2020/08/11　 UMAJiN.net／データ部「重賞攻略データ」

【関屋記念（GIII）攻略データコラム】先行できる馬を狙いたい

関屋記念(GIII)　3歳以上　別定　芝1600m
※過去10年データ

■単勝上位人気成績
・1人気／【3.2.1.4】
勝30.0%／連50.0%／複60.0%

・2人気／【1.2.0.7】
勝10.0%／連30.0%／複30.0%

・3人気／【1.0.3.6】
勝10.0%／連10.0%／複40.0%

※勝＝勝率／連＝連対率／複＝複勝率

1人気は【3.2.1.4】とまずまずの成績を残しているが、2人気と3人気はやや苦戦傾向。馬連平均配当2962円に対し、三連複平均配当10369円と大きく跳ねあがっており穴を狙うなら3着ヒモあれのパターンがベターか。前述のとおり2、3番人気がやや不振の中でも過去10年連対馬20頭はすべて7番人気以内から輩出されていることも二連系と三連系馬券の間に大きな配当差が生じた要因だろう。

■展開
4角1番手【3.0.1.6】
勝30.0%／連30.0%／複40.0%

4角2番手【2.1.0.8】
勝18.2%／連27.3%／複27.3%

4角3番手【1.3.2.9】
勝6.7%／連26.7%／複40.0%

※同時通過も集計対象のため10頭を上回るケースあり

新潟芝外回り、長い直線のイメージもあり、差し、追い込み決着優勢のイメージがあるが意外にも過去10年、このレースで4角3番手以内の馬が6勝。その差し優勢のイメージから先行勢が実力以上に嫌われることもあるのだろう。4角3番手以内の対象馬は単勝回収率140％、複勝回収率115％と特筆すべき数字を残しており、本重賞においては前目につけられる馬を積極的に狙っていくのも面白そうだ。

前走で4角3番手以内＝グルーヴィット、ジャンダルム、トロワゼトワル、ハーレムライン、プロディガルサン、ミラアイトーン

■血統傾向
・父サンデーサイレンス系／6勝
・父ストームキャット系／1勝
・父ダンチヒ系／1勝
・父ヘイロー系／1勝
・父ノーザンテースト系／1勝

SS系6勝のうち3勝はディープインパクト産駒、2勝はアグネスタキオン産駒。瞬発力に長けた血筋は直線の長い新潟外回りで力を発揮するということだろう。近2年「ディープ産駒の1番人気馬」が連勝。今年も同産駒が1番人気に支持されるようなら信頼度は高まる。

☆ディープインパクト産駒＝エントシャイデン、サトノアーサー、プリモシーン、プロディガルサン
☆父父がディープインパクト＝ミッキーブリランテ

■枠順
・7枠【5.1.1.17】
・8枠【3.3.1.18】

過去10年、7枠か8枠の馬が必ず連に絡んでいる。ある程度開催が進んだ時期に、長い直線で馬場のいい外へ進路を取れる枠というのがパフォーマンスに影響しているのだろうか。馬券検討の際、外枠有利という傾向は頭に入れておいてほしい。

＜データ注目馬＞
エントシャイデン、プロディガルサン、ミッキーブリランテ


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