2017/08/06 UMAJiN.net/データ部「重賞攻略データ」
【重賞完全攻略データ】関屋記念(GIII)を徹底分析!
新潟伝統のマイル重賞であり、サマーマイルシリーズの第2戦目。ローカル重賞とはいえ、近年ではジャスタウェイやダノンシャークなど、ここで好走した馬が秋のGIで活躍することがある。そういった意味では秋に向けて注目すべき一戦だろう。ここでは過去10年のデータをもとに好走馬のポイントを探っていきたい。
まずは、いつものように人気面から。
■単勝人気別成績
※勝=勝率/連=連対率/複=複勝率
・1人気/【3.3.1.3】
勝30.0%/連60.0%/複70.0%
・2人気/【2.2.0.6】
勝20.0%/連40.0%/複40.0%
・3人気/【1.1.2.6】
勝10.0%/連20.0%/複40.0%
・4人気/【3.0.0.7】
勝30.0%/連30.0%/複40.0%
・5人気/【0.2.0.8】
勝0.0%/連20.0%/複20.0%
・6人気/【1.1.1.7】
勝10.0%/連20.0%/複30.0%
・7人気/【0.1.0.9】
勝0.0%/連10.0%/複10.0%
・8人気/【0.0.2.8】
勝0.0%/連0.0%/複20.0%
・9人気/【0.0.1.9】
勝0.0%/連0.0%/複10.0%
・10人気以下/【0.0.3.67】
勝0.0%/連0.0%/複4.3%
上位人気の信頼度が高く、とくに1、2人気は昨年以外、どちらか一方は連対している。昨年にしても1人気が3着だったように、2頭ともバッサリ消すのは危険だ。3人気は昨年優勝したが、1、2人気に比べるとやや劣る。3勝の4人気はここ2年が2ケタ着順で勢いがなくなってきているものの、一応注目しておこう。あとは、14年3着、15年2着の6人気にも要注意。
次にステップ面を見ていきたい。
■前走別成績
※勝=勝率/連=連対率/複=複勝率
・中京記念/【2.2.1.31】
勝5.6%/連11.1%/複13.9%
・安田記念/【2.1.0.5】
勝25.0%/連37.5%/複37.5%
・ダービー卿CT/【1.0.1.1】
勝33.3%/連33.3%/複66.7%
・多摩川S/【1.0.0.1】
勝50.0%/連50.0%/複50.0%
・パラダイスS/【1.0.0.1】
勝50.0%/連50.0%/複50.0%
・福島記念/【1.0.0.0】
勝100%/連100%/複100%
・飛鳥S/【1.0.0.0】
勝100%/連100%/複100%
・天皇賞・秋/【1.0.0.0】
勝100%/連100%/複100%
・エプソムC/【0.3.0.7】
勝0.0%/連30.0%/複30.0%
・鳴尾記念/【0.1.0.0】
勝0.0%/連100%/複100%
・阪急杯/【0.1.0.0】
勝0.0%/連100%/複100%
・ヴィクトリアM/【0.0.1.4】
勝0.0%/連0.0%/複20.0%
・米子S/【0.0.1.18】
勝0.0%/連0.0%/複5.3%
・谷川岳S/【0.0.1.2】
勝0.0%/連0.0%/複33.3%
・バーデンバーデンC/【0.0.1.2】
勝0.0%/連0.0%/複33.3%
・NHKマイルC/【0.0.1.2】
勝0.0%/連0.0%/複33.3%
・福島民報杯/【0.0.1.0】
勝0.0%/連0.0%/複100%
※日程や条件が大きく変わったレースは省略。
サマーマイルシリーズの第1戦である中京記念からの出走馬が多く、同シリーズが確立された2012年以降の5年で、2014年を除けば馬券に最低1頭は絡んでいる。主力ステップなのは間違いないが、そこで4着以内に好走した馬は【0.0.0.12】と全滅。狙うなら5着以下に負けた馬だ。7人気も2着に好走したことがあり、当日人気を気にせずに狙っていきたい。対して、出走頭数が少なく、成績がいいのが安田記念組だ。GIに出走するくらいだから能力が高く、好走するのも当然ではあるが、ここ2年は4頭が出走して5着が最高。軸となるとやや不安だが、着順不問で買い目に入れておきたい。他はステップがかなり多彩で絞り切れないが、夏競馬を使った馬ではなく、前走から2カ月以上間隔があいた馬に要注意。
