2018/11/25 UMAJiN.net/データ部「重賞攻略データ」
【重賞完全攻略データ】チャンピオンズC(GI)を徹底分析!
東京で施行されていたジャパンCダートが2008年から阪神に移行、さらに2014年からは中京に舞台を移し、同日に名称もチャンピオンズCに変更された。ここでは中京に移った2014年以降のデータを中心に狙いどころを探っていく。
最初に人気面から。
■単勝人気別成績
※勝=勝率/連=連対率/複=複勝率
【2014年以降】
・1人気/【0.2.0.2】
勝0.0%/連50.0%/複50.0%
・2人気/【1.0.0.3】
勝25.0%/連25.0%/複25.0%
・3人気/【0.1.1.2】
勝0.0%/連25.0%/複25.0%
・4人気/【0.0.0.4】
勝0.0%/連0.0%/複0.0%
・5人気/【0.0.1.3】
勝0.0%/連0.0%/複25.0%
・6人気/【1.0.0.3】
勝25.0%/連25.0%/複25.0%
・7人気/【0.0.0.4】
勝0.0%/連0.0%/複0.0%
・8人気/【1.1.0.2】
勝25.0%/連50.0%/複50.0%
・9人気/【0.0.1.3】
勝0.0%/連0.0%/複25.0%
・10人気以下/【1.0.1.24】
勝3.8%/連3.8%/複7.7%
【2008~2013年】
・1人気/【3.0.2.1】
勝50.0%/連50.0%/複83.3%
・2人気/【0.0.1.5】
勝0.0%/連0.0%/複16.7%
・3人気/【1.1.0.4】
勝16.7%/連33.3%/複33.3%
・4人気/【1.0.0.5】
勝16.7%/連16.7%/複16.7%
・5人気/【0.2.0.4】
勝0.0%/連33.3%/複33.3%
・6人気/【1.1.0.4】
勝16.7%/連33.3%/複33.3%
・7人気/【0.1.0.5】
勝0.0%/連16.7%/複16.7%
・8人気/【0.1.0.5】
勝0.0%/連16.7%/複16.7%
・9人気/【0.0.1.5】
勝0.0%/連0.0%/複16.7%
・10人気以下/【0.0.2.39】
勝0.0%/連0.0%/複4.9%
2008~2013年の1人気は勝率・連対率50%、複勝率83.3%だが、中京施行になってからは勝ち馬が出ておらず、全体的な成績もやや落ちている。ただ、連対率・複勝率はともに50%と及第点で、信頼度はまずまずといっていいだろう。他の上位人気では、2人気が阪神施行時よりも、中京施行時のほうがやや成績がいい。対して3人気は阪神施行時は2012年、2013年と後半から馬券に絡むことが多くなり、中京に移動してからもそれは継続していた。ただ、ここ2年は馬券に絡んでいないのが気になるところ。これらを踏まえると、上位人気の中では、1人気が最も信頼できる。中穴的な4~6人気は中京、阪神施行の両方でそれなりに馬券に絡んでいる。7?9人気は昨年2頭が馬券に絡んでおり、阪神施行時もまずまずの成績だっただけに今年も要注意だ。2ケタ人気は中京施行時のほうが馬券に絡みやすい。1人気を中心に7人気以上の人気薄を手広く買うのがいいだろう。
次にステップ面。
■前走別成績
※勝=勝率/連=連対率/複=複勝率
【2008年以降】
・JBCクラシック/【3.4.4.31】
勝7.1%/連16.7%/複26.2%
・みやこS/【2.2.3.30】
勝5.3%/連13.2%/複21.1%
・武蔵野S/【2.2.0.25】
勝6.9%/連13.8%/複13.8%
・マイルCS南部杯/【2.0.0.4】
勝33.3%/連33.3%/複33.3%
・JBCLクラシック/【1.0.0.5】
勝16.7%/連16.7%/複16.7%
・ブラジルC/【0.0.1.1】
勝0.0%/連0.0%/複50.0%
・エルムS/【0.0.1.0】
勝0.0%/連0.0%/複100%
※日程や条件が大きく変わったレースは省略。
阪神から中京に移っても、JBCクラシック、みやこS、武蔵野S、マイルCS南部杯が主力ステップ。2008年以降の10回中8回は、この4レースを経由した馬で3着以内が占められている。JBCクラシック組とみやこS組は4着以内、武蔵野S組は1着、南部杯組は2人気以内かつ5着以内が狙い目だ。みやこS組と武蔵野S組に関しては、9着以下からの巻き返しがあるものの、いずれもGI勝ち、もしくは重賞2勝以上かつGI2・3着の経験のあるダートの猛者だった。南部杯組にしても昨年のゴールドドリームは5着から巻き返したが、同馬は同年のフェブラリーS勝ち馬。つまり、実績が飛びぬけていれば、前走で大惨敗していても好走の余地を残しているということ。その他の路線では、3人気以内かつ2着以内が絶対条件。
