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海外競馬

ピックアップレース情報提供 World RaceNews.com【WRN】

2017年03月25日(土)

ドバイターフ(GI)芝1800m

  • 【レース格】★★★★
  • 【総賞金】600万ドル
  • 【開催競馬場】メイダン
  • 【勝馬】ヴィブロス
  • 【騎手】J.モレイラ
  • 【トレーナー】友道康夫
見解

【結果詳報】
現地時間25日、アラブ首長国連邦ドバイのメイダン競馬場で行われたGI戦ドバイターフは、日本から参戦した5番人気のヴィブロスが、J.モレイラ騎手の巧みな手綱捌きに導かれて優勝。初の海外挑戦で、昨年の秋華賞に続く2度目のGI制覇を果たした。

昨年のこのレースを勝ったリアルスティールが鼻出血のために回避し、13頭立てとなった今年のドバイターフ。人気はヨーロッパからの遠征馬に集まり、前哨戦のGIII戦ドバイミレニアムSを勝ったフランス馬ザラック(Zarak)が1番人気に。次いで、イギリスのリブチェスター(Ribchester)、デコレーテッドナイト(Decorated Knight)、ムタケイエフ(Mutakayyef)という順で続いた。

レースは、スタートからどの馬も積極的に前へ行こうとせず、リブチェスターが押し出されるような形でハナへ。その後ろに、同じゴドルフィンのベリースペシャル(Very Special)やザラック、リブチェスター、オパールティアラ(Opal Tiara)などが続いたが、500mほど走ったところでベリースペシャルが先頭に立つ。一方、日本のヴィブロスは中団からやや後ろのインコース沿いを追走。手応えが怪しいのか、鞍上のモレイラ騎手が促す場面も見られた。

道中はそのまま動きもなく、1馬身半ほどのリードを保って逃げるベリースペシャルを先頭に直線に入ったが、すぐさまリブチェスターがこれを交わしてトップへ。さらに、直後にいたザラックやムタケイエフも前を追ったが、差はなかなか詰まらず、逆に、後方から脚を伸ばしたフランスのエシェム(Heshem)に交わされてしまう。エシェムはそのままリブチェスターも捉えて先頭に立ったが、その外からそれを上回る勢いで伸びたのがヴィブロスだった。4コーナーを回って、内ラチ沿いを突いていたはずの同馬が、エシェムの後を追うようにして外に持ち出されると、最後は豪脚を一閃。外から並ぶ間もなくエシェムを捉え、そのまま先頭でゴールに飛び込んだ。

2着は半馬身差でエシェム。さらに、そこから半馬身差の3着にリブチェスターが入り、1番人気のザラックは4着に敗れた。

勝ったヴィブロスは、父ディープインパクト、母ハルーワスウィート(母の父マキャヴェリアン)という血統の4歳牝馬。昨年、紫苑S2着をステップに挑んだ秋華賞で初GI制覇を果たしており、今年は中山記念5着をステップにこのレースに挑んでいた。通算成績は9戦4勝。

昨年以上の好メンバーが揃った一戦を制したヴィブロス。今回の勝利で世界から注目される存在になったのは間違いないが、早くも秋のBCフィリー&メアターフ参戦プランが明らかになった。海外を含めてあらゆる選択肢がある中で、今後、陣営がどのようなローテーションを組むのか。大きな関心を集めることになりそうだ。

【展望】
ドバイターフはドバイワールドCデーにて行われる芝1800mのGI戦(日本時間26日0時30分発走予定)。日本には芝1800mのGI戦はないが、ドバイターフはその総賞金が600万ドル(日本円で約6億7600万円)と芝の中距離レースでは世界一高額となることから、毎年、各国から選りすぐりの中距離馬が集結する。

ドバイターフの創設は1996年。当時はドバイデューティーフリーの名称であったが、2015年から現在のドバイターフに改称されている。2010年にメイダン競馬場が開場するまではナドアルシバ競馬場の芝1777m(2000年は芝1800m、1996年から1999年まではダート2000mでの施行)だったが、メイダン競馬場のオープンと共に現在と同じく芝1800mにて施行されている。

日本調教馬の参戦はこれまで延べ13頭。ナドアルシバ競馬場時代の2007年にアドマイヤムーン、メイダン競馬場となった後は2014年にジャスタウェイ、2016年にリアルスティールが優勝を果たしている。ちなみにジャスタウェイはこのドバイターフで2着馬に6馬身半差をつけるレコードタイムで優勝し、その結果、ロンジンワールドベストレースホースランキングで130ポンドを獲得し、日本馬として初めて世界ランキング1位の座に輝いた。

ドバイターフが行われるメイダン競馬場はドバイのホテル、映画館、ショッピングモールなどを含む複合商業施設である「メイダンシティ」にあり、2010年の1月に開場。と同時にこれまでナドアルシバ競馬場で施行されていた「ドバイワールドCデー」の各レースは全てこのメイダン競馬場で行われるようになった。コースは芝とダートが併設されており、いずれも左回り。芝コースは1周が2400mで直線は450m。1周で言えば東京コースよりも広く、直線は70mほど短い(阪神競馬場の外回りコース程の長さ)。ドバイターフが行われる芝1800mの発走地点は2コーナー奥に設けられた引き込み線からのスタートとなるが、3コーナーまではバックストレッチを真っ直ぐに800mほど走ることから枠順による有利、不利はないと考えて良いだろう。

