリブチェスター(Ribchester)だ。

ヴィブロスが勝利した3月のGI戦ドバイターフで3着に敗れた本馬。しかしながら、ヨーロッパにおける古馬マイルGI路線の幕開けとなる前走のロッキンジS(ニューバリー、GI、芝8F)で、2着に3馬身3/4差という決定的な差をつけて勝利し、昨年のジャックルマロワ賞(ドーヴィル、GI、芝1600m)に続く2つめのGIタイトルを獲得した。そしてこの結果、IFHA(国際競馬統括機関連盟)が発表するロンジンワールドベストレースホースランキングでは世界第3位にランクイン。ヨーロッパのマイル路線を主戦場とする馬ではトップの評価を得ている。今回、初対戦になるアメリカからの遠征馬などもいるが、有力どころの多くはロッキンジSやドバイターフで先着している馬たち。それに加えて、昨年、同舞台のGI戦クイーンエリザベス2世Sで欧州年度代表馬マインディングの2着に入った実績や、重馬場だった前走を快勝した内容を見ると死角は見当たらない。それだけに、ここはしっかりと勝っておきたいというのが陣営の本音だろう。

ロッキンジS2着のライトニングスピア(Lightning Spear)は、昨年のこのレースの3着馬。秋のクイーンエリザベス2世Sでもマインディング、リブチェスターに次ぐ3着に入るなど、このコースでは安定したレースを見せている。前走ではリブチェスターに差をつけられているが、当時は相手がシーズン2戦目だったのに対し、ライトニングスピアは休み明け。ひと叩きされた効果を考えると2頭の差が縮まっても不思議ではない。現にクイーンエリザベス2世Sでは、約1.5キロの斤量差がありながらも差は1馬身しかなかったのだから、前走の着差ほど力差はないはずである。

一方、ドバイターフでリブチェスターに先着を許したムタケイエフ(Mutakayyef)は、ここがそれ以来の一戦。本来、2月のステップレースを使ってドバイへ臨む予定だっただけに、結果的に前走は中間のアクシデントが影響したのではないだろうか。そういった意味では、こちらも前走の着順、着差ほど差はないはず。ポストポンドやハイランドリール相手に3着と善戦した昨年のGI戦インターナショナルSや、昨年のクイーンアンS勝ち馬テピンに3/4馬身差まで詰め寄った昨秋のGI戦ウッドバインマイルの内容からも、十分にチャンスはありそうだ。

そのほかのヨーロッパ勢では、2頭出しとなるエイダン・オブライエン厩舎勢の1頭、ドーヴィル(Deauville)が実績面で上位と見られる。ただ、同馬が昨年制したアメリカのGI戦ベルモントダービー(ベルモントパーク)は10Fのレースであり、マイル戦に出走するのは5着に敗れた2歳時のGI戦レーシングポストトロフィー以来となる。同じ2歳時には7FのGIII戦タイロスS(レパーズタウン)を制しているだけに、距離についてはそれほど心配ないのかもしれないが、相手が大幅に強化される点は気になる。7着に終わったドバイターフ以降、既に3走しているように、大幅な上積みがあるとも考えにくい。ライアン・ムーア騎手が手綱をとるとはいえ、さすがに勝ち負けとなると難しいか。残るヨーロッパ勢についても実績、近走成績が乏しく、上位争いは不可能と思われる。

対してアメリカからの遠征馬だが、今年はミステンプルシティ(Miss Temple City)とアメリカンペイトリオット(American Patriot)が参戦。昨年はアメリカから参戦したテピンがクイーンアンSを制しており、2頭は2年連続となるアメリカ調教馬による同レース制覇を目指す。一応、2頭の中では3年連続のロイヤルアスコット参戦になるミステンプルシティが、輸送慣れしていることもあって有利かもしれないが、同馬は、一昨年の3歳牝馬GI戦コロネーションS、昨年の牝馬限定GII戦デュークオブケンブリッジSでいずれも4着に終わっている。北米ではマイルGI戦を3勝している実力馬だが、テピンに比べると実力が一枚落ちる上、過去2年に渡ってヨーロッパの一線級相手に苦戦していることから、今年も厳しいレースになるかもしれない。むしろ、初の海外遠征にはなるが、鞍上にランフランコ・デットーリ騎手を確保してきたアメリカンペイトリオットの方が不気味か。同馬は、初GI制覇を果たした前走のメーカーズ46マイル(キーンランド、8F)など、今年に入って2連勝中で勢いも十分である。

※記載している出走予定馬については6月19日(午後6時)時点でのものであり、今後、出走取消等により出走しない場合もありますので予めご了承ください。

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