2019/09/08 UMAJiN.net/データ部「重賞攻略データ」
【重賞完全攻略データ】ローズS(GII)を徹底分析!
3歳牝馬GIの最終戦・秋華賞のトライアル重賞。3着以内に本番への優先出走権が与えられる。春クラシック以来の馬が人気になることが多いが、夏の上がり馬が台頭することもあるレース。ここでは、過去10年の結果から狙い馬を探っていく。
まずは人気面から見ていこう。
■単勝人気別成績
※勝=勝率/連=連対率/複=複勝率
・1人気/【4.2.0.4】
勝40.0%/連60.0%/複60.0%
・2人気/【1.2.1.6】
勝10.0%/連30.0%/複40.0%
・3人気/【0.0.2.8】
勝0.0%/連0.0%/複20.0%
・4人気/【1.0.0.9】
勝10.0%/連10.0%/複10.0%
・5人気/【2.0.1.7】
勝20.0%/連20.0%/複30.0%
・6人気/【0.2.1.7】
勝0.0%/連20.0%/複30.0%
・7人気/【1.0.1.8】
勝10.0%/連10.0%/複20.0%
・8人気/【1.0.0.9】
勝10.0%/連10.0%/複10.0%
・9人気/【0.1.1.8】
勝0.0%/連10.0%/複20.0%
・10人気以下/【0.3.3.58】
勝0.0%/連4.7%/複9.4%
1人気は勝率40%、連対率60%、複勝率60%と一歩リード。ここ2年は馬券圏外に負けているのは気になるところだが、それでも中心であることには間違いない。ちなみに、2.0倍未満であれば【2.1.0.0】(連対率100%)、2.0~2.9倍であれば【1.1.0.3】(連対率40.0%)、3.0倍以上であれば【1.0.0.1】(連対率50.0%)。2人気は過去5年で【1.1.1.2】と、最近好調。昨年も2着に好走している。他人気は3人気が連対ゼロで信用できず、穴っぽいところでは5、6人気が3年連続で馬券に絡んでおり、今年も注目だ。2ケタ人気は過去10年で3着以内が6回。15人気の激走もあるが、狙い目は10~13人気。
次にステップ面。
■前走別成績
※勝=勝率/連=連対率/複=複勝率
・オークス/【8.4.2.36】
勝16.0%/連24.0%/複28.0%
・3歳上1勝(牝)/【1.0.1.12】
勝7.1%/連7.1%/複14.3%
・3歳上1勝/【1.0.0.2】
勝33.3%/連33.3%/複33.3%
・三面川特別/【0.1.1.2】
勝0.0%/連25.0%/複50.0%
・3歳未勝利(牝)/【0.1.0.1】
勝0.0%/連50.0%/複50.0%
・白百合S/【0.1.0.1】
勝0.0%/連50.0%/複50.0%
・鳥栖特別/【0.1.0.0】
勝0.0%/連100%/複100%
・フローラS/【0.1.0.1】
勝0.0%/連50.0%/複50.0%
・青島特別/【0.1.0.0】
勝0.0%/連100%/複100%
・西海賞/【0.0.1.5】
勝0.0%/連0.0%/複16.7%
・道新スポーツ賞/【0.0.1.1】
勝0.0%/連0.0%/複50.0%
・西部スポニチ賞/【0.0.1.0】
勝0.0%/連0.0%/複100%
・HTB賞/【0.0.1.0】
勝0.0%/連0.0%/複100%
※日程や条件、レース名が変わったレースは省略。
過去10年の連対馬20頭中12頭がオークス組。馬券に絡まなかった年はなく、間違いなく主力ステップだ。ローズSで3着以内だったオークス組は、過去に14頭。そのうち8頭がオークスで3着以内に好走した馬であり、残りの6頭中4頭は4~6着だ。例外の2頭は、2010年3着のエーシンリターンズ(オークス14着、桜花賞3着)、2018年1着のカンタービレ(オークス13着、桜花賞不出走、前々走のフラワーC優勝)。オークスは惨敗したものの、桜花賞で善戦、もしくは前々走で重賞を優勝している馬なら好走の余地はある。なお、オークス馬のローズS成績は【3.1.0.3】(連対率57.1%)。及第点ではあるが、頂点に立った馬としては、少々物足りないか。ちなみにオークスを3人気以内で優勝した馬は【3.1.0.1】(連対率80.0%)で、好走の確率は格段に上がる。
さらに、オークス組以外で3着以内に好走した馬のステップレースを見ると、
■3着以内馬の前走レース
(前走がオークスだった馬を除く)
[2009年]
3着:クーデグレイス
中3週/ルスツ特別
(札幌芝1800m・2勝クラス・2着)
[2010年]
2着:ワイルドラズベリー
中15週/白百合S
(京都芝1800m・OP特別・1着)
[2011年]
3着:キョウワジャンヌ
中4週/エクセル浜松開設記念
(新潟芝1400m・2勝クラス・1着)
[2012年]
3着:ラスヴェンチュラス
中5週/三面川特別
(新潟芝1800m・2勝クラス・3着)
[2013年]
2着:シャトーブランシュ
中2週/鳥栖特別
(小倉芝2000m・1勝クラス・1着)
3着:ウリウリ
中10週/3歳上1勝
(中京芝1600m・1勝クラス・1着)
[2014年]
2着:タガノエトワール
中1週/3歳未勝利
(小倉芝2000m・未勝利・1着)
3着:リラヴァティ
中2週/西海賞
(小倉芝1800m・2勝クラス・4着)
[2015年]
1着:タッチングスピーチ
中5週/3歳上1勝
(札幌芝2000m・1勝クラス・1着)
3着:トーセンビクトリー
中3週/西部スポニチ賞
(小倉芝1800m・2勝クラス・1着)
[2016年]
2着:クロコスミア
中20週/フローラS
(東京芝2000m・GII・12着)
3着:カイザーバル
中6週/道新スポーツ賞
(札幌芝1500m・1勝クラス・6着)
[2017年]
1着:ラビットラン
中7週/3歳上1勝
(中京芝1600m・1勝クラス・1着)
2着:カワキタエンカ
中4週/三面川特別
(新潟芝1800m・2勝クラス・2着)
[2018年]
2着:サラキア
中5週/青島特別
(小倉芝1700m・1勝クラス・1着)
3着:ラテュロス
中4週/HTB賞
(札幌芝2000m・2勝クラス・4着)
3着以内馬16頭中14頭は前走が6月下旬~9月上旬で、やはり夏を使ってきた馬が多い。
クラスは未勝利から重賞まで幅広く、距離も芝1500~2000mとピンポイントで絞り込むのは難しい。ローズSで好走した小倉組5頭中4頭は、その前走で2着に0秒2差以上で勝っていた。逆に好走した札幌組は勝っている必要はなく、2ケタ着順でなければチャンスありだ。新潟組は3着以内が好走条件。
最後に枠番傾向。
■枠番別成績
(全3着以内数に対する当該枠番の割合)
・1枠/【1.1.1.12】/10.0%
・2枠/【1.1.2.13】/13.3%
・3枠/【1.1.2.14】/13.3%
・4枠/【1.1.0.16】/6.7%
・5枠/【2.0.0.17】/6.7%
・6枠/【1.2.0.17】/10.0%
・7枠/【2.3.3.15】/26.7%
・8枠/【1.1.2.20】/13.3%
どの枠もそれなりに馬券に絡んでおり、基本的に有利不利はない。その中でも狙い目なのが、3着以内8頭を出している7枠だ。とくに差し・追い込み馬の活躍が目立つ。
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