今年の出走馬は日本のヴィブロスを含めて全部で13頭。国別にすると、イギリス5頭、アイルランド3頭、フランス2頭、日本1頭、UAE1頭、シンガポールが1頭。

まずイギリス勢だが、大将格となるのがリブチェスター(Ribchester)。同馬はデビュー戦で2着に敗れるも、2戦目に未勝利馬ながらGIIのジムラックSに挑みそこでも2着に好走。その走りを評価されたのかゴドルフィンにトレードされ、3戦目のGII戦ミルリーフS(ニューベリー、芝6F)での初重賞勝利が初勝利となった。3歳になった同馬はGIの英2000ギニーに駒を進め、伏兵扱いながら3着に好走。その走りがフロックでないことは、近3走、GI戦の好走で証明済み。3走前の地元、イギリスのGIサセックスSでは仏2000ギニーの優勝馬ザグルカ、英2000ギニーの優勝馬ガリレオゴールドには先着を許すも3着になると、続くフランスのGI、ジャック・ル・マロワ賞(ドーヴィル、芝1600m)ではガリレオゴールドに雪辱を果たしてGIを初制覇。前走、地元に戻ったクイーンエリザベス2世Sこそ2着に敗れたものの、負けた相手がGI戦7勝で昨年のカルティエ賞年度代表馬となったマインディングだけにこれは仕方のないところ。その昨年10月に行われたクイーンエリザベス2世S以来のレースとなることや、これまでマイルまでしか走った事がない点など不安材料がない訳ではないが、逆にアッサリと勝たれても不思議ではない能力の持ち主だ。

ムタケイエフ(Mutakayyef)も侮れない1頭。通算14戦3勝、重賞の勝利はGIIの1勝を思うと、リブチェスターには実績的にかなり劣るように思えるが、昨年3着したGI、英インターナショナルSは勝ち馬が一昨年のキングジョージ6世&クイーンエリザベスS、昨年のドバイシーマクラシックの優勝馬で、今年のドバイシーマクラシックでも最有力視されるポストポンド、2着が昨年の凱旋門賞2着のハイランドリールと相当にレベルが高かったレース。こちらも昨年9月以来と久々ではあるが、リブチェスターとは異なり、距離経験があるのは強み。その上、この馬、14戦して4着以下が1度もない超堅実派。カナダのウッドバイン競馬場を含め、地元イギリスでも多くの競馬場で安定した走りを見せているのだから、ここでも大崩れはないのではないか?

モンディアリスト(Mondialiste)はGI戦2勝の実績を持つが、その2勝がアメリカのアーリントンミリオンS(アーリントンパーク、芝10F)、カナダのウッドバインマイル(ウッドバイン、芝8F)といった異色の存在。そういった意味では遠征競馬に強く、今回ドバイでのレースに注目したいところだが、欧州でのGIはクイーンアンSで11着、イスパーン賞で7着に敗れているだけに過信は禁物か?

残る2頭のデコレーテッドナイト(Decorated Knight)、オパールティアラ(Opal Tiara)はこれまでの3頭に比べると実績的には明らかに劣るが、共に今回のドバイターフの舞台であるメイダンの芝コースを経験し、尚且つ、デコレーテッドナイトは前走GIのジェベルハッタ(メイダン、芝9F)で優勝、オパールティアラはGIIのバランシーン(メイダン、芝1800m)で1着、ケープヴェルディで2着しているのは強みと言えるだろう。

続いてアイルランド勢だが、3頭が全て、A.オブライエン厩舎の管理馬。あまり海外競馬に詳しくない方でも昨年マカヒキが出走した凱旋門賞で、1、2、3着を独占した厩舎と言えばピンとくるのではないか? その3頭はドーヴィル(Deauville)、クーガーマウンテン(Cougar Mountain)、ロングアイランドサウンド(Long Island Sound)だが、オブライエン厩舎の場合、多数抱える管理馬において超一流馬は欧州のGIを走らせ、欧州で勝てない馬を海外に連れて行く傾向にあることから、今回の3頭に対し、凱旋門賞のような上位独占を望むのは酷だろう。

実際、これら3頭も超一流と呼べるような実績は残していない。まずドーヴィルだが、デビュー戦、2戦目の地元アイルランドのGIIIタイロスS(レパーズタウン、芝7F)と連勝したものの、イギリスに渡り参戦した4戦はGII戦で2着が2回あるものの、GIではレーシングポストトロフィーで7頭立ての5着、英ダービーで11着と勝利をあげることができなかった。この結果、先ほど記載したとおり、オブライエン調教師は欧州では厳しいと判断したのか、ここ2戦はアメリカに遠征。その目論み通りにベルモントダービー招待S(ベルモントパーク、GI、芝10F)で初のGI勝ちをおさめたが、続くアーリントンミリオンでは前出のモンディアリストの3着に終わっている。オブライエン厩舎が複数出しをする場合、最も有力な馬に騎乗するのは日本でもお馴染みのライアン・ムーア騎手であり、それで言うと今回ムーア騎手が騎乗するドーヴィルが筆頭格となるが、ムーア騎手の手腕を持ってどこまで? といったところだろう。

