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コラム

2017/05/04  平松さとし「世界の騎手列伝」

【世界の騎手列伝 vol.82】サミエル・クリッパートン

クリッパートン騎手の現在の夢は「日本で騎乗し大きなレースに勝つ」というもの。その願いが叶う日を楽しみに待ちたい。

 日本馬ネオリアリズムの勝利で幕を閉じた先週の香港・クイーンエリザベス二世盃(GI)。連覇を狙った地元のワーザーは3着に敗れたが、この馬の前走や中間の追い切りで騎乗していたのが今回紹介するサミエル・クリッパートンだ。

 94年1月生まれでまだ23歳。オーストラリア、シドニー出身のオーストラリア人だ。

 幼い頃はショージャンピングのライダーとして「Aクラスのチャンピオンだった」と本人。15歳の時、元騎手で殿堂入りしている調教師のロン・クィントンを師事。見習いとなり10年にデビュー。初勝利までは4カ月ほど要したがその後、徐々に勝ち鞍を伸ばすとゴドルフィンからの騎乗依頼も舞い込むようになった。

 13?14年シーズンにはシドニー地区では20年ぶりとなる2度目の見習いチャンピオン。14?15年シーズンには81勝すると、16年、ピーピングに騎乗してクールモアクラシックを優勝。自身初のGI制覇を飾ると約1カ月後にはオールエイジドSをイングリッシュで勝利し、2度目のGI制覇。今シーズンは香港で騎乗し、トップトレーナーのジョン・ムーアからも信頼され、リーディング3位を僅差で争うところまで活躍している。

 まだ23歳と若く、「将来、日本で騎乗し大きなレースに勝つことが現在の夢」だと語る。(文中敬称略)

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