2019/02/03 UMAJiN.net/データ部「重賞攻略データ」
【重賞完全攻略データ】共同通信杯(GIII)を徹底分析!
一昨年の優勝馬スワーヴリチャードが日本ダービー2着、3年前の優勝馬ディーマジェスティが皐月賞優勝と、歴代の好走馬はクラシックで活躍することが多い。昨年こそクラシック好走馬は出なかったが、今年も3歳GIを占う意味で重要なステップレースだ。ここでは馬券のポイントを過去10年のデータから探っていく。
まずは人気面から見ていこう。
■単勝人気別成績
※勝=勝率/連=連対率/複=複勝率
・1人気/【2.2.2.4】
勝20.0%/連40.0%/複60.0%
・2人気/【2.3.1.4】
勝20.0%/連50.0%/複60.0%
・3人気/【3.2.2.3】
勝30.0%/連50.0%/複70.0%
・4人気/【1.0.1.8】
勝10.0%/連10.0%/複20.0%
・5人気/【0.1.1.8】
勝0.0%/連10.0%/複20.0%
・6人気/【2.2.0.6】
勝20.0%/連40.0%/複40.0%
・7人気/【0.0.0.10】
勝0.0%/連0.0%/複0.0%
・8人気/【0.0.0.10】
勝0.0%/連0.0%/複0.0%
・9人気/【0.0.2.8】
勝0.0%/連0.0%/複20.0%
・10人気以下/【0.0.1.30】
勝0.0%/連0.0%/複3.2%
フルゲートになったことはないが、過去10年で9頭立て以下になったことはない。10~12頭立てになることが多く、2013年は10頭立てで9人気が3着、2016年は10頭立てで6人気が優勝、昨年も12頭立てで6人気のオウケンムーンが勝っており、頭数が少なくても穴人気が馬券に絡みやすいのが特徴だ。1人気を見ると、複勝率は60%と及第点も勝率20%、連対率40%と微妙な成績だ。その1人気の取捨は単勝オッズで見極めることができる。連に絡むなら1.4倍以内か2.0~2.9倍時が狙い目だ。この範囲では【2.1.1.1】(勝率40.0%、連対率60.0%、複勝率80.0%)で信頼度は高い。なお、1.5~1.9倍時は【0.1.1.2】で3着の可能性はあるが、連対率25%と連に絡む確率は低くなっている。他上位人気では、2人気が【2.3.1.4】で連対率は1人気を上回る成績。3人気も【3.2.2.4】で勝率と複勝率は1、2人気を上回っている。人気とは逆で、上位人気で狙うなら3人気、2人気、1人気の順だ。穴人気がよく馬券に絡むレースだが、上位人気を馬券の対象から外すのは危険。ちなみに、穴人気では6人気が連に絡みやすく、1人気と互角の成績。配当妙味があるだけに思い切って軸にするのもアリだ。また、3連複や3連単を買うなら、3着の可能性がある9人気と10人気は押さえておきたい。
次にステップ面を見ていこう。
■前走別成績
※勝=勝率/連=連対率/複=複勝率
・東スポ杯2歳S/【2.1.1.2】
勝33.3%/連50.0%/複66.7%
・ホープフルS/【1.2.2.7】
勝8.3%/連25.0%/複41.7%
・朝日杯FS/【1.2.0.4】
勝14.3%/連42.9%/複42.9%
・若駒S/【1.1.0.0】
勝50.0%/連100%/複100%
・2歳新馬/【1.1.0.1】
勝33.3%/連66.7%/複66.7%
・3歳500万下/【1.0.1.2】
勝25.0%/連25.0%/複50.0%
・ジュニアC/【1.0.0.3】
勝25.0%/連25.0%/複25.0%
・2歳未勝利/【1.0.0.5】
勝16.7%/連16.7%/複16.7%
・セントポーリア賞/【0.2.0.0】
勝0.0%/連100%/複100%
・京成杯/【0.0.3.9】
勝0.0%/連0.0%/複25.0%
・シンザン記念/【0.0.1.3】
勝0.0%/連0.0%/複25.0%