クーガーマウンテンは6歳の牡馬で既に21戦のキャリアがあるが勝ち星は3勝止まり。3勝のうち2勝がGIIIデズモンドS(レパーズタウン、芝8F)、GIIのジョエルS(ニューマーケット、芝8F)ではあるが、GIとなると3着が最高着順。ちなみに昨年12月には香港マイルに出走するも10着に敗れ、日本のロゴタイプ、サトノアラジン、ネオリアリズムのいずれにも先着を許している。今年に入り、1度使われているのは強みだが、2着となったそのレースが、レベルの落ちるカタールのレースだけにここで好走を望むのは……。

最後の1頭、ロングアイランドサウンドはクーガーマウンテンとは対照的に7戦4勝とキャリアが浅く、その分、伸びシロが期待できるが、ここまでの重賞実績は地元アイルランドのGIII戦でオールウェザーのダイヤモンドS(ダンダーク、AW10F)のみ。欧州よりはレベルの落ちるアメリカではGI戦のセクレタリアトSで2着しているが、ベルモントダービー招待Sでは先ほど記述したドーヴィルの6着に敗れている。昨年9月以来と休み明けであることもあり、ここは静観妥当ではないか?

フランス勢はザラック(Zarak)とエシェム(Heshem)の2頭が出走を予定。フランスの馬と言えば一昨年にソロウがこのドバイターフを制しているが、この2頭も勝ち負けになって不思議ではないのではないか?

まずザラックだが、凱旋門賞などGI戦5勝を含み、7戦7勝の無敗で引退した名牝ザルカヴァを母に持つ良血馬。デビューから2連勝したこともあって、続くGI戦仏2000ギニーでは1番人気に支持されたが5着に敗退。距離が延びた仏ダービー、GIIのギヨームドルナノ賞では後に愛チャンピオンS、英チャンピオンSを制するアルマンゾルに敗れて共に2着。勝ち切れないレースはまだ続き、ムーランドロンシャン賞では4着、ドラール賞で3着と結局期待された3歳時はデビュー2戦目の1勝に終わった。しかし、4歳となった今年、ドバイへ遠征して、その初戦となったGIIIのドバイミレニアム(メイダン、芝2000m)を楽勝。メイダンの芝適性を証明すると共に良血馬が本格化の兆しを見せた以上、ここでアッサリがあっても不思議ではない。

エシェムは7戦3勝の4歳牡馬でGI戦の出走歴がないことを思えば、ザラックより格下のように思えるが、初の重賞挑戦となったGIIのユジェーヌアダム賞(メゾンラフィット、芝2000m)では2歳時に3戦3勝、GIのジャンリュックラガルデール賞の勝ち馬であったウルトラを2着に退け、いきなり優勝している。その後、GIIのギヨームドルナノ賞では7着と崩れ、前出のザラックに先着を許したが、続くドラール賞では2着となり、ザラックに先着を果たしている。実績からすれば、エシェックはザラック程の人気とはならないだろうが、ザラックに先着したドラール賞ではこちらの方が2キロ重い斤量であったことを思えば、軽視するのは危険と言えるだろう。

ベリースペシャル(Very Special)は5歳の牝馬。管理するビン・スルール厩舎はイギリスとドバイに厩舎を構えていることから、同馬もイギリスとドバイでレースに出走し、イギリスで6戦2勝、ドバイで5戦3勝の成績を残している。イギリスでは牝馬限定GIのファルマスSで2着があり、ドバイでは昨年、GIIのケープヴェルディ(メイダン、芝1600m)、バランシーン(メイダン、芝1800m)を勝ち、今年もケープヴェルディを勝って連覇を果たしているが、前走、こちらも連覇狙ったバランシーンでは前出、イギリスのオパールティアラに敗れ、6頭立ての5着に終わっている。昨年ケープヴェルディ、バランシーンと連勝して臨んだドバイターフが6着だったことを思えば、今年は前走バランシーンで負けているだけにどうか?

デッドコレクター(Debt Collector)は昨年のシンガポール年度代表馬。しかしながらシンガポール以外では走った事がない上に、前走後、呼吸器系に問題が発覚して出走を迷っていたことを思えば厳しい戦いになるだろう。

最後に日本のヴィブロスはご存じのとおり昨年の秋華賞馬。重賞では初めて牡馬と戦った中山記念を休み明けでコンマ3秒差の5着なら上々の滑り出しと言えるが、競馬場こそナドアルシバであったが、あのウオッカですら2度挑戦して4、7着。確かに今年のメンバーならば……といった気持ちはあるが、過信は禁物だろう。

※記載している出走予定馬については3月24日(午後6時)時点でのものであり、今後、出走取消等により出走しない場合もありますので予めご了承ください。

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