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コラム

2017/01/17  UMAJiN.net/データ部「重賞攻略データ」

【重賞完全攻略データ】AJCC(GII)を徹底分析!

大阪杯のGI昇格など、春の古馬中長距離路線の充実に伴い、今後より重要度が増しそうな感のあるAJCC。春のGIへ向けて実績馬が好スタートを切るのか、それとも新鋭が台頭するのか、馬券のポイントを過去10年のデータから探っていくことにしよう。

まずは人気面から見ていきたい。

■単勝人気別成績
1人気  【2.0.0.8】/勝率20.0% 連対率20.0% 複勝率20.0%
2人気  【4.2.2.2】/勝率40.0% 連対率60.0% 複勝率80.0%
3人気  【1.1.2.6】/勝率10.0% 連対率20.0% 複勝率40.0%
4人気  【2.0.1.7】/勝率20.0% 連対率20.0% 複勝率30.0%
5人気  【1.2.0.7】/勝率10.0% 連対率30.0% 複勝率30.0%
6人気  【0.1.3.6】/勝率0.0% 連対率10.0% 複勝率40.0%
7人気  【0.1.2.7】/勝率0.0% 連対率10.0% 複勝率30.0%
8人気  【0.0.0.10】/勝率0.0% 連対率0.0% 複勝率0.0%
9人気  【0.2.0.8】/勝率0.0% 連対率20.0% 複勝率20.0%
10人気以下【0.1.0.44】/勝率0.0% 連対率2.2% 複勝率2.2%

安定感を表す複勝率で、2人気が80%と飛び抜けており、それ以外は8人気を除けば1?9人気まで数値に大きな偏りはない。GIIの別定戦というと1人気が比較的強いイメージもあるが、2015年に超実績馬のゴールドシップが圧倒的人気を裏切ったように、ここではどんな実力馬であっても疑ってかかりたい。2人気以外混戦模様だが、10人気以下の超人気薄はほぼ好走しないので、むやみな大穴狙いは危険。馬券は2人気を中心に9人気まで手広く、配当傾向でいうなら中穴狙いのスタンスが基本となる。もし大穴を狙いたいというなら3連単で。過去3連単の10万以上馬券は4回出現しているが、そのうち3回は1人気が消えて7・9人気が絡んでいた。このあたりの組み合わせをヒントに、一発を狙ってみるのも面白い。

次にステップ面を見ていこう。

■前走別成績
有馬記念   【4.2.1.9】/勝率25.0% 連対率37.5% 複勝率43.8%
中山金杯   【2.2.1.23】/勝率7.1% 連対率14.3% 複勝率17.9%
金鯱賞    【2.0.2.2】/勝率33.3% 連対率33.3% 複勝率66.7%
クリスマスC 【1.0.0.2】/勝率33.3% 連対率33.3% 複勝率33.3%
ステイヤーズS【1.0.0.9】/勝率10.0% 連対率10.0% 複勝率10.0%
ディセンバーS【0.2.2.4】/勝率0.0% 連対率25.0% 複勝率50.0%
天皇賞・秋  【0.1.0.1】/勝率0.0% 連対率50.0% 複勝率50.0%
菊花賞    【0.1.0.1】/勝率0.0% 連対率50.0% 複勝率50.0%
福島記念   【0.1.0.0】/勝率0.0% 連対率100% 複勝率100%
ジャパンC  【0.0.1.1】/勝率0.0% 連対率0.0% 複勝率50.0%
寿S     【0.0.1.1】/勝率0.0% 連対率0.0% 複勝率50.0%
クリスマスC 【0.0.1.0】/勝率0.0% 連対率0.0% 複勝率100%
※日程や条件が大きく変わったレースは省略

中心は文句なく有馬記念組だ。有馬記念の着順でいうと、さすがに連対馬の出走はなく、すべて3着以下馬の出走だったが、3?5着馬はトータル【2.1.0.3】で連対率50%は十分合格点。ただ、6着以下についても複勝率は40%もあるわけだから、基本的には着順不問としてもいいかもしれない。また、同組に関しては関東馬が【2.2.1.3】、関西馬が【2.0.0.6】と、安定感では関東馬が圧倒的に上。関西馬の有馬記念組は勝つか着外かハッキリしており、実績馬でも過信は禁物。また、有馬記念を含め、前走が前年秋のGIという馬は【4.4.2.14】と好成績で、とくに菊花賞や天皇賞・秋以来という馬は要注目。一方、出走数が多い中山金杯組は信頼度こそ落ちるものの、穴馬として期待が持てるので軽視は危険。なかでも中山金杯の5着以下で、本番で人気のない馬は是非とも押さえておきたい。さらに安定感十分の金鯱賞とディセンバーSの上位着順組も注目すべし。

