2017/07/30 UMAJiN.net/データ部「重賞攻略データ」
【重賞完全攻略データ】小倉記念(GIII)を徹底分析!
七夕賞、函館記念に続くサマー2000シリーズの第3戦、前2戦と同じくハンデ戦で行われる。2009年に3連単97万馬券、2011年に87万馬券、昨年は32万馬券と、過去10年で5回も10万超馬券が出ている波乱になりやすいハンデ重賞だ。それを踏まえた上で、過去10年の小倉記念の狙いどころを探っていこう。
まずは人気面から。
■単勝人気別成績
※勝=勝率/連=連対率/複=複勝率
・1人気/【0.3.2.5】
勝0.0%/連30.0%/複50.0%
・2人気/【1.1.1.7】
勝10.0%/連20.0%/複30.0%
・3人気/【3.0.1.6】
勝30.0%/連30.0%/複40.0%
・4人気/【1.2.0.7】
勝10.0%/連30.0%/複30.0%
・5人気/【0.1.0.9】
勝0.0%/連10.0%/複10.0%
・6人気/【2.1.1.6】
勝20.0%/連30.0%/複40.0%
・7人気/【0.1.0.9】
勝0.0%/連10.0%/複10.0%
・8人気/【0.0.1.9】
勝0.0%/連0.0%/複10.0%
・9人気/【1.0.2.7】
勝10.0%/連10.0%/複30.0%
・10人気以下/【2.1.2.55】
勝3.3%/連5.0%/複8.3%
1人気は、過去10年で一度も勝っておらず、連対率も30%と決して高くない。近3年でも2014年のラストインパクトが6着、2015年のマローブルーが5着、2016年のダコールが4着と人気を裏切っており、安易に信用すると痛い目に遭ってしまう。2、3人気は昨年こそ馬券に絡まなかったが、2人気は2014年3着、2015年2着、3人気は2013年1着、2014年1着、2015年3着と、近5年では好調といっていい。その他で好調なのは過去3年連続で3着以内に入っている6人気。また、荒れるときは荒れる重賞だけに、10人気以下も好走しており、6人気と2、3人気、そして2ケタ人気を組み合わせて馬券を買うのがよさそうだ。
次にステップ面。
■前走別成績
※勝=勝率/連=連対率/複=複勝率
・七夕賞/【2.4.2.42】
勝4.0%/連12.0%/複16.0%
・新潟大賞典/【1.2.1.2】
勝16.7%/連50.0%/複66.7%
・マーメイドS/【1.0.1.6】
勝12.5%/連12.5%/複25.0%
・マレーシアC/【1.0.0.4】
勝20.0%/連20.0%/複20.0%
・目黒記念/【1.0.0.2】
勝33.3%/連33.3%/複33.3%
・鳴尾記念/【1.0.0.1】
勝50.0%/連50.0%/複50.0%
・天皇賞・春/【1.0.0.1】
勝50.0%/連50.0%/複50.0%
・安田記念/【1.0.0.0】
勝100%/連100%/複100%
・日本ダービー/【0.1.0.0】
勝0.0%/連100%/複100%
・皐月賞/【0.1.0.0】
勝0.0%/連100%/複100%
・米子S/【0.0.2.4】
勝0.0%/連0.0%/複33.3%
・エプソムC/【0.0.1.4】
勝0.0%/連0.0%/複20.0%
・宝塚記念/【0.0.1.3】
勝0.0%/連0.0%/複25.0%
・三木特別/【0.0.1.0】
勝0.0%/連0.0%/複100%
※日程や条件が大きく変わったレースは省略。
七夕賞や新潟大賞典など、ステップレースがハンデ重賞だった馬が好走しやすいことがわかる。もっとも馬券に絡んでいるのは七夕賞で、凡走している馬よりはそこで3着以内に入った馬の好走が目立つ。新潟大賞典は逆に凡走している馬が狙い目。ただし、2ケタ着順だった馬は微妙で、基本的には7?9着の馬を狙いたい。ほかのハンデ重賞は、マーメイドSは4着以内、目黒記念は着順不問で要注意。あとは、春のGI組も侮れない。【2.2.1.13】で、2013年?2015年は連続して馬券に絡んでいた。7着以下だった馬が狙い目だ。