続いては好走馬の実績を見てみよう。
■3着以内馬の重賞実績(芝限定)
※カッコ内は重賞で連対したコース
[2007年]
・カンパニー
2勝2着3回(阪神、中山、京都外、福島)
・シンボリグラン
1勝2着1回(中京、京都外)
・マイケルバローズ
未出走
[2008年]
・マルカシェンク
1勝2着2回(京都外、阪神、小倉)
・リザーブカード
未連対
・タマモサポート
1勝(福島)
[2009年]
・スマイルジャック
1勝2着2回(中山、東京、京都外)
・ヒカルオオゾラ
2着2回(東京)
・マイネルスケルツィ
2勝(京都外、中山)
[2010年]
・レッツゴーキリシマ
2着2回(中山)
・セイクリッドバレー
2着2回(新潟、中山)
・リザーブカード
2着2回(東京、新潟)
[2011年]
・レインボーペガサス
1勝(京都外)
・エアラフォン
未出走
・サトノフローラ
未連対
[2012年]
・ドナウブルー
1勝2着1回(京都外、東京)
・エーシンリターンズ
未連対(GI3着あり)
・スピリタス
未連対
[2013年]
・レッドスパーダ
1勝2着3回(東京、阪神、中山)
・ジャスタウェイ
1勝2着3回(阪神、東京)
・レオアクティブ
2勝(中山、東京)
[2014年]
・クラレント
4勝2着1回(東京、京都外)
・ダノンシャーク
2勝2着4回(東京、京都外、中山)
・サトノギャラント
未連対
[2015年]
・レッドアリオン
1勝2着1回(京都外、中山)
・マジェスティハーツ
2着3回(新潟、阪神)
・ヤングマンパワー
1勝(阪神)
[2016年]
・ヤングマンパワー
1勝(阪神)
・ダノンリバティ
2着1回(阪神)
・マジックタイム
1勝2着2回(東京、京都、中山)
3着以内30頭中23頭が重賞連対歴のある馬で、実績馬が圧倒的に有利。しかも、連対馬に限れば20頭中17頭が該当し、重賞連対歴のなかったエーシンリターンズ(2012年2着)にはGI3着の実績があったので、GI3着まで基準を広げれば18頭が該当する。昇級初戦で連対したのは2011年2着のエアラフォンのみで、同馬のように本番までに3連勝しているような上がり馬でない限り、前走を勝った勢いだけでは通用しづらい。また、重賞実績馬23頭の重賞連対コースも確認してみると、小回りの中山、福島の重賞だけでの連対という馬はたったの2頭。残る21頭は、新潟、東京、阪神(内・外回り不問)、京都外回りと、直線が長めのコースの重賞で好走していた。
そこで最後に脚質についても見てみると、
■脚質別成績
※勝=勝率/連=連対率/複=複勝率
・逃げ/【2.0.1.7】
勝20.0%/連20.0%/複30.0%
・先行/【3.4.2.27】
勝8.3%/連19.4%/複25.0%
・差し/【2.1.4.60】
勝3.0%/連4.5%/複10.4%
・追込/【3.5.3.36】
勝6.4%/連17.0%/複23.4%
逃げ馬が2頭優勝しているが、いずれも勝ちタイムは過去10年で決して速いほうではない。良馬場なら1分31秒台も記録される高速決着レースで、逃げ馬を買えるのはメンバー的に単騎のスローが見込める時だけだろう。狙うなら、ある程度の位置に付けて最後も速い脚を使える好位差しタイプか、追い込み馬。とくに追い込み馬は最後外を回すだけに外枠に入ったほうが好走の可能性が高い。現に連対した8頭中5頭は12番枠より外だ。
■[お友だち4万3000人突破!]UMAJIN.net LINE@公式アカウント【限定無料配信】
■【重要】登録ができない、メールが届かない会員様へ
■新潟伝統のマイル重賞「関屋記念」攻略もお任せ!特別メルマガ「週刊UMAJINゴールド」はコチラ!