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コラム

2017/03/20  UMAJiN.net/データ部「徹底分析/重賞完全攻略データ」

【重賞完全攻略データ】高松宮記念(GI)を徹底分析!

昨年、重賞未勝利のビッグアーサーが1人気に推され、見事期待に応えて優勝。スプリント界も新時代に突入したかに思われたが、そのビッグアーサーが昨秋のスプリンターズS12着、香港スプリント10着で、いまだ主役不在だ。高松宮記念が新コースで行われるようになってから今年で6年目。ここでは過去5年の最新データを使って、馬券のポイントを探っていきたい。

まずは人気面から見ていこう。

■単勝人気別成績
※勝=勝率/連=連対率/複=複勝率
・1人気/【2.0.2.1】
 勝40.0%/連40.0%/複80.0%
・2人気/【1.2.0.2】
 勝20.0%/連60.0%/複60.0%
・3人気/【1.1.2.1】
 勝20.0%/連40.0%/複80.0%
・4人気/【1.0.0.4】
 勝20.0%/連20.0%/複20.0%
・5人気/【0.0.0.5】
 勝0.0%/連0.0%/複0.0%
・6人気/【0.1.0.4】
 勝0.0%/連20.0%/複20.0%
・7人気/【0.0.0.5】
 勝0.0%/連0.0%/複0.0%
・8人気/【0.1.0.4】
 勝0.0%/連20.0%/複20.0%
・9人気/【0.0.0.5】
 勝0.0%/連0.0%/複0.0%
・10人気以下/【0.0.1.43】
 勝0.0%/連0.0%/複2.3%

1人気を見ると勝率、連対率は微妙も、複勝率は80%で安定した成績を残している。唯一馬券圏外となったのが2015年のストレイトガールで、単勝オッズは5.1倍だった。その他の1人気が単勝オッズ4倍未満だったことから、ここがボーダーラインといえる。勝率、複勝率は劣るものの、1人気よりも連対率が上なのが2人気。この結果からもわかるが、1、2人気のワンツーは過去5年で2回あり、両方ともが3着以内に入ったのが1回と、人気サイドがきっちり馬券に絡むことが多い。3人気にしても服装率80%で安定度抜群だ。ただし、2014年と2015年は1、2人気が連を外して馬単万馬券となっており、堅い時もあれば荒れる時もある、両極端なレースといえる。4人気以下では、10人気までが馬券に絡んでいる。サンプル数が多いので声を大にしては言えないが、11人気以下は消しでいいかもしれない。

次にステップレースを見てみよう。

■前走別成績
※勝=勝率/連=連対率/複=複勝率
・阪急杯/【2.2.1.23】
 勝7.1%/連14.3%/複17.9%
・オーシャンS/【1.2.2.26】
 勝3.2%/連9.7%/複16.1%
・シルクロードS/【1.1.2.9】
 勝7.7%/連15.4%/複30.8%
・チェアマンズSP/【1.0.0.0】
 勝100%/連100%/複100%

ステップは阪急杯、オーシャンS、シルクロードSが主力。これは過去10年で見ても同じで、新コースになっても傾向は大きく変わっていない。オーシャンS組の出走数が多く、率でいえば開きがあるが、好走した頭数でいえば、この三本柱はほぼ互角。まず阪急杯組だが、過去に好走した馬を見ると、全馬とも阪急杯で4番人気以内かつ3着以内だった。この条件に合致がした過去の馬は【2.2.1.3】で勝率25%、連対率50%、複勝率62.5%。阪急杯組は、前走の人気と結果が本番に直結するステップといえる。シルクロードS組も同じで、昨年のビッグアーサー(前走1人気・5着)は例外として、残りの3頭はすべてシルクロードSを2番人気以内で優勝していた。

