2017/06/11 UMAJiN.net/データ部「重賞攻略データ」
【重賞完全攻略データ】函館スプリントS(GIII)を徹底分析!
宝塚記念を目前に控えて北海道シリーズも開幕し、本格的な夏競馬がスタートする。ここでは函館開幕週に組まれた函館スプリントSの狙いどころを、過去10年(札幌施行の2009年を除く)のデータを踏まえて探っていく。
まずはいつものように人気面から見ていこう。
■単勝人気別成績
※勝=勝率/連=連対率/複=複勝率
・1人気【2.2.0.5】
勝22.2%/連44.4%/複44.4%
・2人気【2.1.1.5】
勝22.2%/連33.3%/複44.4%
・3人気【1.1.1.6】
勝11.1%/連22.2%/複33.3%
・4人気【1.0.3.5】
勝11.1%/連11.%/複44.4%
・5人気【0.2.1.6】
勝0.0%/連22.2%/複33.3%
・6人気【1.2.0.6】
勝11.1%/連33.3%/複33.3%
・7人気【0.0.1.8】
勝0.0%/連0.0%/複11.1%
・8人気【1.0.0.8】
勝11.1%/連11.1%/複11.1%
・9人気【0.0.0.9】
勝0.0%/連0.0%/複0.0%
・10人気以下【1.1.2.47】
勝2.0%/連3.9%/複7.8%
2011年まで上位人気(とくに1人気)の信頼度が高かったが、開幕1?2週に移動した2012年以降は不安定に。2012年こそ1、2人気のワンツー決着となったが、2013年以降の勝ち馬はすべて4人気以下。1、2人気は3着以内が一度もなく、3人気は1回しか馬券に絡んでいない。馬連配当はすべて90倍以上で、3連単は1500倍以上ととにかく大荒れだ。波乱を念頭に入れて馬券戦略を練りたい。ピンポイントで狙うなら、2013年以降で2回馬券に絡んでいる4人気と6人気。
次にステップ面。
■前走別成績
※勝=勝率/連=連対率/複=複勝率
・高松宮記念【2.2.0.10】
勝14.3%/連28.6%/複28.6%
・京王杯SC【1.0.1.5】
勝14.3%/連14.3%/複28.6%
・桜花賞【1.0.0.2】
勝33.3%/連33.3%/複33.3%
・阪神牝馬S【1.0.0.1】
勝50.0%/連50.0%/複50.0%
・安土城S【1.0.0.0】
勝100%/連100%/複100%
・クロッカスS【0.1.0.0】
勝0.0%/連100%/複100%
・オークス【0.0.1.0】
勝0.0%/連0.0%/複100%
・朱雀S【0.0.1.0】
勝0.0%/連0.0%/複100%
※日程や条件が大きく変わったレースは省略。
主流ステップのひとつであったCBC賞は、2012年に当レースと施行日が入れ替わったことで主流ステップではなくなってしまった。同じローカルの芝1200m重賞ということで密接な関係のあったCBC賞がステップに使えなくなったことも当レースが荒れるようになった要因なのかもしれない。というわけで2012年以降のデータを参照してみよう。ステップは多岐に渡っているが、目立つのがGI組の好走だ。過去5年で8頭が3着以内に入っており、14年と16年は1?3着を独占。1600万組の好走もあるが、基本はGI組から狙うのが正解だろう。ポイントはGIで好走した馬ではなく、2ケタ着順に負けている馬だ。
ステップ面のところで実績のある格上馬が有利としたが、実際に過去の好走馬の重賞実績を見てみると、
■3着以内馬の重賞実績/主な実績
[2007年]
・アグネスラズベリ
未勝利/GII2着1回
サープラスシンガー
未勝利/OP1勝
・ブラックバースピン
GIII1勝
[2008年]
・キンシャサノキセキ
未勝利/GI2着1回
・トウショウカレッジ
未勝利/OP2勝
・キングストレイル
GII1勝、GIII1勝
[2010年]
・ワンカラット
GII1勝
・ビービーガルダン
GIII2勝
・アポロフェニックス
未勝利/OP2勝
[2011年]
・カレンチャン
GII1勝
・テイエムオオタカ
未勝利/GII3着1回、GIII3着2回
・アンシェルブルー
未勝利/GII2着1回
[2012年]
・ドリームバレンチノ
未勝利/OP2勝
・ロードカナロア
GIII2勝
・ビスカヤ
未出走
[2013年]
・パドトロワ
GIII2勝
・シュプリームギフト
未勝利/OP1勝
・フォーエバーマーク
未勝利/OP1勝
[2014年]
・ガルボ
GIII3勝
・ローブティサージュ
GI1勝
・クリスマス
GIII1勝
[2015年]
・ティーハーフ
未勝利/OP1勝
・アースソニック
GIII1勝
・レンイングランド
未勝利/OP1勝
[2016年]
・ソルヴェイグ
GII1勝
・シュウジ
GIII1勝
・レッツゴードンキ
GI1勝
3着以内馬28頭中14頭が重賞ウイナー。2012年以降も12頭中9頭が該当しており、施行日が移動してから、さらにその傾向が強まっている。軸は重賞勝ち馬から選びたい。また、重賞未勝利馬でも通用するが、未出走馬以外なら最低でも重賞3着かOP勝ちの実績が欲しいところ。
最後に年齢面を見てみよう。
■年齢別成績
※勝=勝率/連=連対率/複=複勝率
3歳【1.3.2.17】
勝4.3%/連17.4%/複26.1%
4歳【2.2.3.6】
勝15.4%/連30.8%/複勝率53.8%
5歳【3.1.2.32】
勝7.9%/連10.5%/複15.8%
6歳【2.3.2.22】
勝6.9%/連17.2%/複24.1%
7歳【1.0.0.15】
勝6.3%/連6.3%/複6.3%
8歳以上【0.0.0.13】
勝0.0%/連0.0%/複0.0%
6歳馬が5連対と健闘、7歳馬も1勝しており、高齢馬だからといって軽視は禁物だ。ただし、8歳以上は馬券に絡んだことがないので消しでいい。3?5歳は互角の連対数も、3着以内で考えると、4歳馬が複勝率53.3%の優勢だ。
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