施行される芝2200mは距離的にも特殊な条件で、かつ小回りの中山コースということで、その特性も重要になる。実際、過去10年の3着以内馬の芝2200m実績と中山実績を調べてみると、

■3着以内馬の芝2200m実績と中山実績
2007年
マツリダゴッホ/未勝利・4戦2勝(複勝率75%)
インテレット/未勝利・4戦2勝(複勝率50%)
シルクネクサス/未勝利・4戦1勝(複勝率25%)

2008年
エアシェイディ/未勝利(重賞2着あり)・7戦1勝(複勝率57%)
トウショウナイト/未勝利(重賞2着あり)・10戦2勝(複勝率40%)
ブラックアルタイル/1勝・9戦1勝(複勝率44%)

2009年
ネヴァブション/未勝利・12戦3勝(複勝率50.%)
エアシェイディ/1勝・11戦2勝(複勝率64%)
トウショウシロッコ/未勝利(重賞2着あり)・12戦2勝(複勝率58%)

2010年
ネヴァブション/1勝・15戦4勝(複勝率47%)
シャドウゲイト/未勝利・11戦3勝(複勝率45%)
トウショウシロッコ/未勝利(重賞2着あり)・17戦2勝(複勝率53%)

2011年
トーセンジョーダン/未出走・3戦2勝(複勝率67%)
ミヤビランベリ/未勝利・2戦0勝(複勝率50%)
ネヴァブション/2勝・19戦5勝(複勝率47%)

2012年
ルーラーシップ/未勝利・2戦0勝(複勝率0%)
ナカヤマナイト/未出走・3戦2勝(複勝率100%)
ゲシュタルト/1勝・4戦0勝(複勝率50%)

2013年
ダノンバラード/未出走・未出走
トランスワープ/未出走・7戦2勝(複勝率57%)
アドマイヤラクティ/1勝・2戦2勝(複勝率100%)

2014年
ヴェルデグリーン/1勝・8戦4勝(複勝率63%)
サクラアルディード/未勝利・2戦0勝(複勝率0%)
フェイムゲーム/未出走・6戦2勝(複勝率33%)

2015年
クリールカイザー/1勝・14戦4勝(複勝率57%)
ミトラ/未出走・2戦2勝(複勝率100%)
エアソミュール/2勝・2戦1勝(複勝率50%)

2016年
ディサイファ/未勝利・7戦0勝(複勝率57%)
スーパームーン/未出走・6戦0勝(複勝率67%)
ショウナンバッハ/1勝・2戦0勝(複勝率0%)

芝2200mの戦歴の内訳は、1勝以上:10頭、未勝利:9頭、未勝利(重賞2着あり):4頭、未出走:7頭。未勝利馬と未出走馬を合わせて20頭と3分の2を占めているが、未出走馬を除く芝2200m経験馬23頭のうち、13頭は勝ち星や重賞好走など実績を挙げているわけだから、同距離の好走経験はあった方がベター。また、芝2200m実績よりも重要になってくるのが中山実績(芝・ダート不問)で、3着以内30頭中、中山で好走実績がなかったのはわずか3頭(うち1頭は中山未出走)のみ。それ以外の27頭は最低でも中山での複勝率が25%以上で、うち24頭が複勝率40%以上。つまり、中山巧者に有利なレースということもできる。

最後に年齢面を見てみたい。

■年齢別成績
4歳   【1.2.1.13】/勝率5.9% 連対率17.6% 複勝率23.5%
5歳   【3.0.4.20】/勝率11.1% 連対率11.1% 複勝率25.9%
6歳   【3.1.3.27】/勝率8.8% 連対率11.8% 複勝率20.6%
7歳以上 【3.7.2.45】/勝率5.3% 連対率17.5% 複勝率21.1%

各世代とも複勝率だけ見れば、とくに大きな差はない。だが連対率では4歳と7歳以上が双璧と高齢馬の活躍が目立つ。高齢馬でいうと、馬券に絡んだことがない9歳以上を除けば、7・8歳のトータルで【3.7.2.34】。連対率22%と4歳世代を超える。高齢馬の活躍が多いということは、裏を返せばそれだけ「コース・レース経験」が必要とされるレースなのだろう。

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