2018/04/15 UMAJiN.net/データ部「重賞攻略データ」
【重賞完全攻略データ】フローラS(GII)を徹底分析!
オークスのトライアル重賞。ここで3着以内に入った馬に本番への優先出走権が与えられる。開幕週だけに、絶好の馬場コンディションで行われることが多いが、どのような馬が好走しているのか。ここでは過去10年のデータから狙いどころを探っていく。まずは人気面から見ていこう。
■単勝人気別成績
※勝=勝率/連=連対率/複=複勝率
・1人気/【4.1.0.5】
勝40.0%/連50.0%/複50.0%
・2人気/【2.3.2.3】
勝20.0%/連50.0%/複70.0%
・3人気/【1.1.2.6】
勝10.0%/連20.0%/複40.0%
・4人気/【1.1.1.7】
勝10.0%/連20.0%/複30.0%
・5人気/【0.0.0.10】
勝0.0%/連0.0%/複0.0%
・6人気/【0.2.0.8】
勝0.0%/連20.0%/複20.0%
・7人気/【0.0.0.10】
勝0.0%/連0.0%/複0.0%
・8人気/【0.0.1.9】
勝0.0%/連0.0%/複10.0%
・9人気/【0.0.1.9】
勝0.0%/連0.0%/複10.0%
・10人気以下/【1.2.3.79】
勝1.2%/連3.5%/複7.1%
3連単100万超馬券が2回、10~30万馬券も3回出ており、荒れやすい重賞だが、1人気の勝率は50%、連対率と複勝率も50%で信頼度は高いほうだ。もちろん、1人気が馬券に絡む時は100万級の馬券にはならないものの、7~10万馬券は出たことがあり、ヒモ荒れを狙うのもアリ。
その1人気と負けず劣らずの成績を残しているのが2人気だ。勝率は負けているが、連対率は互角で、複勝率はこちらのほうが高い。近5年で見ると、1人気が2013年1着、2014年6着、2015年2着、2016年5着、2017年8着に対して、2人気は2013年2着、2014年7着、2015年1着、2016年2着、2017年3着。近年好調という意味でも2人気のほうが上だ。
3人気も近3年で2015年3着、2016年1着、2017年4着で好調。全体的な成績は微妙だが、近年が悪くないだけに安易に切り捨てるのは危険だ。その3人気とほぼ互角の4人気は2014年に優勝馬を出しているものの、それ以降は惨敗しており、近走不振。また、穴人気という点で特徴的なのが、8人気以下の馬が3着に突っ込んくることがあるということ。その証拠に、馬券に絡んだ8人気以下9頭中5頭は3着だった。
次にステップ面。
■前走別成績
※勝=勝率/連=連対率/複=複勝率
・フラワーC/【3.3.1.18】
勝12.0%/連24.0%/複28.0%
・君子蘭賞/【2.1.1.10】
勝13.3%/連26.7%/複33.3%
・3歳未勝利(牝)/【2.0.1.18】
勝9.5%/連9.5%/複14.3%
・3歳500万下/【1.0.1.11】
勝7.7%/連7.7%/複15.4%
・アネモネS/【1.0.0.5】
勝16.7%/連16.7%/複16.7%
・福寿草特別/【1.0.0.0】
勝100.0%/連100.0%/複100.0%
・ミモザ賞/【0.2.0.19】
勝0.0%/連9.5%/複9.5%
・3歳500万下(牝)/【0.1.1.1】
勝0.0%/連33.3%/複66.7%
・毎日杯/【0.1.0.0】
勝0.0%/連100.0%/複100.0%
・白菊賞/【0.1.0.0】
勝0.0%/連100.0%/複100.0%
・クイーンC/【0.0.2.6】
勝0.0%/連0.0%/複25.0%
・3歳未勝利/【0.0.1.6】
勝0.0%/連0.0%/複14.3%
・フリージア賞/【0.0.1.2】
勝0.0%/連0.0%/複33.3%
・梅花賞/【0.0.1.0】
勝0.0%/連0.0%/複100.0%