・千両賞/【0.0.1.4】
勝0.0%/連0.0%/複100%
※日程や条件が大きく変わったレースは省略。ホープフルSはOP特別とGII時代も含む(2016年優勝のディーマジェスティはホープフルSを当日取り消したため、2歳未勝利組に分類)。
最も好走馬を出しているのが、東京スポーツ杯2歳S組だ。昨年は該当馬がいなかったが、一昨年はここの組が1、3着。今年も注目のステップレースだ。好走条件は3着以内。続いて成績がいいのは、ホープフルS組と朝日杯FS組。ホープフルS組はOP特別時も含めても基本的に連対している馬が好走しやすいが、ここ4年好走馬が出ていないのが気になるところ。対して朝日杯FSはここ2年ほど該当馬がいないが、施行場所を阪神に移しても好走馬が出ており、前走9着以内かつ5人気以内の馬が狙い目だ。ほかでは2連対の若駒S組(好走条件は3着以内)にも注目。あとは新馬・500万組だが、2015年優勝のリアルスティール(新馬組)や、同年2着のドゥラメンテ(セントポーリア賞組)たちのように、後の超A級馬もいるが、このような一流馬でないと好走するのは難しいのか。そこで、新馬・500万組で3着以内に好走した馬を調べてみた。
■3着以内だった新馬・500万組の
前走成績と2着馬(勝ち馬)との着差
[2012年]
3着:スピルバーグ
3歳500万下
東京芝2000m・2着/0秒3
[2015年]
1着:リアルスティール
2歳新馬
阪神芝1800m・1着/0秒6
2着:ドゥラメンテ
セントポーリア賞(500万)
東京芝1800m・1着/0秒9
3着:アンビシャス
千両賞(500万)
阪神芝1600m・1着/0秒1
[2017年]
2着:エトルディーニュ
セントポーリア賞(500万)
東京芝1800m・2着/0秒3
[2018年]
1着:オウケンムーン
3歳500万下
中山芝2000m・1着/0秒2
2着:サトノソルタス
2歳新馬
東京芝1800m・1着/0秒0
前走で勝っているなら2着に0秒1差以上、負けている場合は勝ち馬から0秒3差以内には入っていたい。前走で2着に0秒5差以上で勝っていれば超A級の馬と判断してよく、好走の可能性はさらに高まる。
対して重賞組はどうか。前走までの戦績を調べてみたところ、
■3着以内だった重賞組の
前走着順とキャリア
[2009年]
1着:ブレイクランアウト
朝日杯FS
(3着)/4戦1勝
3着:トップカミング
シンザン記念(3着)
7戦1勝
[2010年]
2着:ダノンシャンティ
ラジオNIKKEI杯2歳S
(3着)/2戦1勝
[2012年]
1着:ゴールドシップ
ラジオNIKKEI杯2歳S
(2着)/4戦2勝
2着:ディープブリランテ
東京スポーツ杯2歳S
(1着)/2戦2勝
[2013年]
2着:ゴットフリート
朝日杯FS
(3着)/3戦2勝
3着:マイネルストラーノ
京成杯
(8着)/6戦1勝
[2014年]
1着:イスラボニータ
東京スポーツ杯2歳S
(1着)/4戦3勝
3着:サトノアラジン
ラジオNIKKEI杯2歳S
(3着)/3戦1勝
[2016年]
2着:イモータル
朝日杯FS
(9着)/3戦1勝
3着:メートルダール
京成杯
(3着)/4戦2勝
[2017年]
1着:スワーヴリチャード
東京スポーツ杯2歳S
(2着)/3戦1勝
3着:ムーヴザワールド
東京スポーツ杯2歳S
(3着)/2戦1勝
[2018年]
3着:エイムアンドエンド
京成杯
(10着)/3戦1勝
連対という意味ではキャリア4戦以内がよく、キャリア2~4戦に大きな差はない。1着固定で狙うなら【4.0.1.9】(勝率28.6%、連対率28.6%、複勝率35.7%)のキャリア4戦。キャリア5戦以上は【0.0.2.10】で、あっても3着まで。
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