次にハンデ面。
■ハンデ別成績
※勝=勝率/連=連対率/複=複勝率
51キロ以下/【0.0.0.9】
勝0.0%/連0.0%/複0.0%
52?53キロ/【2.1.4.30】
勝5.4%/連8.1%/複18.9%
54?55キロ【4.3.1.41】
勝8.2%/連14.3%/複16.3%
56?57キロ【4.6.2.33】
勝8.9%/連22.2%/複26.7%
57.5キロ以上【0.0.3.6】
勝0.0%/連0.0%/複33.3%
51キロ以下の軽ハンデ馬は馬券に絡んでおらず、馬券対象外。軽ハンデ馬を狙うなら【2.1.2.20】の53キロか。連対という意味では6連対の56キロ、4連対の55キロと57キロが好調。実績があるか、近走成績のいい馬の好走が多いということだろう。なお、57.5キロ以上は3着の可能性が高いので、3連単などではヒモに入れておきたい。
ハンデ自体では絞りづらいので、好走馬の前走と今回の斤量増減を調べてみた。
■3着以内馬の前走と今回の斤量増減
[2007年]
・サンレイジャスパー
前走ハンデ戦
54キロ→53キロ(1キロ減)
・ニホンピロキース
前走ハンデ戦
54キロ→54キロ(±0キロ)
・アラタマサモンズ
前走ハンデ戦
57キロ→52キロ(5キロ減)
[2008年]
・ドリームジャーニー
前走ハンデ戦
58キロ→57キロ(1キロ減)
・ダイシングロウ
前走ハンデ戦
57キロ→56キロ(1キロ減)
・ケンブリッジレーザ
前走ハンデ戦
55キロ→52キロ(3キロ減)
[2009年]
・ダンスアジョイ
前走ハンデ戦
55キロ→55キロ(±0キロ)
・ホッコーパドゥシャ
前走ハンデ戦
56キロ→56キロ(±0キロ)
・クラウンプリンセス
前走ハンデ戦
52キロ→53キロ(+1キロ増)
[2010年]
・ニホンピロレガーロ
前走ハンデ戦
56キロ→56キロ(±0キロ)
・バトルバニヤン
前走ハンデ戦
57キロ→57キロ(±0キロ)
・スマートギア
前走定量戦
58キロ→57キロ(1キロ減)
[2011年]
・イタリアンレッド
前走ハンデ戦
52キロ→55キロ(3キロ増)
・キタサンアミーゴ
前走ハンデ戦
55キロ→55キロ(±0キロ)
・リクエストソング
前走ハンデ戦
55キロ→55キロ(±0キロ)
[2012年]
・エクスペディション
前走ハンデ戦
55キロ→55キロ(±0キロ)
・トーセンラー
前走ハンデ戦
57キロ→57キロ(±0キロ)
・ナリタクリスタル
前走ハンデ戦
58キロ→58キロ(±0キロ)
[2013年]
・メイショウナルト
前走定量戦
57キロ→53キロ(4キロ減)
・ラブリーデイ
前走定量戦
57キロ→53キロ(4キロ減)
・マイネルラクリマ
前走ハンデ戦
57キロ→58キロ(1キロ増)
[2014年]
・サトノノブレス
前走定量戦
58キロ→57キロ(1キロ減)
・マーティンボロ
前走ハンデ戦
54キロ→56キロ(1キロ増)
・メイショウナルト
前走ハンデ戦
56キロ→57.5キロ(1.5キロ増)
[2015年]
・アズマシャトル
前走定量戦
57キロ→56キロ(1キロ減)
・ベルーフ
前走定量戦
57キロ→54キロ(3キロ減)
・ウインプリメーラ
前走ハンデ戦
54キロ→53キロ(1キロ減)
[2016年]
・クランモンタナ
前走別定戦
56キロ→54キロ(2キロ減)
・ベルーフ
前走ハンデ戦
56キロ→56キロ(±0キロ)
・エキストラエンド
前走別定戦
58キロ→57キロ(1キロ減)
一時期は前走からの増減ゼロの馬がよく好走していたが、ここ4年は1頭しか馬券に絡んでいない。ポイントは、前回よりも斤量増だった馬が3着以内5回に対し、斤量減だった馬は14回で、圧倒的に斤量減のほうが好走していること。当該レースのハンデばかりを見てしまいがちだが、前走との増減もチェックすると、より絞りやすくなる。
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