2018/03/18 UMAJiN.net/データ部「重賞攻略データ」
【重賞完全攻略データ】高松宮記念(GI)を徹底分析!
昨秋、レッドファルクスがスプリンターズS連覇を果たし、名実ともにスプリント王者に輝いた。今年もこの馬の時代が続くのか、それとも新しいスプリンターが現れるのか。ここでは、高松宮記念が新コースで行われるようになってからの過去6年のデータを使って、馬券のポイントを探っていきたい。
まずは人気面から見ていこう。
■単勝人気別成績
※勝=勝率/連=連対率/複=複勝率
・1人気/【2.0.3.1】
勝33.3%/連33.3%/複83.3%
・2人気/【1.3.0.2】
勝16.7%/連66.7%/複66.7%
・3人気/【1.1.2.2】
勝16.7%/連33.3%/複66.7%
・4人気/【1.0.0.5】
勝16.7%/連16.7%/複16.7%
・5人気/【1.0.0.5】
勝16.7%/連16.7%/複16.7%
・6人気/【0.1.0.5】
勝0.0%/連16.7%/複16.7%
・7人気/【0.0.0.6】
勝0.0%/連0.0%/複0.0%
・8人気/【0.1.0.5】
勝0.0%/連16.7%/複16.7%
・9人気/【0.0.0.6】
勝0.0%/連0.0%/複0.0%
・10人気以下/【0.0.1.52】
勝0.0%/連0.0%/複1.9%
1人気を見ると、複勝率83.3%で安定した成績を残している。ただ、連対となると微妙で、連軸としては信頼できない。連対という意味では2人気が断然。過去6年で4連対している。3人気は複勝率66.7%で馬券対象からは外せない。過去6年で1~3人気のうち2頭以上が馬券に絡んだのは5回もあり、ほぼ上位人気で決まると考えていいレース。つまり、大荒れは期待できないということ。その他の人気では4人気、5人気、6人気、8人気、10人気が3着以内に入ったことがある。2ケタ人気の好走もあるが、基本的に1ケタ人気までだろう。
次にステップ面。
■前走別成績
※勝=勝率/連=連対率/複=複勝率
・阪急杯/【2.2.1.26】
勝6.5%/連12.9%/複16.1%
・シルクロードS/【2.1.2.11】
勝12.5%/連18.8%/複31.3%
・オーシャンS/【1.2.2.33】
勝2.6%/連7.9%/複13.2%
・チェアマンズSP/【1.0.0.0】
勝100%/連100%/複100%
・京都牝馬S/【0.1.0.3】
勝0.0%/連25.0%/複25.0%
・香港スプリント/【0.0.1.2】
勝0.0%/連0.0%/複33.3%
ステップは阪急杯、シルクロードS、オーシャンSが主力。これは過去10年で見ても同じで、新コースになっても傾向は大きく変わっていない。オーシャンS組の出走数が多く、率でいえば開きがあるが、好走した頭数でいえば、この三本柱は互角だ。まず阪急杯組だが、過去に好走した馬を見ると、全馬とも阪急杯で4人気以内かつ3着以内だった。この条件に合致がした過去の馬は【2.2.1.4】で勝率22.2%、連対率44.4%、複勝率55.6%。阪急杯組は、前走の人気と結果が本番に直結するステップといえる。シルクロードS組も同じで、2016年優勝のビッグアーサー(前走1人気・5着)は例外として、好走した残りの4頭はすべてシルクロードSを4人気以内で連対していた。オーシャンS組はその逆で、優勝馬の本番成績は【0.0.0.5】。過去10年で見ても、唯一馬券に絡んだのが、2011年優勝のキンシャサノキセキだけだ。そのオーシャンSの狙いどころは、【1.2.1.12】の前走2~5着馬。さらにその前走で1人気だった場合は【1.1.1.1】となり、連対率は50%、複勝率は75%と飛躍的にアップする。なお、スプリンターズSや香港スプリントから直行する馬もいるが、3カ月以上の休み明けは【0.0.1.6】。過去10年で見ても【0.1.1.13】と苦戦しており、馬券に絡めたのは2009年優勝のスリープレスナイトと2017年3着のレッドファルクスの2頭のみ。つまり、前年のスプリンターズS優勝馬は馬券圏内にくる可能性があるということ。
ローテーションについてもう少し踏み込んでみた。
■3着以内馬の前走/前々走成績
[2012年]
・カレンチャン
オーシャンS1着/香港スプリント5着
・サンカルロ
阪急杯3着/阪神カップ1着
・ロードカナロア
シルクロードS1着/京阪杯1着
[2013年]
・ロードカナロア
阪急杯1着/香港スプリント1着
・ドリームバレンチノ
シルクロードS1着/スプリンターズS3着
・ハクサンムーン
オーシャンS9着/京阪杯1着
[2014年]
・コパノリチャード
阪急杯1着/阪神カップ10着
・スノードラゴン
オーシャンS2着/根岸S11着
・ストレイトガール
シルクロードS1着/尾張S1着
[2015年]
・エアロヴェロシティ
チェアマンズSP2着/香港スプリント1着
・ハクサンムーン
オーシャンS2着/阪神カップ18着
・ミッキーアイル
阪急杯2着/阪神カップ7着
[2016年]
・ビッグアーサー
シルクロードS5着/阪神カップ3着
・ミッキーアイル
阪急杯1着/香港スプリント7着
・アルビアーノ
オーシャンS5着/マイルCS5着
[2017年]
・セイウンコウセイ
シルクロードS2着/淀短距離S1着
・レッツゴードンキ
京都牝馬S1着/ターコイズS2着
・レッドファルクス
香港スプリント12着/スプリンターズS1着
3着以内馬の前々走を見ると、阪神カップ経由が5頭で最多。18着だった馬もいるので、そこでの着順を気にする必要はないようだ。次に多かったのが、3頭の香港スプリント経由。ここからぶっつけで挑むと好走できないが、間にレースを挟むと好走の余地があるということ。ただし、香港スプリントで2ケタ着順だった馬は狙えないので覚えておこう。あとは3着以内馬18頭中11頭が前走も前々走もGIではなかったのも特徴のひとつ。そのうち、5頭は前2走とも3着以内に好走しており、5頭はいずれかで連対していた。つまり、前2走ともGI以外のレースで、どちらも好走していない馬では厳しい。
最後に年齢面を見てみよう。
■年齢別成績
※勝=勝率/連=連対率/複=複勝率
・4歳/【2.0.4.18】
勝8.3%/連8.3%/複25.0%
・5歳/【3.2.1.21】
勝11.1%/連18.5%/複22.2%
・6歳/【0.4.1.22】
勝0.0%/連14.8%/複18.5%
・7歳以上/【1.0.0.28】
勝3.4%/連3.4%/複3.4%
年齢とともにスピード能力が落ちていくと言われるが、意外にも4歳馬の成績が思ったほどよくない。3着以内数は多いが、連軸となると微妙な成績だ。一歩リードしているのが5歳馬で、過去6年で3勝2着2回は立派な成績。スプリント路線は、5歳が完成の域に達する時期なのかもしれない。その証拠に、6歳馬は4連対しているが、勝ち星はゼロだ。
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