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コラム

2018/02/01  平松さとし「世界の騎手列伝」

【世界の騎手列伝 vol.120】クリストフ・スミヨン(PART-3)

写真は昨年10月、シャンティイ4100mのGIカドラン賞でヴァジラバドを勝利に導いたときのもの。また日本の大レースでもその手綱捌きを見てみたい!

 昨年、数々の記録を塗り替えたのが、日本でもお馴染みのクリストフ・スミヨン。今回は久しぶりに、そして改めて彼を紹介しよう。

 スミヨンが生まれたのは1981年6月4日、ベルギーのシュカールビークだった。

 父ジャーン・マルク・スミヨンは障害騎手。スミヨン自身は「8歳前後ではポニーのレースに騎乗していた」。

 97年8月、フランスのセドリック・ブータン厩舎からデビューし、99年には見習いチャンピオン。その後アンドレ・ファーブル調教師と優先騎乗契約を結んだ。

 2000年にはベリーンズサンに騎乗して重賞初制覇(フォンテンブロー賞)。01年にはプールデッセデプーラン(仏2000ギニー)を勝利し、GI初制覇を飾ると、同年アナバーブルーでジョッケクルブ賞(仏ダービー)も優勝。その時はまだ19歳。ダービーはその後、2勝を加え計3勝している。

 他にも大レースを勝ちまくり。タイトルを挙げればキリがないが、ほんの一部を紹介すると凱旋門賞2勝(03年ダラカニ、07年ザルカヴァ)、キングジョージVI世&クイーンエリザベスS(06年ハリケーンラン)、BCターフ(05年シロッコ)、ドバイシーマクラシック(15年ドルニヤ)、ヴェルメイユ賞(08年ザルカヴァなど4勝)、ジャックルマロワ賞(10年マクフィなど3勝)、香港ダービー(06年ヴィヴァパタカ)、英愛のチャンピオンS(いずれも16年アルマンゾール)、日本でも秋の天皇賞(10年ブエナビスタ)、ジャパンC(14年エピファネイア)などを優勝。

 昨年17年もザラックによるサンクルー大賞典、サンダースノーによるジャンプラ賞、シャキールのパリ大賞典、ヴァジラバドのカドラン賞などGIを勝ちまくった。

 03年には207勝、05年は226勝、13年は228勝と当時のフランス年間最多勝を記録。その後、ブドーに記録を更新されると、スミヨンもローカルでも乗るようになり、昨年17年はついに306勝。フランス新記録となる勝ち数で2年ぶり9度目のリーディングジョッキーに返り咲いた。(文中敬称略)

・<「PART-2」となる2016年10月のコラムはコチラ>【世界の騎手列伝 vol.55】クリストフ・スミヨン(PART-2)(UMAJINコラム 2016/10/20)

・<「PART-1」にあたる昨2016年3月のコラムはコチラ!>【世界の騎手列伝 vol.25】クリストフ・スミヨン(UMAJINコラム 2016/03/24)

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