2020/10/13　 UMAJiN.net／データ部「重賞攻略データ」

【秋華賞（GI）攻略データコラム】前哨戦の着順関係なく巻き返すパターンも

秋華賞(GI)　3歳　馬齢　牝馬　芝2000m
※過去10年データ

■単勝上位人気成績
・1人気／【4.1.1.4】
勝40.0%／連50.0%／複60.0%

・2人気／【1.3.1.5】
勝10.0%／連40.0%／複50.0%

・3人気／【4.0.1.5】
勝40.0%／連40.0%／複50.0%

※勝＝勝率／連＝連対率／複＝複勝率

1-3人気が9勝。人気馬が勝ち切るケースが多く、そのため本重賞の馬連平均配当は1726円と平穏な配当に落ち着いている。しかし、1-3人気内馬のワンツーは14年が最後。4-6人気馬が連対圏に突入するシーンが目立っており、人気の盲点にある馬探しに食指が動くレース傾向が窺える。

■前走別傾向
・ローズS組／【4.6.7.56】
・紫苑S組／【3.2.0.42】
・オークス組／【2.0.0.11】
・クイーンS組／【1.0.1.5】

ローズS、紫苑S、オークスと3つの主流ローテに分類される本重賞。数で圧倒するローズS、紫苑Sの好走馬が多く、前走1-3人気の支持を受けた馬が前哨戦の着順に関係なく巻き返すパターンが目を引く。これに該当する馬は要注意だ。

☆前走ローズSで1-3人気＝クラヴァシュドール、リアアメリア
☆前走紫苑Sで1-3人気＝ウインマイティー

■血統別傾向
・父ディープインパクト／4勝
・父キングカメハメハ／1勝
・父ジャングルポケット／1勝
・父スズカマンボ／1勝
・父バゴ／1勝
・父ハービンジャー／1勝
・父ロードカナロア／1勝

ジェンティルドンナやミッキークイーン、ヴィブロスらを輩出したディープインパクト産駒が目立つ印象。京都芝内回りという特殊条件だが、日本競馬を牽引する主流血統から目が離せない。

☆父ディープインパクト＝オーマイダーリン、サンクテュエール、ソフトフルート、ゼデル、マジックキャッスル、ミヤマザクラ、リアアメリア、レイパパレ

■生産者別傾向
・ノーザンファーム／【8.3.1.40】
・社台コーポレーション白老／【1.0.1.7】
・高昭牧場／【1.0.0.0】

ノーザンファーム生産馬が他を圧倒する好成績。このレースにおいては「1強」体制を築き上げている。同牧場生産馬はマークすべき存在だ。

☆ノーザンファーム生産馬＝クラヴェル、サンクテュエール、ホウオウピースフル、ミヤマザクラ、リアアメリア、レイパパレ

■GI勝ち馬別傾向
・桜花賞勝ち馬／【3.0.0.4】
・オークス勝ち馬／【5.1.0.2】

桜花賞勝ち馬とオークス勝ち馬で明暗がくっきり。桜花賞と秋華賞を制した3頭はいずれも三冠馬で、桜花賞→オークスで着順を落とした馬には危険信号が灯りそうだ。

☆桜花賞勝ち馬＝デアリングタクト
☆オークス勝ち馬＝デアリングタクト

＜データ注目馬＞
リアアメリア、デアリングタクト、サンクテュエール、ミヤマザクラ、レイパパレ、クラヴァシュドール

☆競馬評論家・田原基成氏の「重賞出走馬全頭分析」は【毎週木曜日】18時公開！