2021/01/26　 UMAJiN.net／データ部「重賞攻略データ」

【根岸S（GIII）攻略データコラム】高齢馬に穴妙味

根岸S(GIII)　4歳以上　別定　ダ1400m
※過去10年データ

■単勝上位人気成績
・1人気／【3.3.0.4】
勝30.0%／連60.0%／複60.0%

・2人気／【2.1.1.6】
勝20.0%／連30.0%／複40.0%

・3人気／【1.3.0.6】
勝10.0%／連40.0%／複40.0%

※勝＝勝率／連＝連対率／複＝複勝率

15年以降、1-2人気馬が毎年連対をはたす重賞。それゆえ馬連平均配当は3162円と落ち着いた数字となっている。穴馬台頭の余地はないのか？　その他項目を探っていきたい。

■前走別傾向
・武蔵野S組／【3.0.1.5】
・カペラS組／【2.2.1.22】
・チャンピオンズC組／【2.1.2.7】
・兵庫ゴールドT組／【0.0.1.17】

武蔵野S、カペラS、チャンピオンズC。この3組が7勝と本重賞の主役を担うケースが目立つ。その一方で不振傾向にあるのが前走兵庫ゴールドT組。【0.0.1.17】と目も当てられない数字を叩き出してしまっており、過大評価は避けたいところだ。

☆武蔵野S組＝ワンダーリーデル
☆チャンピオンズC組＝アルクトス、タイムフライヤー
☆カペラS組＝サブノジュニア、レッドルゼル
☆兵庫ゴールドT組＝サクセスエナジー

■年齢別傾向
・4歳／【2.2.0.8】
・5歳／【3.4.1.23】
・6歳／【4.2.3.34】
・7歳以上／【1.2.6.62】

5-6歳馬が7勝と好相性を示す結果に。ただ今回は、穴妙味あるゾーンとして7歳以上該当馬を強調したい。15人気3着アドマイヤロイヤル、10人気3着グレープブランデー、10人気3着セイクリムズンなどフタ桁人気の激走馬を多数輩出。該当馬には東京ダート重賞での好走歴があったことは見逃せない。

☆7歳以上かつ東京ダート重賞好走歴あり＝ワンダーリーデル

■血統傾向
・父サンデーサイレンス系／4勝
・父ノーザンダンサー系／4勝
・父ミスタープロスペクター系／2勝

サンデーサイレンス系、ノーザンダンサー系がそれぞれ4勝。なかでも昨年ワンツーフィニッシュをはたした父ノーザンダンサー系は9人気2着馬をはじめ好走が目立つ印象を受ける。このレースにおける要注目血統と言えそうだ。

☆父ノーザンダンサー系＝スマートセラヴィー、ニューモニュメント、ワンダーリーデル

■脚質別傾向
・逃げ／【0.0.0.10】
・先行／【1.4.2.32】
・差し／【4.5.4.47】
・追込／【5.1.4.37】

逃げ馬による馬券圏内はなく、差し・追込馬が9勝。このレースの傾向をまざまざと見せつけるかのようなデータが出現した。ノンコノユメやカフジテイクなど、浮かぶのは鮮やかな直線一気で突き抜けるシーン。終いの脚に秀でた馬に注目だ。

☆前走上がり3F最速＝テーオーヘリオス、テイエムサウスダン、デザートストーム、ニューモニュメント

＜データ注目馬＞
ワンダーリーデル、ニューモニュメント、デザートストーム、スマートセラヴィー、テイエムサウスダン

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