オーシャンS組はその逆で、優勝馬の本番成績は【0.0.0.4】。過去10年で見ても、オーシャンS優勝馬は【1.0.0.7】で、唯一馬券に絡んだのが、11年優勝のキンシャサノキセキだけだ。そのオーシャンSの狙いどころは、【1.2.1.10】の2?5着だった馬。さらにその前走で1人気だった場合は【1.1.1.1】となり、連対率は50%、複勝率は75%と飛躍的にアップする。つまり、主要ステップ3レースは、そこで上位人気に支持された馬たちが本番で好走しているということ。なお、スプリンターズSや香港スプリントから直行する馬もいるが、2カ月以上の休み明けは【0.0.0.4】と結果を出せていない。過去10年で見ても【0.1.0.14】と苦戦しており、馬券に絡めたのは、2009年優勝スリープレスナイトだけだ。

ローテーションについてもう少し踏み込んでみよう。注目したのは前々走のレースだ。

■3着以内馬の前走/前走←前々走成績
[2012年]
・カレンチャン
 オーシャンS4着←香港スプリント5着
・サンカルロ
 阪急杯3着←阪神カップ1着
・ロードカナロア
 シルクロードS1着←京阪杯1着

[2013年]
・ロードカナロア
 阪急杯1着←香港スプリント1着
・ドリームバレンチノ
 シルクロードS1着←スプリンターズS3着
・ハクサンムーン
 オーシャンS9着←京阪杯1着

[2014年]
・コパノリチャード
 阪急杯1着←阪神カップ10着
・スノードラゴン
 オーシャンS2着←根岸S11着
・ストレイトガール
 シルクロードS1着←尾張S1着

[2015年]
・エアロヴェロシティ
 チェアマンズSP2着←香港スプリント1着
・ハクサンムーン
 オーシャンS2着←阪神カップ18着
・ミッキーアイル
 阪急杯2着←阪神カップ7着

[2016年]
・ビッグアーサー
 シルクロードS5着←阪神カップ3着
・ミッキーアイル
 阪急杯1着←香港スプリント7着
・アルビアーノ
 オーシャンS5着←マイルCS5着

3着以内馬の前々走を見ると、阪神カップ経由が5頭で最多。18着だった馬もいるので、そこでの着順を気にする必要はない。次に多かったのが、3頭の香港スプリント経由。ここからぶっつけで挑むと好走できないが、間にレースを挟むと好走の余地があるのだ。ただし、香港スプリントで2ケタ着順だった馬は狙えない。好走の目安は7着以内。あとは2頭の京阪杯経由あたりまでが注目のローテ。資格があるのは、京阪杯優勝馬のみ。

続いては年齢面。基本的に年齢とともにスピード能力が減退するといわれるサラブレッドだが、果たして成績はどのようになっているのだろうか。

■年齢別成績
※勝=勝率/連=連対率/複=複勝率
・4歳/【1.0.4.14】
 勝5.3%/連5.3%/複26.3%
・5歳/【3.1.1.19】
 勝12.5%/連16.7%/複20.8%
・6歳/【0.4.0.19】
 勝0.0%/連17.4%/複17.4%
・7歳以上/【1.0.0.22】
 勝4.3%/連4.3%/複4.3%

意外だったのが、4歳馬の成績が思ったほどよくないこと。3着以内数は多いが、連対となると微妙で連軸にはしづらい。一歩リードしているのが5歳馬で、過去5年で3勝は立派な成績。スプリント路線では、5歳が完成の域に達する時期なのかもしれない。その証拠に、6歳馬は4連対しているが、勝ち星はゼロだ。

最後に脚質面を見てみよう。

■脚質別成績
※勝=勝率/連=連対率/複=複勝率
・逃げ/【0.0.1.4】
 勝0.0%/連0.0%/複20.0%
・先行/【4.2.2.13】
 勝19.0%/連28.6%/複38.1%
・差し/【1.2.2.34】
 勝2.6%/連7.7%/複12.8%
・追込/【0.1.0.23】
 勝0.0%/連4.2%/複4.2%

逃げ馬は苦戦しているものの、先行馬が馬場状態不問で断然有利。そのあたりはジョッキーたちもわかっているようで、前走で逃げた馬でも本番では無理に先頭を主張せず、好走していることがある。本番で逃げた馬は実績もなく、人気薄の場合が多いので、玉砕覚悟の馬がほとんどなのだろう。あとは直線が長いといっても差しは決まるが、追込はほぼ決まらないので注意が必要だ。

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