先週の結果
2020年9月12日(土)、9月13日(日)の主な結果
9/12(土)中山11R
紫苑S(GIII)
田原基成
- ◎シーズンズギフト 3番人気⇒3着
- ☆パラスアテナ 10番人気⇒2着
- 3連複2万1370円的中!
「勝負気配を否が応でも感じる」
そのレースで好走するにはどんなファクターが必要なのか? そして出走各馬はそのファクターを持ち合わせているか?いないのか? 馬券攻略においては基本中の基本と言える考え方ですが、深く掘り下げ一般ファンにとっては完全に盲点と言える馬券のツボを“冷静分析”から探り当て、鋭い的中を仕留めるのが競馬評論家・田原基成氏の持ち味ですね。
もちろん、8月30日のキーンランドCでは3頭を1着に据える変則フォーメーション戦略から3連単9万5670円というビッグヒットを叩き出すなど馬券師にとって腕の見せ所と言える「買い目構築」にも秀でたものがあります。
さて、秋競馬開幕初日の中山メインである「紫苑S」。大きく荒れたレースとなりましたが、その田原氏は見事に攻略に成功してくれました!
厩舎側の本気度など様々なファクターを掘り下げ「スカイグルーヴ、ウインマイティーは今回中心に据えるタイミングではない」と人気サイドの2頭の評価を下げたうえで
「黒岩厩舎は坂路の4Fタイムが指針になるが、3週前と2週前にそれぞれ自己ベストをマーク……勝負気配を否が応でも感じてしまう」
「引く手あまただったと思われるC.ルメールを確保」
と、3番人気シーズンズギフトに◎を打っての3連複勝負。
迎えた本番ですが1番人気スカイグルーヴ、2番人気ウインマイティーが後方からチョロッと伸びただけの冴えないレースぶりに終わったのに対し、◎シーズンズギフトは活気十分に好位で流れに乗り、直線では久々の分かモタれましたが3着を確保! 軸としての役割をしっかり果たしてくれました。勝ったのは重賞勝ちの実績がある5番人気マルターズディオサ、そして2着に10番人気パラスアテネが激走。
この10番人気パラスアテネをマークできるかどうかが高配当的中のカギと言えましたが、同馬に対して田原氏はかつてラジオNIKKEI賞で「クロノジェネシスがオーバーラップする」と評して本命印を打っており、
「2走前のパフォーマンスは圧巻の一言。見限るには早計」
と、今回に関しても木曜の全頭診断の時点で要警戒だと指摘。強いと信じた馬を信じ抜き「☆」と世間一般の評価を大きく上回る印を回していたのでした。実績あるマルターズディオサには△がしっかり配されており、△⇒☆⇒◎決着で田原氏は3連複2万1370円的中! 券種、買い目選択も的確の一言でしたね。
今週末も重賞攻略へ最高の手引きと言える田原氏の木曜日公開「重賞出走馬全頭分析」、そして開催日前日に公開される最終結論にどうぞご注目ください。
9/13(日)中山11R
京成杯AH(GIII)
アシタカ
- ◎トロワゼトワル 4番人気⇒1着
- 複勝260円&馬連2050円&3連複2万3350円的中!
「迫力を感じるパワフルな姿」
競馬業界でキャリアを重ねるなか、独学でハイレベルな相馬眼を習得。
「馬体がすべてを物語る」
と言わんばかりに、レースへの適性や仕上がり具合(=陣営の本気度)を見極め、本当に買える馬だけをピックアップするのが“相馬の達人”アシタカ氏の馬券術ですね。
◎ノームコアで札幌記念本線的中、◎レッドアンシェルで北九州記念的中、◎ライトオンキューでキーンランドC的中、◎フラーズダルムで新潟2歳的中、◎モントライゼで小倉2歳S的中など夏競馬後半は重賞で圧巻のパフォーマンスを続けてきたそのアシタカ氏。秋競馬に突入した先週も重賞「京成杯AH」で高配当的中を仕留めてくれました。
まずNZT勝ちの3歳馬ルフトシュトロームの扱いについて「3歳が古馬相手に結果を残せていない」と世代全体のレベルを考慮し、評価を下げると
「前走時に比べてより締まった印象すら受ける。牡馬勝りの迫力を感じるパワフルな姿」
と、馬体面から最上級の評価を下していたトロワゼトワルを「鬼才・横山典騎手が絶妙なペースで最後まで導いてくれる」「中山マイルはスピード、パワーを最大限に活かせる」と後押し材料も多いことから本命に。自らが信じる“相馬”が絶対軸なのはもちろん、競馬に長年携わってきたことから得られるペース読みや馬場読みなどのファクターも加味して総合判断できるあたり、手練れの手練れたるゆえんでしょうか。
“3歳の先行馬”でも外枠からしやすいと見立てたれたスマイルカナは▲と評価、中山マイル向きの一瞬の切れを持つボンセルヴィーソに△を回せていたのも総合判断が高いレベルにあるからこそ。
さて結果はご存知の通りでしょう。ハナはスマイルカナに譲ったものの2番手でリズムよく進んだトロワゼトワルが、逃げたスマイルカナをゴール寸前で捕まえ勝利。僅差の2着スマイルカナで、3着はダービー卿CTでの好走がありながら13人気と人気を落としていたボンセルヴィーソが入り、アシタカ氏は単勝720円&複勝260円&馬連2050円&3連複2万3350円的中を仕留めております。
一般ファンはもちろん、他の競馬サロン主宰者たちをも遥かに越えた領域にあるアシタカ氏の「相馬」。それを絶対軸に、彼はこの秋も人気に左右されることなく“本当に買える馬”を選び続けてくれることでしょう。今週末は“陣営の本気度”の見極めが大きく問われるクラシックトラアルのGIIが2鞍。「馬体」から、ここは試走なのか?それともメイチなのか?を判断するアシタカ氏のジャッジをお見逃しなく!