たびたび舞台を移してきたチャンピンオンズCだが、ここ最近、面白い傾向がある。ポイントになるのは馬体重だ。
■3着以内馬の馬体重
[2008年]
・カネヒキリ
530キロ(-4キロ)
・メイショウトウコン
460キロ(-2キロ)
・ヴァーミリアン
524キロ(-4キロ)
[2009年]
・エスポワールシチー
502キロ(+2キロ)
・シルクメビウス
484キロ(+2キロ)
・ゴールデンチケット
478キロ(+2キロ)
[2010年]
・トランセンド
512キロ(-2キロ)
・グロリアスノア
526キロ(+10キロ)
・アドマイヤスバル
520キロ(+14キロ)
[2011年]
・トランセンド
520キロ(-1キロ)
・ワンダーアキュート
518キロ(+14キロ)
・エスポワールシチー
500キロ(+2キロ)
[2012年]
・ニホンピロアワーズ
536キロ(増減なし)
・ワンダーアキュート
522キロ(+21キロ)
・ホッコータルマエ
488キロ(-2キロ)
[2013年]
・ベルシャザール
538キロ(+2キロ)
・ワンダーアキュート
522キロ(+3キロ)
・ホッコータルマエ
506キロ(-2キロ)
[2014年]
・ホッコータルマエ
508キロ(+2キロ)
・ナムラビクター
528キロ(+6キロ)
・ローマンレジェンド
510キロ(増減なし)
[2015年]
・サンビスタ
476キロ(+3キロ)
・ノンコノユメ
452キロ(増減なし)
・サウンドトゥルー
472キロ(-2キロ)
[2016年]
・サウンドトゥルー
474キロ(±0キロ)
・アウォーディー
514キロ(+10キロ)
・アスカノロマン
522キロ(-10キロ)
[2017年]
・ゴールドドリーム
538キロ(+14キロ)
・テイエムジンソク
496キロ(+4キロ)
・コパノリッキー
546キロ(+9キロ)
3着以内馬30頭中21頭が500キロ以上。2008年以降でも500キロ以上が【8.6.7.78】、500キロ未満は【2.4.3.49】で、500キロ以上の馬が好走しやすい。これは競馬全体でいえることだが、昔と違って、ここ10年ほどで500キロを超す馬は珍しくなくなり、とくにパワーを求められるダート戦線では500キロ超の出走割合が多くなっているので当然の成り行きである。ところが、中京施行となった過去4年で見ると、500キロ以上が【2.2.3.30】に対して、500キロ未満は【2.2.1.20】。時代に逆行して出走馬の割合が少ない400キロ台の馬のほうが好走する確率が高いのだ。中京のダートGIはパワーよりも、瞬発力が必要なのだろう。その証拠に400キロ台で好走した馬は上がりが速い差し・追い込み馬ばかりだった。迷ったら、当日の馬体重に注目だ。
最後に年齢面について。
■年齢別成績
※勝=勝率/連=連対率/複=複勝率
【2014年以降】
3歳/【0.1.0.5】
勝0.0%/連16.7%/複16.7%
4歳/【1.0.0.5】
勝6.3%/連6.3%/複6.3%
5歳/【1.2.2.12】
勝5.9%/連17.6%/複29.4%
6歳/【2.1.1.7】
勝18.2%/連27.3%/複36.4%
7歳以上/【0.0.1.11】
勝0.0%/連0.0%/複8.3%
【2008~2013年】
3歳/【0.1.2.13】
勝0.0%/連6.3%/複18.8%
4歳/【2.1.1.14】
勝11.1%/連16.7%/複22.2%
5歳/【3.1.0.19】
勝13.0%/連17.4%/複17.4%
6歳/【1.2.2.16】
勝4.8%/連14.3%/複23.8%
7歳以上/【0.1.1.15】
勝0.0%/連5.9%/複11.8%
阪神、中京施行時の両方でいえることだが、心身ともに完成するといわれる4歳馬の成績が思った以上によくない。逆に5、6歳馬の成績がいいように、ダート重賞戦線では能力以外にもある程度の経験が必要のようだ。ただし、経験を積みすぎてもよくない。ダート戦線は息の長い活躍を見せる馬が多いが、チャンピオンズCに限っては7歳以上の成績が悪く、どんなに実績があっても相手候補まで。3歳馬はサンプル数が少なくなんともいえないが、軸にはしづらいのは確か。
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