さまざまなローテーションから好走馬が出ているが、王道路線は6連対のフラワーC組。ここ2年馬券に絡んでいないが、今年も注目しておきたい。3着以内が理想だが、6着までに入っていれば好走の可能性はある。好調なのが500万組で、過去10年で15頭が馬券に絡んでおり、最近も4年連続で2頭ずつ3着以内に入っている。そのなかでも君子蘭賞の好走が目立っており、過去5年で【1.2.1.4】の勝率12.5%、連対率37.5%、複勝率50.0%。一昨年はここ経由の馬が出走してこなかっただけに、実質連続して馬券に絡んでいるのだ。今年も最注目のローテで、好走条件は前走3着以内。
そして、ここ4年は馬券に絡んでいないものの、3歳未勝利組が好走していることも見逃せない。好走馬のほとんどは牝馬限定の3歳未勝利経由で、3月施行の芝1800~2000m戦が狙い目。そこで2着に0秒2差以上で勝った馬は買い目に入れておきたい。
3歳牝馬限定の重賞でいえば、初の2000m戦。そこで距離面でのポイントを探ってみた。
■3着以内馬
芝2000m以上の距離経験有無/成績
[2008年]
・レッドアゲート
有/1勝
・カレイジャスミン
無/(芝1800m・2着)
・キュートエンブレム
有/1勝
[2009年]
・ディアジーナ
無/(芝1800m重賞2着)
・ワイドサファイア
無
・ハシッテホシーノ
有/2勝
[2010年]
・サンテオリオン
有/1勝
・アグネスワルツ
無
・ブルーミングアレー
有/2着1回
[2011年]
・バウンシーチューン
無/(芝1800m・1勝)
・マイネソルシエール
有/(芝1800m・1勝)
・ピュアブリーゼ
有/(芝1800m・1勝)
[2012年]
・ミッドサマーフェア
無/(芝1800m・1勝)
・アイスフォーリス
有/1勝
・ダイワデッセー
有/1勝
[2013年]
・デニムアンドルビー
有/1勝
・エバーブロッサム
有/1勝
・ブリュネット
無/(芝1800m・1勝)
[2014年]
・サングレアル
有/未勝利
・ブランネージュ
無/(芝1800m・1勝)
・マイネオーラム
有/(芝1800m・2勝)
[2015年]
・シングウィズジョイ
無/(芝1800m・1勝)
・ディアマイダーリン
無/(芝1800m・1勝)
・マキシマムドパリ
有/1勝
[2016年]
・チェッキーノ
無
・パールコード
有/1勝
・アウェイク
有/(芝1800m・1勝)
[2017年]
・モズカッチャン
無/(芝1800m・2勝)
・ヤマカツグレース
無/(芝1800m・2着)
・フローレスマジック
無
3着以内馬30頭中16頭が芝2000m以上のレースを経験していたが、近5年では経験がある馬は7頭、経験がない馬は8頭と、わずかだが未経験馬が逆転している。徐々に芝2000m以上のレース経験が必要ではなくなっているということ。ただし、マイル以下しか良績がない馬の好走もあるが、さすがに狙いづらく、最低でも芝1800mの連対歴はほしい。
最後に枠番傾向も見ていこう。
■枠番別成績
※勝=勝率/連=連対率/複=複勝率
・1枠/【2.1.1.16】
勝10.0%/連15.0%/複20.0%
・2枠/【0.1.0.18】
勝0.0%/連5.0%/複5.0%
・3枠/【2.3.4.10】
勝10.5%/連26.3%/複47.4%
・4枠/【2.1.0.17】
勝10.0%/連15.0%/複15.0%
・5枠/【0.2.0.17】
勝0.0%/連10.0%/複10.0%
・6枠/【1.2.0.17】
勝5.0%/連15.0%/複15.0%
・7枠/【0.0.4.23】
勝0.0%/連0.0%/複14.8%
・8枠/【3.0.1.25】
勝10.3%/連10.3%/複13.8%
東京芝2000mはスタート位置が特殊。すぐにコーナーがあるので、枠順の有利不利がはっきりしている。基本的に内枠有利で外枠は不利といわれており、フローラSも同じだ。とくに3枠の連対率と複勝率が最も高い。ちなみに、コースロスのある8枠で勝った馬はディアジーナ、サンテミリオン、チェッキーノの3頭だが、本番のオークスでサンテミリオンの優勝、チェッキーノが2着、ディアジーナも5着に善戦。当レースには関係ないが、外枠で勝った馬はオークスで要注意。
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