9/12(土) 中山7R
3歳上1勝クラス
覆面馬主1号
- ◎トラストワージー 1番人気⇒1着
- 馬連980円&馬単1410円&3連複1580円&3連単6520円的中!
「開幕週とか最高だと思うね」
土曜一発目の勝負レースはその週の資金を左右するだけに、レース選びのセンス、そしてもちろん結果が大きく問われることなりますが、先週は実力者「覆面馬主1号」氏が魅せてくれました!
土曜の“太鼓判予想”として1号氏が選んだのは比較的早い時間の中山7R・3歳1勝クラス。
「小さいが、物凄いバネがある走り。あの走りなら、重馬場より絶対に良馬場が良いし、開幕週とか最高だと思うね」
「お父さん(ディープインパクト)に似てるよ。母系は、重厚な感じで、底力ありありな血。ここも楽に勝つ」
と、得意の馬場読みと血統知識から2カ月半ぶりでも3歳牝馬トラストワージーは信頼に値する、と軸に据えての勝負に出ておりました。
その◎トラストワージーは出たなりに中団で進むと、早めに動いていって突き抜けるという他馬とのレベルの違いを誇示するような走り! 1番人気にしっかり応えてくれました。2着に☆フォワードアゲン、3着に▲フラワリングナイトでほぼ本線の◎⇒☆⇒▲から1号氏はパーフェクト的中。人気サイド決着だったため、配当はそこまで派手ではなかったものの、やはり土曜最初の勝負レースを本線で仕留め、その週の資金を安泰なものとする的中は格別なものと言えますね。
8月29日・30日週では「予想11鞍で、7連勝を含む本命◎馬8勝」、前週も日曜の勝負レースだった新潟9R・飯豊特別でこちらもほぼ本線の◎⇒▲⇒☆決着から馬単2150円&3連複4010円&3連単1万5230円を仕留めるなど、夏競馬終盤戦でもその実力者ぶりを大いに見せ付けていた「覆面馬主1号」氏は、紹介したとおり開幕日最初の勝負レース本線的中、そして日曜は京成杯AHで◎トロワゼトワルから馬単など的中! 秋競馬に入っても依然陰りのない存在感をアピールしてくれました!
9/12(土)中山11R
紫苑S(GIII)
WINDEX マイスター
- マルターズディオサ 5番人気⇒1着
- △パラスアテネ 10番人気⇒2着
- 馬連1万3320円的中!
“実戦感覚”が落とし込まれた買い目でズバリ!
UMAJINで無料公開されている最強数値WINDEX。「WINDEXマイスター」氏はこのWINDEXの活用法を長年研究し「指数の出方や癖」を把握。さらに「実際のオッズ」という、いわば指数の外にあるファクターも組み込み、ときには人間臭い感情も見解内で吐露しつつ買い目を披露していますね。
先週土曜に行われた重賞「紫苑S」では総合数値90点台だったラヴユーライヴ、マルターズディオサの2頭を重く見て、この2頭に◎と○を配置。3位以下を大きく離していることから、この2頭を軸とする変則フォーメで勝負に出ていましたが、これがズバリでした! 「総合点は低いが、基礎能力値48と全体3番手の評価が与えられた」と最後の△としてパラスアテナを相手に加えており、○?△という形ながら馬連万馬券をモノにしております。
総合数値を高い順に並べ、最高数値の馬を軸に……という単純な戦略ではなく、数値同士の見比べや、オッズとの乖離で拾うべき馬を拾う、彼ならではの“実戦感覚”が落とし込まれた買い目構築が結果に結びついたひと幕でしたね。
今週末のWINDEXご利用の際、ぜひマイスターの記事に目を通してみてください。
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UMAJIN.netにて公開済み!!
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